この講座では、「作詞、作曲」および音楽作品を何らかの形で世に「発表する」ことに特化して学び、実践していきます。
アーティストとしてどういったコンセプトで作品を作り、自分の音楽を世に出していくか?
歌ものにおいて魅力の”核”となる詞と曲のオリジナリティや世界観を掘り下げながら、
完成した作品を実際に発表していくことまでが目標となります。
「自分の曲をサブスクリプションで配信したい」「好きなレーベルから作品をリリースしたい」「音楽単体ではなく、演奏動画の形でSNSやYouTubeで発表したい」などなど、
受講生それぞれの技術やスタイルをカウンセリングしながら、各自が最適な形で自分の楽曲を世に出すことを目指します。
何か作るなら、できれば“楽しく”作品を完成させ、”いい気分で” “いい形で” 発表したいものです。
「作品づくり」は本来、うまく付き合えば「豊かな営み」であるはずです。
しかし「完璧主義」「忙しい」「人目も気になる」「方法がわからん」「きっかけも無い」「疲れた」
など落とし穴はたくさん。
そんな障壁を乗り越え、皆さんと一緒に良い作品作りに取り組んでいければと思います。
授業内容
0)個別カウンセリング
まずは講師による受講生のカウンセリングを行い、受講生の志向や現状を確認します。
目標ややりたいことが明確な方、何となく創作を始めてみたいけどどのように自分の作品を発表していくか迷っている方etc…様々なモチベーションの方が参加されますので、各自のスタンスを明らかにしつつ目標設定していきます。
1)作戦会議
■目標の設定
年間/半年/月単位で目標を立て、制作を継続するための見通しを共有します。
自分が楽しんで作品作りに取り組むためのゴールを明確に言語化し、全員で共有します。
■技術的ハードルを乗り越える
目標実現のための技術的ハードルなども具体的に吟味します。
■みんなでお互いをプロデュース
制作過程から全員で共有していくことで、受講生同士お互いにポジティブな意見交換を行うことが可能です。作品作りは最終的には孤独な作業ですが、そこで刺激を与え合いつつ切磋琢磨できる環境となっています。
2)実作と講評
作戦会議で自分たちのやるべきことを明確にしたら、どんどん作品作りに取り組んでいただきます。
3)座学
課題制作だけでなく、適宜インプットのための座学的なレクチャーも予定しています。講師の作品を教材に曲作りのプロセスをレクチャーしたり、制作における相談や質問に答えていきます。
4)またまた作戦会議
制作の進捗に沿って、適宜作戦会議を行なっていきます。無理のない範囲で作品作りの継続を後押しします。
…
以上の要素を一年通して行なっていきます。
各自の目標達成にむけ、一年間楽しく頑張りましょう