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現代アートの勝手口 齋藤恵汰+中島晴矢

現代アートの勝手口 齋藤恵汰+中島晴矢



定員:10名
期間:2022年5月〜2023年3月
日時:毎週金曜日 19:00〜22:00
学費:330,000円 教程維持費:10,000円(通額)
開催教室:本校

※22年度の募集は締め切りました。


 

今や現代アートは細分化し、あらゆるジャンルを包摂する取り組みの総称となっています。1990年のバブル崩壊から30年間の間に起こった日本の文化的な無根拠を下敷きに、私たちは幅広いプロジェクトを勝手に展開してきました。

過去30年の間には色々なことがありました。95年の阪神淡路大震災、01年のアメリカ同時多発テロ、04年のSNS元年、08年のリーマンショック、11年の東日本大震災、15年の安保法案、そして2020年の新型感染症と2021年の東京オリンピック開催。

「現代アートの勝手口」は、この20世紀を総崩れにした30年の後に、改めて勝手に現代アートをやろうという集まりです。私たちは広く深く種々の形式を取り扱います。知的好奇心の赴くままに一緒に遊べる人と、これからの遊び方を再発明したいのです。

講師の齋藤恵汰と中島晴矢は、齋藤がコンセプチュアルアート(設立・出版・発表)、中島がミクストメディア(映像・写真・パフォーマンス)を本分としています。互いの探究してきた多角的な事柄は、常に根拠なき文化運動の中から興味の赴くものを選び、勝手に関係することを目指してきました。

その多様な勝手こそ、みなさんと共有したいものに他なりません。むろん「勝手口」とは台所の出入り口を指します。この講座を通し、三河屋のようにひとの勝手口から勝手に出入りして、その勝手を盗み合えるひとたちと出会えれば幸いです。

 

カリキュラム(内容と流れ)


当講座は基本的に「理論と実践」がセットになっています。各テーマごとに講義やテクスト読解を通じて「理論」を学び、ワークショップや作品制作により「実践」を行なってもらいます。

1学期は座学に徹し、芸術活動を展開していく際の基礎体力となる現代アートや各種カルチャーの知識を、テキストの精読を通じて学びます。2学期はアーティストや批評家、キュレーター、コレクティヴ、ダンサーなど、多彩なゲストを招いてより横断的な知見を広げながら作品制作を実行し、クラス全体で議論を交わす中で作品のコンセプトや精度を高めていきます。3学期は各受講生のパーソナリティに合わせた制作の補助をベースに、年度末に行われる修了展に向けて作品制作と展覧会準備を進めていきます。

これらの成果を受講生が自主的に企画する修了展で発表します。

※8月の夏季休暇にはOBも交えた夏合宿を予定。昨年度は鳥取県のレジデンススペース「コトメヤ」に宿泊し、近辺のアートスポットめぐりやリサーチ、その土地ならではのゲストを迎えての講義などを催しました。

 

授業内容(一例)


・山本浩貴『現代美術史』の精読
・椹木野衣『日本・現代・美術』の精読
・「路上観察」の視点で街を歩く
・クリエイティブ・ライティング入門
・自身の『根拠地』を示す
・「パフォーマンス / ヴィデオ」論
・「ケーキ」から考える批評とアート
・21世紀初頭の現代アート論考
・キュレーション以後のアート
・「ユートピア」探求

 

過去のゲスト講師


・野ざらし(プロジェクトチーム)
・アグネス吉井(ダンスユニット)
・遠藤麻衣(アーティスト)
・鈴木操(彫刻家)
・筒井宏樹(近現代美術史)
・佐々木友輔(映像作家)
・赤井あずみ(鳥取県立博物館主任学芸員)
・大和田俊(サウンドアーティスト)
・赤井浩太(批評家)
・山内祥太(アーティスト)

※今年度も多彩なゲスト講師をお招きする予定です。

 

講師プロフィール


齋藤恵汰(さいとう・けいた)

1987年東京生まれ。2008年、アートプロジェクト『渋家』を創設。2009-2011年、東京文化発信プロジェクト室と劇作家・岸井大輔の共催による『東京の条件』にて戯曲集を編集。2013年、NHK Eテレ『ニッポンのジレンマ、新TOKYO論』にて登壇。2014-2015年、森下スタジオおよび吉祥寺シアターにて演出家・篠田千明の主催による上演作品『機劇』『非劇』の作家を務める。2015-2018年、20代〜30代の批評家・研究者・作家たちによって作られた、不定期刊行の批評誌『アーギュメンツ』創刊。2016年『私戦と風景』原爆の図 丸木美術館(埼玉)2017年『自営と共在』BARRAK大道(沖縄)2019年『構造と表面』駒込倉庫(東京)にて展覧会のキュレーションを行った。現在は上演・キュレーションに加え映画製作のためのプロダクションを運営。脚本・小説・SNSなど各種テキストの執筆・編集を行う。

 

中島晴矢(なかじま・はるや)

アーティスト。1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。美学校「現代アートの勝手口」講師、MC(Stag Beat)、プロジェクトチーム「野ざらし」ディレクター。現代美術、文筆、ラップなど、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開。主な個展に「東京を鼻から吸って踊れ」(gallery αM/東京、2019-2020)、「バーリ・トゥード in ニュータウン」(TAV GALLERY、東京、2019)、グループ展に「芸術競技」(FL田SH、東京、2020)、連載に「オイル・オン・タウンスケープ」(論創社)、「中島晴矢の断酒酒場」(M.E.A.R.L.)など。http://haruyanakajima.com/

 

 

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〈現代美術〉


アートのレシピ 松蔭浩之+三田村光土里 Matsukage Hiroyuki

▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
俗にいう「現代アート」に限らず、音楽、映画、サブカルもアングラも含めた文化全般を視野に入れた講義、ワークショップを実施します。かならずしもアーティストを養成することが目的ではないですが、節々でアートの実践を体験してもらうことで、クリエイティビティー(=創意工夫)の本質を知ることを目指します。


ビジュアル・コミュニケーション・ラボ 斎藤美奈子 Saitoh Minako

▷授業日:毎週火曜日 13:00〜17:00
作品制作を中心に、現代美術に関する講義を交えて進む講座です。制作を通して、美術作家としてのものの捉え方や考え方も学んでいきます。まず、ゆるやかな方向性をもったカリキュラムを用意します。とにかく、何か作ってみる。そこからスタートです。


芸術漂流教室 倉重迅+田中偉一郎+岡田裕子 Kurashige Jin

▷授業日:毎週月曜日 19:00〜22:00
「芸術漂流教室」は、倉重迅、田中偉一郎、岡田裕子を中心に、ゲスト講師も招きながら展開していきます。現代美術の領域で活動しながら他ジャンルにも軸足を持つ、無駄に経験値の高い講師陣とともに「楽しく」「真面目に」漂流しましょう。


未来美術専門学校 遠藤一郎 Endo Ichiro

▷授業日:毎月第三週の土曜日と日曜日
未来美術家・遠藤一郎による新講座。本当にお前がやりたいことは何なのか。お前の夢を好きなまんまにやれ、わがままに。夢バカ最強宣言。非実力派宣言。最初の一歩。世の中にはへんなやつが必要だ!!


現代アートの勝手口 齋藤恵汰+中島晴矢 現代アートの勝手口

▷授業日:毎週金曜日 19:00〜22:00
「現代アートの勝手口」は、この20世紀を総崩れにした30年の後に、改めて勝手に現代アートをやろうという集まりです。私たちは広く深く種々の形式を取り扱います。知的好奇心の赴くままに一緒に遊べる人と、これからの遊び方を再発明したいのです。この講座を通し、三河屋のようにひとの勝手口から勝手に出入りして、その勝手を盗み合えるひとたちと出会えれば幸いです。