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作曲演習  高山 博

作曲演習  高山 博



定員 12 名
隔週水曜日:午後7時~午後9時30分
学費:170,000 円 教程維持費:10,000円(年額)


 

作曲演習1

良いメロディを作る

楽曲の魅力の源泉ともいえる『メロディ』を作る技術を学ぶ講座です。

様々な理論や音楽の知識を習得していても、実際に曲を作るとなると行き詰まりがちなのが、メロディ=旋律を作るということです。本講座では、才能や偶然で済まされがちなメロディの作曲を体系立てて学び、メロディを作るための方法を多面的に身に付けます。

メロディの流れを、ミクロな要素に分解して学んでいくことで、手癖や感覚に捕われずに、論理的にメロディを構築していくためのスキルが身に付きます。

なお、主としてポピュラー音楽の多くで用いられている、歌のメロディを中心に解説しますが、楽器のためのメロディや、メロ=サビ以外の構成についても役にたつような内容となっています。

基礎から初め、歌詞とメロディの関係にも触れながら、『良いメロディ』を作るための技術を積み上げていきます。まずは短いフレーズをつくることから始め、オリジナル楽曲を仕上げていきます。

▶︎授業では楽譜を使用します。楽譜が読めないという方は、開講前に譜面読み書きのための特別授業に無償で参加することが出来ますので、知識ゼロから作曲を始めたいという方もぜひお越し下さい。

▶︎メロディ作曲のための実践的な授業が中心ですが、その中で楽典に関するレクチャーも行っていきます。知識先行ではなく、実際の曲作りを通して、楽典の知識や、作曲のコツを身につけることができます。

 

授業内容


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  • 概論 メロディを支える構造は何か
  • 音程 I 様々な音程を使おう
  • 音程 II 様々な音域を使おう
  • リズム I 様々な長さの音を使おう
  • リズム II ビートパターンとメロディの関係
  • スケール I 長調や短調を使う
  • スケール II ペンタトニックやブルーノートを使う
  • 和声 I 機能和声とメロディ
  • 和声 II 機能和声以外の様々な和声とメロディ
  • 歌詞 歌詞を生かすメロディ、歌詞に生かされるメロディ
  • 構成 I 曲はどのように構成される
  • 構成 II 典型的な楽曲の構成
  • 作曲 I 曲のテーマを考える
  • 作曲 II 曲の部分に適したフレーズを考える
  • 作曲 III フレーズを発展させる方法
  • 作曲 IV サビを作る
  • 作曲 V ワンコーラスを構成する方法
  • 作曲 VI コーラス以外の部分を作る
  • 作曲 VII 曲の始め方、終わり方
  • 作曲 VIII 曲をまとめる
  • 卒業制作実習 I 実習と添削 良いメロディとは何か
  • 卒業制作実習 II 実習と添削 良いメロディとは何か 

 

 

講師プロフィール


高山博高山博

作曲家としては、NHK銀河テレビ小説『妻』、TV朝日 『題名のない音楽会』(出演)、国際交流基金委嘱『ボロブドゥールの嵐』、香川県芸術祭『南風の祭礼』、自らのバンドCharisma『邂逅』(キングレコード)など、イベント、放送、CD作品など多岐にわたる。 執筆では、『ポピュラー音楽作曲のための旋律法』『ビートルズの作曲法』などの、音楽理論書や、 『Pro Tools 11 Software徹底操作ガイド』『Logic Pro X for Macintosh徹底操作ガイド』などのDAWのテクニカルな解説など、音楽雑誌でも健筆をふるう。 東京藝術大学大学院非常勤講師。

 

 

講座レポート

メロディは「時間が織りなすドラマ」であるー作曲演習


文・写真=木村奈緒

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例えば、とてもつまらない映画を鑑賞し終えたとき、人は「お金を返してくれ」と思う以上に、「時間を返してくれ」と思うのではないか。それは、たかだか2 時間でも、有限なもの(時間)を無駄に使ってしまったと感じるからだろう。逆を言えば、2時間を使い終えたときに、楽しい、充実した時間だったと思えるこ とが「良い映画」の条件のひとつなのかもしれない。

楽曲のなかでもメロディに焦点をあて、「良いメロディ」の制作方法を学ぶ「作曲演習」の講師・高山博さんはこう話す。「あなたにとって一番大切なものはなんですか?と聞かれたら、多くの人は命と答えるでしょう。命とは何かと言うと、自分の人生の時間のことだよね。だから、この一分一秒が自分のものであることが大事で、人に渡したくない。でも、3分の曲は、その3分を差し出すことを要求するんです。黙って聴けと。だから、楽曲はそれに見合うものじゃないといけない。」

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修了生座談会


文・写真=木村奈緒

美学校には30を超える講座や研究室があり、ジャンルも現代美術・版画・写真・ファッション、演劇・映像……と多岐にわたります。近年は、打ち込み・作曲・レコーディングなど、音楽系の講座も充実しており、音楽を志す人たちも多く集まる美学校。ということで、今回は音楽講座の修了生の方々にお集まりいただき、美学校で音楽を学ぼうと思った理由、現在の活動などについてお話を聞きました。

―まずは、自己紹介をお願いします。

伊永 伊永です。「レコーディングコース・プレミアム」(講師:中村公輔)を受講していました。今はスタジオでレコーディング・エンジニアのアシスタントとして働いています。

瀬尾 瀬尾と申します。2003年に「楽理基礎科」(講師:菊地成孔)を受講していて、そのあとも「魁!打ち込み道場」(講師:numb)やワークショップを受講したりしています。普段はフリーランスでIT系の仕事をしていて、音楽が専門ではないんですけど、仕事の流れで曲を作ったり、楽器のアプリケーションを作ったりもしています。

山下 山下です。「同人音楽」と呼ばれるジャンルの曲を作っていて、コミックマーケットなどでDJ Technorch という名前でCDを売って活動しています。音楽講座が映画美学校にあった2008年ごろ(※1)、映画コースの生徒さんがインディーズ音楽についてのドキュメンタリーを撮りたいということで取材を受けて、その時に「僕が通っている学校に菊地成孔さんたちが講師をしている講座があるんですよ」と教えていただいたんです。菊地さんのお名前は以前から知っていたので、ぜひ習いたいと思って09年から受講しはじめました。・・・続きを読む

 

 

 


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〈作曲〉
Kikuchi Naruyoshi

▷授業日:隔週水曜日 19:00〜21:30
楽曲の構造を支える『音楽理論』を学ぶ講座です。魅力的なコード進行が、どのような仕組みで作られているのか?ポップスからジャズやボサノバまで、複雑な響きを持つ音楽の構造を読み解き、使いこなすためのスキルを身につけます。

Takayama Hiroshi

▷授業日:隔週水曜日 19:00〜21:30
楽曲の魅力の源泉ともいえる『メロディ』を作る技術を学ぶ講座です。才能や偶然で済まされがちなメロディの作り方を体系立てて学び、曲作りのスキルを多面的に身に付けます。短いフレーズをつくることから始め、オリジナル楽曲を仕上げていきます。

▷授業日:月曜日 19:00〜21:30
映画をインスピレーションとした音楽制作とその指導を行います。課題制作とその合同添削を通して身につけていきます。映画音楽やゲームのサウンドトラック制作といった実際の職能に役立てることはもちろん、音楽作品を作るための発想力や表現力を鍛えたいという方までが対象となります。