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開催延期【1/22】→【4/03】オープン講座「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいプログレッシヴ・ロック〜」講師:松山 晋也 ゲスト:岸野 雄一 横川 理彦 聞き手:yuichi NAGAO

開催延期【1/22】→【4/03】オープン講座「基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいプログレッシヴ・ロック〜」講師:松山 晋也 ゲスト:岸野 雄一 横川 理彦 聞き手:yuichi NAGAO


明日、1月22日(土)開催予定でございました本講座ですが、登壇者体調不良の為延期させて頂く事となりました。
万全を期して開催したいとの意向により延期の判断をさせて頂きました。
急なご連絡となり誠に申し訳ございません。
この度はご不便ご迷惑をおかけ致しまして大変申し訳御座いませんでした。
延期の日程に関しましては4月3日(日)となります。
何卒よろしくお願いいたします。(2022年1月21日 追記)


▷オンラインでの開催になりますので地方や国外在住の方もぜひお気軽にご参加ください。

お申込みに際しては最新版のZOOMをインストールの上、ご自宅の環境をあらかじめご確認ください。

◎お申し込みはこちら:Peatix


毎回テーマに沿ったジャンルをがっつり掘り下げる『ゼロから聴きたい』シリーズ。
今回のテーマは”プログレッシヴ・ロック”です。

この講座では、『プログレのパースペクティヴ』の著者である音楽評論家の松山 晋也が、誕生から50年を超えた「プログレッシヴ・ロック」と呼ばれ得る領域の概観・大まかな流れを解説していきます。
また、ゲストには本校「映画を聴く」講師でありスタディストの岸野 雄一氏。同じく本校「サウンドプロダクション・ゼミ」講師であり、作編曲、演奏家の横川 理彦氏を時代の証言者としてお招きいたします。
※聞き手として電子音楽家のyuichi NAGAO氏の参加も決定いたしました。(1/13追記)
今回はプログレッシヴ・ロックのルーツから現代に至るまでの変遷を主に取り上げます。昨今のアニソンやボカロもの、ゲーム音楽への影響についてはまた別の機会をお待ちください。

「プログレって耳にはするけど実はよく分からない」という初心者の方や、「改めて体系立てて聴いてみたい」という方、「後追い世代なので、どのような経緯で誕生して広まっていったのか知りたい」などなど、若い方にとっては入門編として、あるいはさらに楽しみたい方への再入門編として”プログレッシヴ・ロック”をご紹介いたします。

※ゼロから聴きたいシリーズは隔月、奇数月に開催いたします。ご期待ください!!

 

ゼロから聴きたいプログレッシヴ・ロック- 講師:松山 晋也より


私がまだ大学生だった1979年、プログレ仲間のあいだで「TOTOプログレ問題」というやっかいな出来事がありました。ある者から提示された「TOTOはプログレなんじゃないか?」というテーマについて、各人が自分のプログレ魂にかけて侃々諤々の議論(罵倒合戦)を繰り広げ、数日にわたって険悪なムードが続きました。当時の私は否定派でしたが、今聴くと、なるほどプログレだったのかも…という気もします。ちなみに当時私がこれぞ真のプログレだぜと力説していたのはスロッビング・グリッスルやフライング・リザーズ、ヤング・マーブル・ジェイアンツなどでしたが、昔も今もそれらがプログレッヴ・ロックにカテゴリーされることはありません。  

こと左様に、プログレッシヴ・ロックの定義づけはやっかいです。字義どおりに解釈すれば「進歩的ロック」ですが、「進歩的」という言葉は常に自家撞着や退嬰の危機をはらんでいるわけで。めんどくさいので、私は90年代ぐらいから「俺が面白いと感じるものは全部プログレ」と思うようになりました。そういう気分で2000年には『プログレのパースペクティヴ』というガイドブックも作りました。そしてプログレ・マニアの方々から石を投げられました。    

今回のレクチャーの趣旨は「プログレッシヴ・ロックをまったく知らない人向けの解説」ということなので、「俺が面白いと感じるもの」ではなく、一般的/正史的にプログレと認知されてきた/いるものを真正面からとりあげます。そして、60年代末期~70年代半ばのロック・シーンにおいて一大ムーヴメントとなったこの音楽がその後、どのように拡散/変容しながら現在のシーンとつながっているのか、に着地できればと思っています。 レクチャーのおおまかな流れは下に書いたとおりですが、録音手法や音響、ステージ演出、リズムの革新、伝統音楽との接点といったことなどにも随所で触れる予定です。楽理や機材にも詳しい横川理彦さんに助けていただきつつ、プログレッシヴ・ロックとは何かについて改めて考えてみたいと思います。

講義内容(予定)


1. プログレッシヴ・ロックの誕生

①プログレッシヴ・ロックとは何か?   
   プログレッシヴ・ロックの定義について

②プログレ5大バンド      
   キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエス、ELP、ジェネシス

③プログレ前夜
   プログレッシヴ・ロック誕生の背景   
   参照された音楽家たち

 

2. プログレッシヴ・ロックの拡散と変容

①本場英国でのヴァリエイション
   カンタベリー・ロック、シンフォニック・ロック、R.I.O (Rock In Opposition)

②英国以外への伝播
   イタリア、ドイツ、フランス、北欧、東欧、アメリカ大陸、日本   
   現地の風土や文化とのフィードバック

③プログレの終焉と転生
   パンク~NWとの相互侵食   
   ポップ/フュージョン化 

 

3. 今日のプログレ

①プログレとしての90年代ポスト・ロック   
   ドラムンベイス、シカゴ音響派、エレクトロニカ   
   ビョークとレイディオヘッド  

②サブスク時代のプログレ   
   タイヨンダイ・ブラクストン、ジェイリン、ブラック・ミディ etc
   ニェゲ・ニェゲ・テイプス(Nyege Nyege Tapes)

 


講 師:松山 晋也

ゲスト:岸野 雄一
    横川 理彦
聞き手:yuichi NAGAO

開催日:1月22日(土)→4月03日(日)

時 間:13:00〜17:00 ※延長の可能性あり

形 式:オンライン

参加費:一般・リアルタイム受講・・・1,000円
    2021年度・美学校在校生・リアルタイム受講・・・500円
    
    一般・アーカイブ受講・・・1,500円
    2021年度・美学校在校生・アーカイブ受講・・・1,000円
    

申 込:こちらのPeatixのページからお申し込みください。

リアルタイム受講にアーカイブ動画は付与されません。
また、アーカイブ動画ではプレイバックされた楽曲部分はカットや映像の差し替えを行います、予めご了承ください。

 

アーカイブ動画視聴に関して


アーカイブ視聴期間:2022年4月05日〜2022年9月30日

視聴期限は2022年10月31日までとなりますのでご注意ください。

 

講師プロフィール


松山 晋也(まつやま・しんや)

1958年生まれ。鹿児島市出身。音楽評論家。
著書「ピエール・バルーとサラヴァの時代」(青土社)、「めかくしプレイ BLIND JUKEBOX」 (ミュージック・マガジン社)、編・共著「カン大全 ~永遠の未来派」(Pヴァイン)、「プログレのパースペクティヴ」(ミュージ ック・マガジン社)。その他音楽関係のガイドブックやムック類多 数。個人的プログレ四天王はアレア、アート・ベアーズ、マグマ、 ラ・デュッセルドルフ。

 


岸野 雄一(きしの・ゆういち)

音楽家、オーガナイザー、著述家など、多岐に渡る活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗る。
東京藝術大学大学院映像専攻、立教大学現代心理学部、広島市立大学芸術学部にて「映画におけるサウンド・デザイン」の教鞭を執る。音楽レーベル運営として“Out One Disc”を主宰し、OORUTAICHIやGangpol&Mitなど個性豊かなアーティストをプロデュース。オーガナイザーとしてはSparks、Max Tundraなどの海外アーティストを招聘。アーティストとしては、音楽劇『正しい数の数え方』が文化庁第19回メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞した。近年では、都内コンビニにDJブースを持ち込んだ『レコードコンビニ』や、盆踊りをアップデートするプロジェクトが話題を呼ぶなど、常に革新的な『場』を創造している。

 


横川理彦

横川 理彦(よこがわ・ただひこ)

作編曲、演奏家。
80年に京都大学文学部哲学科を卒業後、本格的な演奏活動に入る。4-DP-ModelAfter DinnerMetrofarceMeatopia等に参加。電子楽器と各種生楽器を併用する独自のスタイルに至る。海外でのコンサート・プロジェクトも多数。現在は、即興を中心としたライブ活動などのほか、演劇・ダンスのための音楽制作など多方面で活動中。また、コンピュータと音楽に関する執筆、ワークショップなども多い。ヨーロッパ、アフリカ、アラブ、日本と、世界中の音楽のDNAを徹底的に研究し、自身の作品に貪欲に取り入れる。昨年Whereabouts Recordsよりリリースした最新プロジェクト『RedRails』では、自身のヴァイオリンとエレクトロニクスに、フランス人トラッドミュージシャンとの即興を取り入れ、繊細な電子音響を構築した。

 


〈配信中のオンライン講座〉


〜ゼロから聴きたい日本のニューウェイブ〜講師:TVOD(コメカ、パンス) ゲスト:岸野 雄一 横川 理彦

▷放送時間:4時間8分
本講座では、ニューウェイブ・ロックの日本における受容と展開を、TVODがクロニクル的に辿り解説します。通史的にさまざまなバンドやレコードを確認していくことで、80年代の日本のニューウェイブ史を大掴みにまとめていきます。初心者にも分かりやすい形で大局的な流れを説明しつつ、要所要所で当時の状況を深掘りします。 ゲストにはスタディスト・岸野雄一さん、音楽家・横川理彦さんをお迎えし、おふたりが当時リアルタイムに体験された状況について、お話を伺います。


うたのしくみ番外地(1):深沢七郎のリズムとテクスト 講師:細馬 宏通 大谷 能生

▷放送時間:2時間17分
古今東西の名曲にぴたり寄り添いながら「歌」が生み出すあれこれに言葉を与えていった名著『うたのしくみ・増補完全版』(ぴあ)。
三月にリリースしてから、このご時世、なかなか出版記念イベント的なものができていなかった細馬宏通さんですが、美学校で現在「歌というフィクション」講義中の大谷能生と、作家でありギタリストでもある「深沢七郎」をテーマに文学←→音楽をあちゃこちゃ行き来しながらトークします!「楢山節考」「東京のプリンスたち」「風流夢譚」など、口に出すのもオモシロイ諸作を「うたのしくみ」的な視点から解説!


〜ゼロから聴きたい映画音楽〜 講師:小室 敬幸 岸野 雄一 ゲスト:長谷川 町蔵 小沼 純一 

▷放送時間:3時間45分
「映画の中で鳴っている音楽が気になる」「好きな映画音楽家についてもっと知りたい」という初心者の方や、「映画と音楽の関係ってどうなってるの?」「映画音楽における音楽としての意匠が知りたい」という方など、自立した音楽としての映画音楽を評価する、という視座に立って解説を行います。