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【3/27】オープン講座「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいヒップホップ 〜」    講師:大和田 俊之 ゲスト・スピーカー:長谷川 町蔵 、渡辺 志保 、荘子it

【3/27】オープン講座「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいヒップホップ 〜」    講師:大和田 俊之 ゲスト・スピーカー:長谷川 町蔵 、渡辺 志保 、荘子it




▷本講義はオンライン講座です。地方や国外の方も是非ご参加ください。
▷リアルタイム視聴のほか、アーカイブ視聴も可能です。当日参加できない方も後日ご視聴いただけます。


 

毎回テーマに沿ったジャンルをがっつり掘り下げる『ゼロから聴きたい』シリーズ。
今回のテーマは”ヒップホップ”です。

「基本的に音楽ファンなのだが、ヒップホップが出てきた時に乗り切れずに、新譜を買う習慣が途切れてしまった」という初心者の方や、「トラップ以降のヒップホップがよく分からない…」という方、あるいは「生まれた時にはすでにヒップホップがあったので、どのような経緯で誕生して広まっていったのか知りたい」といった方などなど、知識レベルは問いません。

この機会に改めて勉強しましょう。

 

ゼロから聴きたいヒップホップ- 講師:大和田俊之より


現在、日本でヒップホップは奇妙な位置付けの音楽ジャンルになっているように思います。長谷川町蔵と私が『文化系のためのヒップホップ入門』(アルテスパブリッシング 2011年)を上梓したときに比べても、たとえば『フリースタイルダンジョン』などの人気番組によって、ヒップホップの基本的なフォームやラップのスキルに関する知識は若い人を中心に多くのリスナーに浸透しています。そして何より、日本には一貫して豊かなヒップホップのシーンが存在し、多くのヘッズ(ファン)を魅了し続けてきました。

その一方、そうしたシーンと日本のメインストリームの音楽との間には依然として距離があり、ヒップホップという音楽ジャンルに日常的に触れることのない音楽ファンがたくさんいることも事実です。もしかするとその傾向は、(いくつかの例外を除けば)1990年代後半と比べても強まっているかもしれません。

対照的に、アメリカの音楽シーンを見ると、2017年にR&B/ヒップホップがロックを追い抜いて最大の音楽ジャンルになったことに象徴されるように、いまやヒップホップこそがメインストリームの音楽となっています。また現在、世界を席巻するK-POPも「ヒップホップの要素が強い」音楽として知られています。これは一体何を意味しているのでしょうか。アイドルグループにラップ担当がいれば、それはヒップホップ的な音楽になるのでしょうか。それとも、そうしたわかりやすい指標とは別に、ヒップホップ特有の音楽性があるのでしょうか。

本講座では、一般的な音楽ファンを対象に、あらためてヒップホップという音楽ジャンルの歴史を簡単に振り返りながら、とくに現在のメインストリームの音楽との関係について解説します。ヒップホップの歴史上、ビート/リズム、ラップのスタイル、そして作曲法はどのように変化したのでしょうか。またそれはポピュラー音楽全体にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。こうした問いを念頭に置きながら、ゲストの荘子itさんには実演者としてヒップホップという音楽ジャンルの特性とそのポテンシャルについて、また渡辺志保さんには日米のヒップホップシーンの聴き方/見方についてお話を伺います。

 

講義内容(予定)


・ヒップホップの歴史

・現在のポピュラー音楽シーンとの関連性

・実演者としてヒップホップという音楽ジャンルの特性とそのポテンシャルについて

・日米のヒップホップシーンの聴き方/見方

※音楽に関する講座ですので、内蔵のスピーカーではなく、イヤフォン/ヘッドフォンでの受講をお勧めします。

 


講 師:大和田 俊之
ゲスト:長谷川 町蔵
    渡辺 志保
    荘子it
開催日:2021年3月27日(土)
時 間:13:00〜17:00
参加費:一般・・・1,000円
    美学校在校生・・・500円
形 式:ZOOMによるオンラインでの開催です。
申 込:こちらのPeatixのページからお申し込みください。

                                                    

オンライン講座に関して


本講義はオンライン授業です。

リアルタイムでのご参加のほか、アーカイブによる後追い視聴も可能となっております。当日参加が難しい方も是非アーカイブ視聴をご利用ください。

なお、アーカイブの販売提供は講座終了後から2週間の4/10までとなります。

チケット購入者の方へ全員にアーカイブ視聴のURLをpeatixよりお送りいたします。
アーカイブの視聴期限は3/29から6/10までとなります。

【使用ツール】
■本講義はZOOMを用いて行います。
講義用のURLやパスワードはpeatixよりお送りしますので、そちらからご参加いただく形となります。
※プライバシー保護やハウリング防止のため、受講生の方はマイクとビデオをオフにさせていただきます。

【ZOOMを始めて使用される方へ】
ZOOMはPCやスマートフォンにて、インストール不要で利用できるサービスです。ZOOMを利用したことがないという方はこちらの案内に従って、各自のご自宅から参加可能かどうか、音声や回線など、通信環境を必ずご確認ください。
ご使用端末やご自宅のインターネット環境でZOOMが使用できることをご確認の上お申し込みください。


講師プロフィール


大和田 俊之(おおわだ・としゆき)

慶應義塾大学教授。2020年-21年ハーバード・イェンチン研究所客員研究員。『アメリカ音楽史』(講談社)で第33回サントリー学芸賞受賞。他に、編著『ポップ・ミュージックを語る10の視点』(アルテスパブリッシング)、長谷川町蔵との共著『文化系のためのヒップホップ入門1、2、3』(アルテスパブリッシング)、磯部涼、吉田雅史との共著『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版)、細川周平編著『民謡からみた世界音楽』(分担執筆、ミネルヴァ書房)など。

 

 


長谷川 町蔵(はせがわ・まちぞう)

色々やってる文筆家。主な著書に大和田俊之氏との「文化系のためのヒップホップ入門1〜3」、「インナー・シティ・ブルース」「サ・ン・ト・ランド サウンドトラックで観る映画」など。

 

 

 


渡辺 志保(わたなべ・しほ)

音楽ライター。広島市出身。主にヒップホップ関連の文筆や歌詞対訳などに携わる。これまでにケンドリック・ラマー、A$AP・ロッキー、ニッキー・ミナージュ、ジェイデン・スミスらへのインタヴュー経験も。共著に『ライムスター宇多丸の「ラップ史」入門」(NHK出版)などがある。block.fm「INSIDE OUT」、bayfm「MUSIC GARAGE:ROOM101」などをはじめ、ラジオMCとしても活動中。

 

 

 


荘子it (ソーシット)

1993年生まれ。
2019年3月20日に1st Album『Dos City』で米LAのDeathbomb ArcからデビューしたHip HopクルーDos Monosのリーダーとして、全曲のトラックメイクとラップを担当。プログレやフリージャズ、哲学やサブカルチャーまで奔放なサンプリングテクニックで現代のビートミュージックへ昇華したスタイルが特徴。様々なアーティストへのトラック提供に加え、ドラマや映画の劇伴音楽、文芸誌での執筆や映画評など、越境的に活動している。

 

 


〈オープン講座〉


映画を聴く 岸野雄一 岸野雄一

▷授業日:2021年 5/11、5/25、6/8、6/22、7/6、7/20、8/3、8/10
全て火曜日 20:00~22:00(全8回)
この講座では、映画における音/音楽の歴史や方法論、その効果を読み解く技術、すなわち『映画の聴き方』を身につけていきます。講師の所有する膨大な映像アーカイブをプレイバックしながら、20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。


歌というフィクション(2) 大谷能生 大谷能生

▷授業日:2021年 5/14、6/11、7/09、8/06、9/10、10/8
全て金曜日  19:00 〜 21:30(全6回)
この講義では、近世から現代までの日本における、その時々の「歌」が生み出してきたフォーマットを辿ることを縦軸に、そして、吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』および菅谷規矩雄『詩的リズム』において展開されている言語論を横軸にして、どのような力の合成がフィクションとしての「歌」を成り立たせているのかの解析を試みます。


ライター講座 presents 編集講座 望月哲、柳樂光隆

▷授業日:2021年 3/14
日曜日  19:00 〜 21:30
柳樂光隆が講師を務める本校『ライター講座』のスピンオフイベントとして、『編集』をテーマにしたオープン講座を行います。 ゲストには『渋谷系狂騒曲』を上梓した編集者の望月哲氏をむかえ、編集の基本的な考え方から具体的な事例に至るまでをレクチャー。 ライティングおよびコンテンツ制作において大きな武器となり得る『編集的な思考』を、具体的な仕事の解説を通して紐解いていきます。