講座一覧〔絵画〕


〔絵画〕では、様々な手法で絵画を学んでいきます。開講教程は、6教程です。

カタチの基を木炭描写によって模索していく「造形基礎I」、モチーフを精緻に描く「細密画教場」、自分の好きな画材でドローイングを描き重ねていく「生涯ドローイングセミナー」、ゼミ形式で日本画を多角的に学ぶ「超・日本画ゼミ」で、油絵を中心にペインティングを学ぶ「ペインティング講座 – 油絵を中心として」、そして視覚表現における技術の獲得と楽しさの探求をめざす「テクニック&ピクニック」です。


造形基礎I

講師:鍋田庸男
毎週土曜日13:00〜17:00

ここではまず木炭で描くことからはじめます。上手に描くことではありません。大切なことは、技術や描き方ではなく、対象への接し方であり、対象との交流とその共有を楽しむことです。対象へのひとつひとつのアプローチの繰り返しのなかから、より自由で、真に独創的な自分のカタチを求めて、表現者としての、最初の意志と体力を、見つけ出し確立してもらいたいのです。

細密画教場

講師:田嶋徹
毎週水曜日18:30〜21:30

絵画講座「細密画教場」

この教場を受講する人の中には、自然科学分野のイラストレーション、リアルなイラスト、絵画を志す人、もっと漠然と絵が上手くなりたい人などがいます。どの細密画を目指すにしても、基礎デッサン−正確なパースと明暗のグラデーションを描く技術−が必要です。その技術を土台に更に目と描写力の限界を追求するのが私が考える細密画です。

生涯ドローイングセミナー

講師:丸亀ひろや(+OJUN+宮嶋葉一)
毎週木曜日18:30〜21:30

絵画講座「ドローイング」

週に一回ドローイングの実習を行います。そのために各自持参するものは、紙と、油彩以外の画材や筆記具(水彩、墨、鉛筆、クレパスなど)です。また、一年間の実技演習において “描くこと” と “描かれたもの” の意味をたえず自らに問いながら描きためたドローイングで “マッペ” を制作し、卒業制作展を行います。

超・日本画ゼミ

講師:間島秀徳+小金沢智+香久山雨
毎週土曜日18:30〜21:30
(毎月第三週は日曜日13:00〜17:00)

日本画講座「超・日本画ゼミ」

本講座では、自立した作家として歩み出せるように、課題に真剣に取り組むだけではなく、さらに実践のための可能性を探究し続けます。内容は基礎素材論に始まり、技法や模写についても習得の方法を探っていきます。他には写生や下図などの、絵画制作に必要な準備の方法を習得するために、古典から現代までの作家や作品研究をゼミ形式で随時開催します。

ペインティング講座 – 油絵を中心として

講師:長谷川繁
昼枠 毎週木曜日13:00〜17:00
夜枠 毎週木曜日18:00〜21:00

ペインティング講座

油絵を中心としながらも、アクリル絵の具、水彩なども含めて幅の広い表現を試みていきながら素材自体も自分で選んで絵を描いていきます。絵を描くのと同時に「私は何故絵を描くのか?」と「どのような絵を描きたいのか?」の両方を考えながら絵に向かっていきましょう。

テクニック&ピクニック〜視覚表現における創作と着想のトレーニング〜

講師:伊藤桂司
毎週月曜日19:00〜22:00

テクニック&ピクニック

本講座では、グラフィック、デザイン、イラストレーション、美術などの創作における技術の獲得(テクニック)と楽しさの探求(ピクニック)を目的としています。この講座では、緊張やストレスから遠く離れ、“創る喜び” “壊す快感” “身体感覚” “『偶然』の重要性” と言ったキーワードを中心軸に据え、シンプルながら多様なアプローチを試みます。