受講生の声

座談会

入校に際して受講生の年齢や学歴を問わない美学校には、さまざまな人が集まります。座談会では、美大に通いながら、会社に通いながら、はたまた会社を辞めて美学校に通っていた人など、さまざまな修了生にお集まりいただき、お話をうかがいました。講座の内容、感想、美学校に対する思いなど、修了生ならではのリアルなエピソードが満載です。

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修了生座談会①―美大生編

美学校には、美術を専門的に学んだことがない人も多く集まる一方、美大に通いながら、もしくは美大を卒業してから美学校に通う人たちもいます。今回は、美大出身の修了生に美大と美学校の違いなどについてお話をうかがいました。

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修了生座談会②―社会人編

美学校には、作家を目指す10代〜20代の若者だけでなく、すでに社会人として働きながら美学校に通っている人も多くいます。今回は、会社勤めをしながら講座を受講していた方々に、仕事と制作の両立などについてお話をうかがいました。

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修了生座談会③―ドロップアウト編

美学校に入るにあたり、もしくは美学校に入ったことで、それまでの仕事を辞めた(ドロップアウトした)方々にお集まりいただき、美学校で訪れた人生の転機(?)などについてお話をうかがいました。

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修了生座談会④―音楽講座編

作曲・打ち込み・レコーディングなど、音楽系の講座を受講していた方々にお集まりいただき、美学校で音楽を学ぼうと思った理由、現在の活動などについてお話を聞きました。

受講生の声

講座を受講している/した方々に、受講理由や受講してみての感想を寄せていただきました(年齢と肩書は回答当時のものです)。

→《絵画
→《版画/写真
→《現代美術
→《様々な分野
→《作曲/作詞
→《DTM
→《研究室

《絵画》

造形基礎Ⅰ

辻智子 30代 会社員
何を描きたいのか自分でも分からず困っていた時に美学校を知り、受講を決めました。私は美大出身ではないので正直不安でいっぱいでしたが、取り越し苦労でした…。クラスメイトの年齢も経歴もそれぞれ違い、出来る作品も全く違ってくる中で、毎回良い刺激や発見があります。何より、調子が良い時も悪い時も毎週描く、そしてどんな出来映えでも受け入れてくれる環境という意味で、とても励みになっています。

大橋径一 60代 無職 
私の様な高齢者(一応)でも、楽しく参加でき、若い人たちから毎回刺激をもらっています。鍋田先生の授業は、あらゆる表現を肯定し、各人の個性をしっかり把握なさってアドバイスするので、創作へのモチベーションが上がります。表現行為の本来の姿を体感出来るいい時間だと思っています。

山下智広 40代 会社員 
いつも悩みながら描いています。先生の講評、他の受講者の方の作品を見ることで表現することとは?といつも考えています。
毎回テーマがありますがそのテーマについてもいつも悩み、考えて表現しています。造形基礎は考えて悩んで表現する、そんな講座なのかもしれません。

SS 50代 無職 
濃密な時間を過ごし、自分の世界が広がって行きます。

福家由美子 32歳 会社員
私は造形基礎Ⅰを2年間連続で受講しました。1年目、「絵が好きだから」「昔ほめられたから」程度の理由で美学校に入学したものの、自分のレベルの低さに落ち込んだことが多々ありました。それが悔しくて2年目も受講しました。2年目は「自分が何を作りたいのか」を意識して制作し続けていると、少しだけやりたいことが見えてきたなあと感じています。自分がアートで何をしたいのかが分からない人なら、何か見つかるきっかけになると思います。

ちゃんはま 22歳 大学生
元々絵を描くのが好きで、高校時代美術部でしたが、大学に入ったとたん絵を描かなくなってしまったので、がっつり絵画や工作ができるところに通おう!と思い受講しました。美学校は、いわゆる美大や美大予備校などで教わるような技術や知識ではなく、物を多様な視点で見られるような知恵や発想力を教えてくれる所だと思います。アートとは何か、美術とは何かを頭で考え込むよりも、美学校で毎週手や脳を動かして体で学ぶことはとても貴重な経験だと思います。

細密画教場

匿名希望 33歳 グラフィック/WEBデザイナー
元々絵を描くことが好きなのですが、日々の仕事では延々とパソコンを操作しているばかりなので、手で描く、作るという行為からはすっかり離れてしまいました。もう一度手で描いて丁寧に作り上げる喜びを取り戻したいと思い、美学校に細密画の講座があることを知り参加しました。集中力と時間と感覚の集積が結果に繋がってくるのを見ると楽しく、密度の濃さと達成感が感じられます。

超・日本画ゼミ

葉晨依 20代 学生
私は日本に来て半年の留学生です。中国の美術大学を卒業して日本に来て、偶然本屋で美学校が紹介された本を見て、こんなところがあるのかと驚きました。その自由で開放的な雰囲気に惹かれましたし、今まで知らなかった日本の美術の現場についてもたくさん知りました。先生とクラスメイトは平等な姿勢で交流していて、美術を愛するみんなが集まり、家族のような感じで本当に感動しました。皆さんと仲良くなって、いい作品を作って、いい思い出にしていきたいです。

向後眞紀 61歳
“やりたい事をやってみれば?”という息子の一言で、また絵を勉強しようと思い立ち、昔通っていたことのある美学校に来させていただくことになりました。アートの世界とはほとんど無縁の暮らしの中にいた私にとって、現役の先生方や、ずっと勉強してこれらて活動されている若い受講生の方達のお話を聞いたり、熱意を生で感じたりするだけで、ひからびていた脳細胞に詰めたい水が染み渡っていくようで、毎回貴重な時間を過ごさせていただいています。

丹治真紀子 51歳 会社員
美学校に入った理由は、今はあまり仕事の関係で制作できませんが、将来的に絵に集中できる時が来た時に、趣味程度えお少し超えた感じにやりたいので、美学校で学んで準備しようと思いました。受講してみての感想は、色んな意味で広がりを感じて、どこに向かっているのか自分自身定かでない感覚が楽しいと感じています。とはいえ、制作に向かっていかなければいけなく、のらりくらり悩むことを体感しながら、とにかくどこかに向かって進み続けたいです。

6月6日に生まれて 40代 会社員
超絶古びた教室で
日常から離れ
本当の自分と向き合える場所
画が描けなくても
ゼんぜん平気
ミつかるなりたい自分

マダム・アルディ(仮名)51歳 主婦・カルチャースクール水墨画講師
実は美學校のことは知らず、よく調べもしなかったのですが、水墨画を今までやってきて、日本画にも興味があったところ、インターネットで探していて、間島先生の紹介が良さそうに思えたので、まあ、やってみようと思い切って受講しました。言葉で簡単に言えないくらい面白かったです。現代美術に全く興味も関心もなかった人間だったから余計かもしれません。視野はずいぶん広がったと思います。多くのことを得ました。

鈴木アマゾン(仮名)26歳 サービス業
絵を描きたかったので。日本画とは何か、日本とは?をより考えたかったので受講しました。描く事よりも考える事、考えさせられる事が多々あり、自分というものをより知る楽しい一年でした。

生涯ドローイングセミナー

イトウコウヘイ 30代 フリーランスデザイナー
軽い気持ちで受けてみたら意外にも手強い講座でした。ドローイングってなんだろうとか、モチーフこれでいいのだろうかとか、いい意味で悩みの日々です。それでも描いていると新たな拡がりを感じ、とても楽しいです。

タマキマサコ 25歳 多摩美術大学院生
生涯ドローイングセミナーでの学びは、私にとって宝物です。ドローイングセミナーの受講の動機はドローイングとは「どんなものか?」と素朴な疑問からでした。未だにドローイングがどんなものかはハッキリと見えていませんが、見えてくるのは名前の通り生涯を通してなのだと思います。私なりのドローイングの解釈ですがデッサンの様な基礎知識作業とは違いモノを広く捉え感じたままに自己表現していけるものだと今の時点では思っています。私がドローイングクラスで学べた事は、描きたい衝動の自分の中での位置付けが理解出来てきた。絵にするための画面づくりの工夫。展示で人にどう見せるか・どう見せたいかをを意識するようになれた事です。授業内容は「ひたすら描き続ける」個々が描きたいもの黙々と紙の上にドローしていく!一人作業で有りながら皆で授業作りしている感じで楽しかったです。そして色々な人との出会いで良い刺激を受ける事が出来き美学校の生涯ドローイングセミナーで学べた喜びを感じています。

四宮康平 兼業主夫
私が絵を描き、だれかが見る。私は私の文脈で描き、見る人はその人の文脈で見る。描き見せることで他者に何かはたらきかけたいなら、そのことをわきまえる必要がある。「作品」とは、そのための文脈を内側に含むもの、あるいは、そのように見える現象だろう。そんなことを思った。

西山栄美 28歳 無職
絵を描く主体は自分なので社会に出てからも描き続けるというのは、よほど時間をうまくやりくりしないといけない。描くことはとてもぜいたくな時間で、その環境を作れたのが良かったです。一年を通じて、ドローイングとデッサンの違いなどを考えさせられました。中間発表展や卒業展示など作品を発表する場も与えてくださったので、はげみになったし、描くことに対してやりがいを感じました。クラスメイトとの出会いも刺激になりました。それぞれ個性的なメンバーで、美術に関心があったりするので、話すとおもしろいし、一緒に展示をやるので、切磋琢磨し合えて楽しかったです。
今までの自分の枠を超えて、これからも自由にドローイングしていきたいと思います。

《版画/写真》

シルクスクリーン工房

コマツ モトツグ 40代 グラフィックデザイナー
普段仕事では机に向かいパソコンでの作業がほとんどですが、美学校で手を動かし、匂いを嗅ぎ、汚れ、汗をかいて作業をすると気持ちが良いです。刷るまでの準備、刷った後の掃除も楽しく、時に上手くいかなくてやり直しをする事もありますが、その度先生は真剣に向き合って教えてくださいます。残り半年技術を少しずつ学んで行きたいと思います。

山田 20代 デザイナー
担当の松村先生の細やかな指導で大変学びになっています。シルクスクリーンの技術だけでなく、イッテンの色彩練習もとても為になりました。

タケ 40代 無職
シルクスクリーンの全ての工程、版の製作から落版まで学ぶ事ができます。一つ一つの課題がシンプルながらやればやるほど奥深く感じます。

石版画(リトグラフ)工房

竹内けい子 60代 カメラマン
リトグラフは初めてでしたが、今まで学んだどの授業よりも手取り足取り丁寧に教えていただき、感謝しております。そして、失敗はない、もしくは失敗もまた楽し!と言われて先生方も一緒に楽しんで見てくださるので、心強く制作できます。美学校自体もみんなを受け入れますよー、という心の広さを感じられるので居心地良いです。

銅版画工房

ももせいづみ 55歳 著述業
美大に入りたかったのに、ワケあって通えなかったことがずっと心残りで、いつか美術を学びたいと思っていたのですが、調べたらカルチャースクールのような所か美大受験の予備校ばかりで、本当にやりたいことをできる場がなかなかみつかりませんでした。以前仕事で関わりのあった美学校を思い出し、銅版画に通うことにしました。「どこかにありそうな場」では全くない、どこにもないけれど本当にやりたいことができる場なのではないかと思っています。

写真工房

匿名 20代 アルバイト
初心者でついていけるか不安でしたが、フォトグラムやピンホールカメラ制作の授業を通して写真の歴史や原理を体感的に学ぶ事ができ、他にも不明な点は些細な事でも先生が丁寧に答えてくださるので不安になる暇もなく毎回楽しく取り組めています。
また暗室を好きな時に使用できたり、他の受講生の作品に刺激を受けたり、授業に参加しているからこそ得られる経験が多くあり、美学校での受講を選んで良かったと感じています。

小川愛咲子 20代 アルバイト
美学校はいろんな匂いがします。ところどころにいろんなひとのいろんなクセがあります。通う度に違う発見があります。暗室に通えば通うほど、写真も人も街も全て、昨日よりも愛おしく思えてきます。

Y.S 46歳 無職
ある時、「技術は西村さんから教わることができても、表現は教わることができないんだ」と藤川校長に言われた。写真工房では、フィルムカメラでの撮影、現像について学ぶ。しかし、何をどう撮るかは各人の自由である。作品を作る時に一番大事なことは、誰に教わるものでもなく、自分で温め、磨くしかないのだ。美学校は、感性と感性がぶつかり合い、スパークする、そんなスリリングな場所である。

 岩崎雅 27歳 専門学校生/遺影画廊オーナー
美學校に良い先生は一人も存在しない。だが、あなたは良い先生にここで出会うだろう。

《現代美術》

芸術漂流教室(旧・映像表現の可能性)

さつかわゆん 30歳 サービス業
美大を卒業し、ひとりで作品をつくり発表してきましたが、自分の作品を客観的に見る機会がほしくて入りました。受講してみて、作品に対して様々な率直な意見がもらえるだけでなく、他の受講生の方々の作品や製作過程を間近で見ることができて、とても楽しいです。受動的に講義を聞くよりは、どんどん作品をつくってみせていく方が、より楽しめると感じています。

Ebith Piaf 22歳 シャンソン歌手
映像を撮る技術がほしいというよりも、映像を見るということ、あるいは映像表現を取り巻く環境について考えたいという理由から、このクラスを選びました。演劇などのパフォーマンス作品の記録に関心があるのですが、そうしたところにおいて、映像が担うことの出来る役割の可能性について、様々なジャンルの目線から多角的に考えることができています。

ヨシダヒロシ 28歳 フリーター
美大で油画を専攻し、作家活動をそれとなくやってきていたのですが、一年間かけて一つの作品を作った時に、これは何か違う方向へ来てしまったと感じました。そこで、学校へ入ろうと思った時に思い出されたのが美学校でした。現状を客観的に見るいい機会となりそうだなと感じています。

佐久間ひかる 23歳 学生
自分の本当にやりたかったことが見つかり良かったです。もっと作品を作っていきたくなりました。この学校で学んだことを基本にして、これからは自分しか作れない作品を作っていこうと思います。一年間ありがとうございました。あ、でも学校にはちょくちょく来て、場所などを使わせてもらったり、先生にアドバイスをもらったりしにくるのでよろしくお願いします。

匿名希望 20歳 学生
“表現したいが恥ずかしい” から “恥ずかしいけど表現したい” にさせてくれたのが私にとっての美学校だと思います。胸毛で作品をつくったり、性癖を作品にしてみたり、母親とマザコン的な映像をとってみたり、など短い期間に色々とやりました、恥ずかしい思いをすることはほぼ毎回でしたが、やっていて凄く楽しい、凄く恥ずかしいんだけど物凄く楽しい。芸術というフィルターを通して、自分だけど自分ではない、変なもう一人の自分に出会えたのだと思うと、美学校って素敵な場所と感じざるを得ません。

アートのレシピ

伊藤優汰 20代 ディレクター
これまで美術という領域にほとんど触れたことがなく、好きなイラストレーターさんがいる程度でした。授業では現代美術の文脈を当事者でもある現代美術家の先生から直接学ぶことができ、少しずつ現代美術的な考え方ができるようになっています。

須田帆菜 20代 フリーランス
自分の知らなかったジャンルの人たちと関われるようになった。自分の壁が見えやすくなった。

篠田麻衣 22歳 フリーター
アートのレシピでは“アート”の“レシピ”は教えてくれません。つまり受講したからと言ってアートが出来るようになるという訳では断じてありません。この講座に必要なのは「能動的であること」と「毎週通う行動力」、この2つだけです。全ては自分次第です。しかし、一年間素直に向きあえば先生方も全力で応えてくれます。魅力溢れる先生方の元で魅力的な仲間、そして先輩達と切磋琢磨しながらアートと真剣に勝負する一年、それがアートのレシピです。

はる 35歳 アルバイト
作家活動がしたかったのと、みなさんがどのように活動しているのか知りたかった。活動の幅を広げたかったので入りました。たくさんの人と知り合えたし、色々な表現が出来るようになったのでよかった。一度、見学に行った時に他の学校も見に行ったのだか、雰囲気が気に入った。色々なイベントがあるのもとても良いと思う。

身二丸 27歳 会社員
アートのレシピは格段に楽しいです。格段に楽しい授業の中で、現代アートを鑑賞、制作する上でさけて通れないテーマを縦横無尽に横断します。授業の内容や方向性についてはその場で即興的に構築、破壊、再構築されので、スリリングでいてライブ感もあります。アートのレシピは作品制作の為の授業であるとともに、授業という作品でもあると思います。受講を迷っている方がいたら、まずは受講することをおすすめします。

宮嵜浩 29歳
まず、ささいなこと(一見どうでもいいこと)を採り上げて話したり、気付いたりといったことが多い環境だと思います。作品によっては、当たり前かもですが、周りの人たちの協力が必要だったり、周りの人たちを巻き込んだりする大切さに気付かせてくれる場面があります。そんな人たちとの出会いがあり、自分が触発されたりする環境にいることができて良かったと思います。(他に「生涯ドローイングセミナー」受講)

ビジュアル・コミュニケーション・ラボ

五條綾香 30代 自営業
授業により雰囲気はガラリと変わるので講師との相性は大切だと思いますが、私は見学した上で選んだこともあり楽しく刺激的な時間を送れています。生徒さんも面白い人たちが多いです。基本少人数制で、授業の内容や参加の仕方などは要望を伝えると柔軟に対応してもらえる場合もあるので、自分次第で授業の時間をどういう位置付けとするかは結構自由に設計できるように感じます。具体的には、生徒さんのリクエストに沿ったテーマの授業に変えてくれる、希望者はリモートで参加もできる、などなどありました。(他に「未来美術専門学校」受講)

ヤマグチリョウ 21歳 大学生
僕の所属していたビジュアル・コミュニケーション・ラボでは自分の作品に関する先生との話し合いが授業の中心でした。授業が終わる頃には問題点が見つかり、それについて次週まで悩み、試行錯誤していました。そういった繰り返しで少しずつですが成長していったのだと、振り返ってみてそう思います。気長に僕を見ていてくれた先生には本当に感謝しています。おかげで、美術の土俵に乗る準備が出来ました。ここまで来たら後は自分次第です。週に一度行われる美学校での授業、そこに一週間の焦点を合わせて過ごした貴重な一年間でした。

渡辺直子 31歳 アルバイト
美学校に来るまでは、洋服を作りイベントを行ったり、写真を撮って展示を行ったりしていました。自分で何かを作っていくということに少しつまずいた時に、だれかに頼ってみようと思い、何か良い場所はないかと探していた時に見つけました。入ってみて思うことは、最初は先生が何を言っているのか、自分の中に入って来なかったけど、ジワリジワリ理解出来てきて、心が軽くなるような感じで、先生に人生相談をしているみたいです。

石川愛久美 32歳
通りすがりの美学校修了生、石川ですこんにちは。私が通っていたビジュアル・コミュニケーション・ラボ(以下VCL)は、3月末に行われる修了展をアチーブポイントに作品を作っていく、とても実践的なクラスです。作品を作る→発表する、というシンプルながらも基本的な課題に、半年かけて取り組みます。カタチにするまでの試行錯誤から、現実的な展覧会運営の経験まで、まるっと包括的に体験出来ちゃう超お得なクラス、それがVCL。担当講師の斎藤美奈子先生のふんわり優しいながらもじわじわ追い込むサディスティックな教え方が癖になること間違いありません。現代美術についての見識を深めつつ、自分と向き合いながら作品を作りつつ、美学校に出入りする世にも稀な方々と交流しつつ、全ての経験が自分の糧となって、アウトプットにつながってゆく、神保町のエアポケット。それがVCL。それが美学校。

現代アートの勝手口

小倉久典 20代 大学生
現代アートの勝手口では前期に現代美術史を学習したので美術についてほとんど知らなかった私でも基礎を構築することができました。美学校は皆さんが優しいので良いです。

匿名 40代 フリーランス
授業の雰囲気やペースは講座によって全く違うのですが、どこか共通する空気感がありました。自分は神保町に隠れ家を持っているような感覚で通っています。これは美学校の引力なのか。ここは帰って来たくなる場所なのだと思います。複数の講座を受講した感想は2つぐらいが丁度良かったかなぁと。3つだと結構忙しくなってしまいます。笑(他に「生涯ドローイングセミナー」「『おもちゃ』と『テストプレイ』のアートへ」を受講)

《様々な分野》

モード研究室

井川琴絵 40代 派遣社員
何かはじめてみよう。頭の中にはぼんやり「洋服」かな。インターネットで検索をしていると美学校に「ファッション」の文字が。実は勝手なイメージで洋服の授業があることを全く知りませんでした。「これだ」と思い授業見学もせず受講を決めました。授業初日先生からは「自分のペースで」。毎週わからないことを聞き感動しながら、かたちになっていくことにわくわくしながらゆっくりと進めています。今は型紙からトワルを製作中。

南咲妃 20代 学生
服飾大学に通っている学生です。学校の授業で習うパターンの引き方よりも、もっと楽しんで線を引けたらいいなと思い通い始めました。先生が分からないこと全てに答えてくれますし、服飾の知識が元々ある人であればそれを更に深堀りした服の作り方や知識が身につくかと思います。もちろん初心者の方も大勢いらっしゃり、私も初心者のようなものですが丁寧に教えて下さるので、想像していたよりも楽しく簡単に服を作れます。授業後は夕食を食べたり呑んだりしながら先生の生きて来た中で得たものや独自の感性を聞くことができます。まず他人の人生を容易に言葉で聴ける機会は中々ないですし、ファッション以外の造詣も深い方ですので服飾以外のバックボーンを持った方でも楽しみながら深く学べるかと思います。

千葉倫子 40代 会社員
とても実践的で、服作りをしたことがなくても最初からすぐ制作に入っていきます。一人一人をきちんと見てくださいますし、プロの技を身近で見られるので勉強になります。だんだん形になってくるのが面白いです。ちなみに先生は、怖そうに見えますが怖くないです!笑

実作講座「演劇 似て非なるもの」

三井朝日 20代 会社員など
作っている人、作りたい人、わからない人。誰にでも門が開かれています。 生西さんの講座の多くは「対話」です。生西さんはどこまでも対等に接してくれて、安直な答えは示さず、時間をかけてでも真摯に対話をしてくれます。それは何をしようとしている人にとっても、貴重な体験になると思います。僕はあまりに多くのものをいただきました。 これまでの人生で最も刺激的で楽しい時間でした。そしてそれは修了した今でも続いています。

テクニック&ピクニック

atsuki otsuka 30代 会社員
バウハウスの様な独自な授業が魅力的な学校です。受け身な方より、主体的に学ぶ意欲がある方には、得られる事が多いと思います。また先生との距離が近いのも特徴だと思います。サンローランの引退のスピーチで、人生で最も大切な出会いは、自分自身との出会いであり、ランボーが云う、火をおこす者達と接し自身を見出したという節があります。私にとっては、美学校の先生方は、火をおこす者達であり、距離も近いので、感化されることが多かったです。(他に「モード研究室」を受講)

千葉倫子 40代 会社員
コラージュやパースを使った表現など様々な課題を用意してくださるので、今までやったことのない表現にチャレンジでき、毎回新しい発見があります。また、先生は受講生それぞれの個性やいいところ見つけて褒めてくださるので、やる気が出ますし楽しいです。

特殊漫画-前衛の道

武石智史 30代 フリーライター
仕事であるライター業に行き詰まり、凝り固まった頭の中を柔らかくしたいと思い受講しました。漫画や絵は描いたことがないうえに真性のヘタクソだったのでだいぶ不安でしたが、ヘタでも先生や生徒さんが真剣に見て講評してくれるので、いまは描くのが楽しくなっています。授業中はおかしな志向を持った人たちの集うサロンといった趣があり、ほかでは過ごせない貴重な時間に身を委ねています。

林優希 20代 学生
根本先生のクラスに入り初めて漫画を描き、さらに人前で自分の作品を説明するというのは恥ずかしさもありますが、こうしてアウトプットの場があり、意見を言い合うのがとても刺激的です。違う年代の人たちが同じものを見て、思い思いの作品を作ってくるのを見るのが好きです。
毎回先生が持ってきてくださる映像も、日々私に新たな世界を見せてくれます笑

意志を強くする時

hituji 30代 会社員・漫画家
漫画はもともと描いていたのですが、自分の描けるジャンルの狭さに行き詰まりを感じていました。でも、講座を通して、自分の内面にもっと目を向けて、そこから着想を得て作話する…というプロセスを繰り返し、「まだ描けるものがある」と思えるようになりました。他の受講生の方の作話や先生の講評もいい刺激になり、「作話って、会話以上に他者を理解するツールとなり得るのでは…」と思ってしまうほどです。

劇のやめ方

モトカワマリコ 40代 ライター
社会の演劇的側面についての対話が授業の中心だと思ったが、演劇の小品づくりがメイン、迂闊だった。結果、経験ゼロのおばさんが気鋭の演出家の指導を受けたら一年でどこまで演劇に近づけるか、奇妙で贅沢な社会実験の様相を呈してしまっている。当事者としてはどうにか作品を成立させるべく奮闘するしかない。必死にもがいているとふと宙に浮く瞬間がくるもの、少なくとも空を飛ぶ夢ではいつもそうだ、だから希望もなくはない。

藤中康輝 20代 大学院生
仕事や恋愛、家族関係などのシーンにおいて日常的な振る舞いを規定するものから、インスタレーションを含む上演作品の成立まで「劇」という概念を用いて連ねて考えるトレーニングになっていると思う。受講生同士でのやり取りが面白く、アイデアのきっかけになる。講座内でそうした環境が実現していることも演出家の力かもしれない。前期では「劇」の前提を共有する時間になったと思うので、後期は「やめ方」の実験をしたい。

「おもちゃ」と「テストプレイ」のアートへ
(23年度は同講師で「自分を越えた作品を計画的につくる方法と発表の実践」として開講)

DOUBLES 40代 保育士
とにかく「おもちゃ」としての作品をつくらないと「テストプレイ」が出来ないので生産性を問われますが、様々な背景の方が集まる場なので独り善がりではいられない楽しさがあります。社会人になるとなかなか改まっては議論しにくい話も聞けるのは貴重。

《作曲/作詞》

楽理基礎科

濱田浩嵩 20代 大学生
理論的な知識が殆どない状態で受講し始めましたが、菊地先生の丁寧な解説とユーモアを交えたとっつきやすい授業のお陰で、とにかく授業を聴きながら鍵盤を弾くことを楽しみながら学べています。先生との距離も近く、授業の合間の時間でも沢山のお話を頂き、人生経験としても非常に素晴らしいものになっていると実感しております。

SHOTA KAYAMA 30代 映像制作業
ピアノに触るのがほとんど初めてだったのですが、スケールインストールからコードインストールを経て、今ではキーボードを触りながらコード進行を確認するのが、大変おもしろいです。音楽の授業なのですが、講師の博学から大変興味深い授業が毎回展開されて、2時間の授業もあっという間に毎回終わってしまいます。元々、トランペットを吹いていて、4度圏表には馴染みがあったのですが、どう使うのかイマイチわかっておらず、この授業をもとに今まで自分が弾いていたフレーズが少しずつ体系化されていくのが本当に面白いです。ズームの授業も講師の手元が見えやすく、遠方からも授業が受けられるので、今後も続けてほしいと思っております。

藤原けんし 40代 自営業
オンラインのため、リアルで接することができない物足りなさは感じますが、求めていた知識を得ることができると感じています。また、大学などに行かずに素晴らしい先生に教わることができるのが、美学校の魅力だと思います。内容も充実しており、実際の作曲活動にも生きるのではないかと手応えを感じています。

み 40代 大学職員
音楽の基礎知識がなくても大丈夫とのことで受講してみました。確かに、イチから楽理を教えて下さるので、毎回何とか追えています。説明のためのたとえ話から、脱線した小噺まで、トークが全て最高です。最高ゆえに、つるっと理解した気分で授業を楽しんでいますが、復習しないでいるとある時点で何も身についていないことに気づきます。復習は必須ですね。なんの学びであれ、当たり前のことですが。

こばやし 40代 自営業
とてもわかり易い授業で毎回楽しみです。水曜日の19時からは仕事上どうしても出席できないため、オンラインで受講することができ大変助かっています(というより、オンラインがなければ受講しませんでした)。来年度もなにか受講したいと考えています。

高橋康子 30代 会社員
とてもわかりやすい授業内容なので、毎回、楽しみながら受講できております(知識の習得という点で、自分の成長も実感できます)。ずっと音楽の勉強をしたいと思っていたので、こちらの講座を受講できたことを、本当に嬉しく思っています。

田中清恭 50代 会社員
講義内容、進行ペースなど丁度良いと思います。対面必須であれば受講は難しかったかも知れず、オンラインは並行して続けていただけたらと思います。

楽理中等科

匿名 31歳 会社員
変わった講座が多そうで面白そうな環境だと思い入学しました。楽理の講義は、ただ理論を学ぶだけでなく、歴史的背景や、理論の導き方からただの雑談まで良質な無駄に溢れたものだと思います。

匿名 自営
美学校の楽理中等科に入った理由は、主にポップスやジャズに関する楽理について、基礎科も含めると2年間全40回でその概要が学べるという点が大きな魅力でした。また隔週19時からという授業時間の設定、神保町駅からと徒歩数分という学校の立地も、私にとっては通いやすく感じられました。

國宗 35歳 教員
独学で勉強し音楽制作をしていましたが、限界を感じ入学しました。特に和製の事を勉強したいと思い菊地さんの講座を受講していますが、深い知識量の前についていくのがやっとです。今後教えてもらった事を反芻しながら自分の身になる様に、わからない事があっても集中して聞いたり、自分なりにかみくだいていこうと思っています。

村上美和
音楽理論を学ぶことで、ジャズが感覚だけではなく楽しめるようになりたかったので受講しました。菊地成孔さんが楽理を講義してくれるなんて感動と思いました。受講して、オルタードスケールなどが納得できました。ジャズの曲で、♯や♭がやたらとつくのが疑問でしたので。

ちゅうまけいこ
入った理由は、菊地先生ならではの楽理に興味があったから。最初に美学校に来たときは勝手に想像していたのと違いました(建物や教室の感じですが…)が、講義はとても楽しく受けているので入って良かったと思っています。講義録も毎回とてもありがたく思っております。

田中(仮名) 35歳 会社員
以前から講義内容に興味があり、仕事休みの日が授業日だったので、一年通して参加出来そうだったので受講しました。覚えるべきことが多くてついていくのはなかなか大変ですが、毎回新たな発見があってとても面白いです。

山本(仮名) 35歳 会社員
作曲をしてみたく思い、作曲や理論についての勉強を独学でしていくうちに壁にぶち当たり、菊地先生が教えている事もあり受講を決意した。難しくて必死にくらいついているが、楽しい。

匿名希望 会社員
菊地先生のフジテレビNEXTでの講義を見ても、出版された本を読んでも理解できなかったのが悔しくてこちらに入学しました。毎回お話が楽しくて何を勉強したのかわからなくなってしまいますが、最近少しづつ何をやっているのか理解できてきたような気がします。これからモードの勉強に入るのも楽しみです。

嶋野文枝 40代 会社員
音楽に関する論考を書くにあたり、音楽そのものの知識をきちんと身につけたいと思い、菊地先生の楽理基礎科・楽理中等科の授業を受講しました。菊地先生の授業を受けることによって、独学だけでは分からなかった知識がより明確になり、曲に対する向き合い方が変わりました。何より音楽を聴くことがより楽しくなりました。受講できて本当によかったです。現在は音楽への思いを文にできる力を養うべく、ライター講座を受講中です。

SK 40代 アニメーター
楽理の要点と実際の現場での使われ方や具体例も聞くことができてとてもよい経験になっていると思います。 一度で理解できないことが多いので授業を見返すことができるのが大変ありがたいです。

山田貴宣 30代 会社員
独学で音楽理論を学んでいましたが、実際に使用する際に限界を感じたため受講しました。既存の楽曲を例に、発展的な音楽理論を学ぶことができ、非常に有意義な時間を過ごせています。特にメロディックマイナースケールに関する講義は目から鱗が落ちました。地方在住なのでオンラインでの開講は非常に助かりました。アーカイブもあるので気になった箇所は何度も視聴して復習しています。

作曲演習

M.K  40代 会社員
堅苦しくなく、非常に面白く学ばせて戴いております。今まで多少勉強し知識をつけていたのですが、アプローチの全く異なる理論や実習で、毎回目から鱗が落ちています。(他に「楽理基礎科」受講)

匿名希望
仕事以外での楽しむ時間を作りたかったので受講した。音楽を一対一ではなく、講義形式で勉強したかった。受講してみての感想は、とても充実した時間で楽しい。実際に作った曲を見てもらう時間では、他の受講生の作品講評の時間も大変ためになっている。内容もテキストだけに留まらず、色々な音楽の話が聞けるのも嬉しい。

永井香代子 40代 会社員
メロディーの作り方に特化した教室はあまり類を見ないので貴重な講座です。課題として提出する習作に高山先生よりフィードバックいただくことで改善点がわかり、曲作りの難しさややりがいを味わっています。合評形式のため、他の受講生への講評も勉強になります。先生は音楽だけでなく、映画、美術等にも精通されており、雑談やお薦めの作品の紹介にも刺激を受けています。美学校は社会人でもワンランク上の表現活動を学べる場所です。

歌う言葉、歌われる文字

青木拓磨 40代 音楽家
ここ数年、歌詞を書かなくなり、自分の言葉を失くしてしまったような感覚を覚えていました。コロナ禍をきっかけに鈴木博文さんの講座を受講。教えてもらった、というよりは、何気ない博文さんの一言により、一気にイメージが開けて、久しぶりに歌詞を書く感覚を思い出して興奮したのを覚えています。100の技術や知識よりも重要な、大きな「きっかけ」を与える講座だという印象を持っています。

オオイシ 40代 大学関係
講師の方の情熱を毎授業感じることが出来て手応えがありました。一緒に学ぶ仲間からも沢山の刺激を受けました。作詞はほぼ初めての経験でしたが、自分らしさというものを色々な角度から考え問う良い機会になり、結果なんとかひとつの曲を作れたことに感謝しています。受講してとても良かったです。

熊沢紗世 20代 フリーター
定期的に発表会があるため、歌詞を書く良いきっかけになっています。これから他の受講者の方とコラボしていくのが楽しみです。やはりオンラインで参加する方が多いので、授業後の交流などが少なく、そこは少し残念です。

浅井治 60代 無職
美学校のことはは70年代に知りました。様々な講座に興味がありましたが、個人的な事情で通えませんでした。それから半世紀近く経ちましたが、念願叶いオンラインで受講でき喜びひとしおです。70歳代の高齢者ですが、創作することと年齢は関係ないと考えています。 講座は、自分の心のイメージを、詞の言葉に自然と置き換えれるものでした。また、他の受講者の作品から各々の個性を感じます。自分も自分らしく創ろうと意欲が湧きます。

歌謡曲〜J-POPの歴史から学ぶ音楽入門・実作編

佐藤 30代 アルバイト
音楽の授業をzoomで受講しています。毎回配信が丁寧で、アーカイブの動画も見やすく、とても受講しやすいです。美学校は、一貫して美術・芸術的です。それが美学校らしさだと思っています。市民講座などとは違った形で、どの世代でも、知識量などを問わず、美術・芸術に触れられると思います。(色々書きましたが、一個しか受講してないですが…そういう印象はあります!)。個人的に大変いい学びの場に出会えたと思っています。

mame 50代 介護認定調査員
美学校自体は30年程前から知っていたのですが、『美術』の学校だと思っていたので、絵が下手な私には縁がないと思っていました。歴史ある所だからこのように思っている方は案外多いのではないでしょうか?この辺りの更なる周知の為の工夫は行って見てもよいかと思います。それと、事情があるにせよリモートはありがたいです。私は、リモートではなければ多分受講できなかったと思います。都市部と地方の文化環境の格差の是正を『美学校』だからこそ実践していただきたいなあ、と思います。

実践!自己プロデュースと作品づくり

おもち 20代 大学生
講座外でもオンラインで進捗を報告し合うことで、他の受講者の方の状況をリアルタイムで知ることができ、モチベーションの維持にも繋がれる楽しい講座です!反応してくれる仲間がいるのは、すごく心強い作品制作の味方です。

サウンドトラックをつくる

清水惇一 20代 会社員
第一線でご活躍されている世武さんから制作指導をしていただける大変貴重な機会を提供くださり、受講して大変勉強になりました。音楽経験が浅く、素人ではありましたが、とても丁寧に且つ的確にアドバイスをくださり、今後の制作活動へのモチベーション、スキルアップに繋がるきっかけになったと感じております。授業のアーカイブも毎回あり、復習もできスムーズに課題に取り組むことができました。

野瀬将吾 20代 ディレクター
とりわけ、自分の意図として制作した表現を汲み取って頂き、細かいアドバイスを頂けたり、自分の癖などを修正できるような的確な指示を頂けて非常に勉強になりました。

《DTM》

レコーディングコース・プレミアム

サツキ 35歳 会社員
バンドをやっていて、自分でレコーディングをやったことがあり、興味を持って勉強したいと思って入りました。先生の授業内容もためになりますが、受講生との会話もとても刺激になって楽しいです。

N.S 23歳 会社員
同じように音楽を学びたいと思っている人達が集まっている。そのため授業だけでなく、授業後にもお酒を飲みながら語り合うことができて、その中に学ぶことも非常にたくさんありました。自分の世界が広がる場所だと感じました。(他に「楽理中等科」受講)

秋山晋吾(ジョン) 32歳 社会人
プロとして活躍されている生成が実践的な技術を教えてくれます。本に書いてないことを教えてくれます。

土岐隆宏 27歳 会社員
今まで独学でしかやってこなかったので一度きちんと勉強したいと思ったため受講しました。実際の現場での話や録音の流れを聞くことができ、自分の録音の方法にも広がりができて技術が上がったように思います。

サウンドプロダクション・ゼミ

小池篤史 30代 フリーランス
オンライン講座である、という理由もあるかもしれませんが、受講生と講師の適当な距離感に、美学校の良さを感じました。それぞれ異なった嗜好を持った受講生が、様々な目的を持って受講するであろう事を前提としているためでしょうか。『こうあるべき』という押しつけが弱く、各受講者それぞれの必要に応じたツールや可能性を提示する形の講座の在り方が、自分には水に合っているように感じました。

町田和宏 25歳 WEBディレクター
いくつか受講していますが、どの講座も先生との距離が近いのが良いです。年齢やバックグラウンドも様々な生徒が集まるのも面白い。人生100年時代と言われ始めていますが、現役学生の方だけでなく、社会人の方の学び直しや、学びを広げたい方にもオススメです。広く門戸が開かれているのも美学校の良さだと思います。(他に「モード研究室」「楽理基礎科」「ライター講座」受講)

市原義己 32歳 無職
昨年から数えて2科目になります。今年4月にあった即興ワークショップにて横川先生にご指導いただいたのをきっかけに今年も受講させていただきました。授業では、スタイルの違う曲やその曲を聴いたレスポンスなどからいろいろ気付きがあって毎回楽しいです。

アレンジ&ミックス・クリニック

鈴木正人 40代 会社員
どの講座もタイトル通りの力は身につく内容なってると思います(真面目に受ければ)。実際に業界で働いている方の講義なので、業界が身近に感じる事が出来ます。私は普段の無縁の業界で働いているので、一緒に講座を受けている仲間との音楽の話を共有するだけでも楽しい時間を過ごせます。(他に「実践!自己プロデュースと作品づくり」「レコーディングコース・プレミアム」「サウンドプロダクション・ゼミ」受講)

魁!打ち込み道場

藤原健二 40代 自営業
これまで、独学で音楽を作ってきましたが、一度専門的な知識を学びたいと思い受講を決意しました。 美学校の授業は、一人も置いていかないという気持ちが表れているようで、丁寧な授業や不明点などのフォローアップが徹底されており、安心して受講することができました。 授業内容も僕が期待していたとおりの内容で、自分の音楽人生が変わるほどの学びを得られていると感じています。 長い歴史のある学校ですが、講師やアシスタントの方の対応も親切で親しみやすく、美学校で学ぶという選択は、僕の人生の中でも大正解だったのではないかと思っています。

《研究室》

美楽塾

川上遥か 25歳
webで偶然美学校の事を知り、直感的に入校しました。今まで自分が経験したことのない事、おもしろい事がしたかったからです。この2クラスは美学校の中でもまた更に、とんでもなく面白い事を体感できると思います。知らない事すら知らなかった事をいっぱい感じて、自分の世界を新しく作っていくことが出来る、とても素敵なきっかけになるでしょう。体力は要ると思います。(他に「未来美術専門学校」受講)

ライター講座

行本昌史 40代 建築士
偶然この講座を知り、迷った挙句受講を決めた。ただなんとなく面白そうだったからだ。座学は企画から編集まで雑誌づくりを想定して進めてゆく。その過程のなかで「書くこと+届ける事」を受講生に考えさせる。添削は各受講生が個別のテーマのため、個別対応ではあるが、他人の添削を見聞きする事でさらに自分の考えが深まる。ライター志望でない僕に適しているか若干の不安はあったが、結果として今一番必要な事が学べている。

千葉智史 30代 自営業
多様なゲスト陣に加え、毎回雑談という名の執筆記事紹介が良くて、書かれるまでの経緯や他記事との差別化の視点、書く際の注意点などを丁寧に説明してくれるので、非常に参考になる。講評回では、基本的に褒めて伸ばす方法で、こちらも丁寧にコメントをくださる。継続的に伴走してくれるようなイメージなので、何かを形にしたい人にはとても有意義な内容になるはず。

MKD 40代 会社員
美学校の瑕疵ではまったくないのですが、こういう講座の醍醐味である「近しい目標を持った人と会って話す」ができないのが残念です。講義自体は面白いので、もっと課題提出のスピードを上げたいと思います。

藤見直子 40代 自営業
音楽に関する教養を身につける方法を知り、自分軸で「音楽そのものの魅力」に気づけるようになりたくて受講しています。 情報源がSNS中心となるなか、素人リスナーとしての音楽とのつきあいかたや距離感が分からなくなったからです。地に足のついた情報やヒントを得ながら、なにかを書く人間としての必須の護身術を学びつつ、冷静に没頭できる音楽リスナー生活がすごせるようになりました。 半年経ちましたが、お値打ちの受講料です。