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劇のやめ方 篠田千明

劇のやめ方 篠田千明



定員:10名
期間:2022年5月〜2023年3月(10月期の募集は5月より開講している当教程への編入となります。)
日時:隔週火曜日 18:30〜22:00
10月期学費:95,000円 教程維持費:15,000円(通額)※教程維持費は制作実費を含みます。
開催教室:本校+スタジオ

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劇は始めるよりやめるほうが難しい。人前にでたくないというひとは、人前でなにかをやるのが嫌なのではなく、人前でなにかをやめるのが嫌なのでは、とすら思う。社会で起きている劇をやめるのはさらにとても難しい。と言うより、劇を認知することと社会を認知することはほとんど等しい。

つまり、ある劇を共有できることで生まれる社会の中に私たちは生きている。その社会全体を否定するわけではなくて、やめるべき劇があるのではないか。難しいけど、劇のやめ方を考えることはいま必要とされているように思う。

『劇をやめる』そのテキスト自体が、即興的に無数の劇を生み出す。

私は、作家としては、常に即興性を生み出す劇が生き延びるべきだと考える。即興性はより多くの声を吸い込み、より多くの身体を同時に成立させるからだ。ありとあらゆるありえない組み合わせを可能にする、『劇をやめる』という演劇を作る。

この講座では、一年を通じて二回の公演を予定しています。個々人での発表か、全員での発表になるか、それは講座の進行で変わってきます。オンラインでの実験も含んでいます。

演劇には興味があるけど集団はつらい、とか、近くで見るのこわい、とか、そういう人も歓迎です。対象となる年齢やパフォーマンス経験は問いません。誰かの誕生日を祝った経験や、来週の予定を立てる経験があるなら、それは劇を立ち上げた経験がある、ということです。

個人の生活に密着した劇は力強さがあります。

どれだけ多くのタイムラインや場所を吸収できるか、その力強さをぜひ、この講座で私と共有させてください。

 

講師プロフィール


篠田千明

2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。

以後、バンコクを拠点としソロ活動を続ける。「四つの機劇」「非劇」と、劇の成り立ちそのものを問う作品や、チリの作家の戯曲を元にした人間を見る動物園「ZOO」、その場に来た人が歩くことで革命をシュミレーションする「道をわたる」などを製作している。

2018年Bangkok Biennialで「超常現象館」を主催。2019年台北でADAM artist lab、マニラWSKフェスティバルMusic Hacker’s lab参加。

 

講師インタビュー(開講後)


やりたくない劇は、やめられる──「劇のやめ方」の開講にあたって、そう話してくださった講師の篠田千明さん。4名の受講生とともに、自分が今どんな劇をしているのか、やりたくない劇をどうしたらやめられるのかを考え、実践してきた一年。次年度の開講に向けて、講師の篠田さんに一年を振り返っていただきました。

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講師インタビュー(開講前)


大学で演劇に出会い、「快快」とバンコクでの活動を経て帰国された講師の篠田千明さん。開講に先立ち、講座内容、集団制作の面白さ、「劇をやめる」ということ、コロナ禍とキャンセレーションなど、さまざまにお話をうかがいました。

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〈様々な分野〉


モード研究室 濱田謙一 Hamada Kenichi

▷授業日:毎週土曜日 18:30〜21:30
モードを考えるところからスタートし、実際に服を作り上げるまでの授業です。何かを想像し考え、自分の中に入り込み転がり込んで出てゆく瞬間の表現手段が服であったなら、どのような作品が生まれるのかをテーマに授業を進めます。


実作講座「演劇 似て非なるもの」 生西康典

▷授業日:隔週火曜日19:00〜22:00+月1回外部開催
「演劇」は既成のイメージされているものよりも、本当はもっと可能性のあるものなんじゃないかと僕は思っています。それを確かめるためには、何と言われようとも、自分達の手で作ってみるしかありません。全ては集まった人達と出会うことから始めます。


特殊漫画家-前衛の道〜商業漫画と特殊漫画-そのあいだ〜 根本敬 Nemoto Takashi

▷授業日:隔週月曜日 19:00〜22:00
「特殊漫画家」として、今日まで「何故食べてこられたか」その意識無意識のあいだを受講生の皆さんに語り、時に問いかけ、しばしば即興的に皆さんとラフに漫画を描きながら探っていきたいと思います。


テクニック&ピクニック〜視覚表現における創作と着想のトレーニング〜 伊藤桂司

▷授業日:毎週月曜日 19:00〜22:00
グラフィック、デザイン、イラストレーション、美術などの創作における技術の獲得(テクニック)と楽しさの探求(ピクニック)を目的として、シンプルながら多様なアプローチを試みていきます。


劇のやめ方 篠田千明

▷授業日:隔週火曜日 18:30〜22:00
劇は始めるよりやめるほうが難しい。社会で起きている劇をやめるのはさらにとても難しい。難しいけど、劇をやめ方を考えることはいま必要とされているように思う。ワークショップや、今だから出来る実践を通して、みなさんと一緒に『劇のやめ方』にまつわる思考を捕まえたいです。


意志を強くする時~漫画の作話精神論〜 意志強ナツ子

▷授業日:毎月第三日曜日(年間12回)13:00〜17:00
漫画づくりにおいて、私は作話の工程をもっとも重視しています。「白目をむくほど面白い」物語はどうやったら作れるのか?おそらくそれは、精神論がないと辿り着けない場所にあるんじゃないかと思っています。この講座は、作話理論と同じくらい精神論を大切にしていく漫画の作話講座です。


建築大爆発 岡啓輔+秋山佑太

▷授業日:隔週金曜日 19:00〜22:00
建築家でありながら現場で大工として多くの経験をしてきた岡啓輔と秋山佑太によるハードコアな建築とアートの講座です。建築家志望の人も、職人志望の人も、アーティスト志望の人も、今は建築にもアートにも関わりがない人も、この交差点に感心があれば来てください。


アートに何ができるのか〜次に来る「新しい経済圏」とアーティストの役割を考える 荒谷大輔 荒谷大輔

▷授業日:隔週火曜日 18:30〜21:00
この講座では、まず現在アートがおかれている社会的な状況を振り返って考えながら「アート」と呼ばれるものの本質を明らかにします。参加者が知らないうちに身に着けている価値観の前提を問い直しつつ、それでも直観的にはおそらく各人が捉えているアートの本質を、ディスカッションの中で明らかにしていければと思います。


「おもちゃ」と「テストプレイ」のアートへ〜ポストコンテンポラリーアート実践編〜 岸井大輔 岸井大輔

▷授業日:隔週火曜日 19:30〜22:30
ポストコンテンポラリーアートでは作品をおもちゃと考えます。絵画もおもちゃ。だから展示はテストプレイ。詩も遊具、Tシャツに刷るのはテストプレイ。いつもの作品を「遊戯具」発表を「テストプレイ」としてやってみましょう。そしてキュレーションも演出も業界もないアートの在り方を実現します。


イベント・プロデュース講座 岸野雄一 Kishino Yuichi

▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
ライブやDJイベント、インスタレーションなど様々なイベントを企画・宣伝・制作・開催することを実践しながら、体験としてその方法論や技術を学んでいきます。小規模な企画から始まり、一年かけて、大規模な企画の制作・実践へと進みます。


デザインソングブックス 大原大次郎+宮添浩司+本多伸二 Ohara Daijiro

▷授業日:隔週木曜日 19:00〜22:00
『デザインソングブックス』は、その生モノに取り組みながら、独自の<ツール><方法><環境>を探り、書くこと(記述と設計)と話すこと(発声とパフォーマンス)、デザインをするための過程から実践までを共有する場です。年齢、経験不問です。ぜひご参加ください。