講師一覧

絵画

■ 造形基礎I 鍋田庸男

NabetaTsuneo

1972年関西美術院油絵科卒業。1978年美学校石版画工房修了。1990年~美学校造形基礎講師。1982年より個展画廊春秋、AXISギャラリー・アネックス、NWハウス他。グループ展多数。

■ 細密画教場 田嶋徹

1969年東京生まれ。1987年美学校細密画教場に学び絵を描き始める。1991年より個展。彩林堂画廊、ギャラリーアートもりもと他グループ展多数。2001年より美学校細密画教場講師。

■ 生涯ドローイングセミナー 丸亀ひろや(+OJUN+宮嶋葉一)

丸亀ひろや

1961年熊本県生まれ。1986年東京造形大学造形学部美術学科卒業。88-90年ドイツ・デュッセルドルフ美術アカデミー絵画専攻。91-94年ドイツ・デュッセルドルフ大学美術史専攻。おもに平面作品を制作。目の前の対象や印刷物の図像から抽象的な事柄まで様々なテーマを雑食的にドローイング、そこを足掛かりにした絵画作品は抑制が効いているがどこか即興の愉楽がある。

宮嶋葉一

画家。1954年大阪府生まれ。1982年東京藝術大学大学院美術研究科油画修士課程修了。1988-98年ドイツ・デュッセルドルフ滞在。具体的な対象をモティーフに簡略化された線と強いストローク、対象に意味を持たせないスタイルが特徴。簡素化された構造と内包するユーモアのセンスが楽しめる作品を一貫して制作。

OJUN

1956年東京都生まれ。1982年東京藝術大学大学院美術研究科油画専攻修士修了。1984-85年スペイン・バルセロナ滞在。1990-94年ドイツ・デュッセルドルフ滞在。絵画・ドローイング・版画と、さまざまな媒体の平面作品を制作し、身の回りの日常的な対象を自身の視点で新鮮に捉え、その絶妙な線や色、空間は、見る者に新たな視点を与える。

■ 超・日本画ゼミ 間島秀徳+小金沢智

間島秀徳

間島秀徳

1960年茨城県生まれ。1986年東京藝術大学大学院美術研究科日本画修士課程修了。2000~2001年フィラデルフィア、ニューヨークに滞在。水と身体の関わりをテーマに、国内外の美術館から五浦の六角堂、二条城、清水寺、泉涌寺、大倉集古館に至るまで、様々な場所で作品を発表。現在、武蔵野美術大学日本画学科教授。

 

小金沢智

小金沢智

キュレーター。1982年群馬県前橋市生まれ。2008年明治学院大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前記課程修了。世田谷美術館(2010-2015)、太田市美術館・図書館(2015-2020)の学芸員を経て、2020年4月より東北芸術工科大学芸術学部美術科日本画コース専任講師。「現在」の表現をベースに据えながら、ジャンルや歴史を横断するキュレーションを得意とする。

■ ペインティング講座 – 油絵を中心として 長谷川繁

1963年滋賀県生まれ。1988年愛知県立芸術大学大学院絵画科油画専攻修了、1989~92年ドイツデュッセルドルフクンストアカデミー、1992~94年オランダアムステルダム デ・アトリエーズ在籍、1996年帰国。東京を中心に個展、グループ展多数。帰国後自由が丘に展示スペースを設立し2004年まで若手アーティストの展覧会を企画継続した。

■ テクニック&ピクニック 伊藤桂司

伊藤桂司

1958年東京生まれ。’80年に雑誌 ”JAM” ”HEAVEN” でのデビュー以来、グラフィックワーク、アートディレクションを中心に活動。2001年東京ADC賞受賞。テイ・トウワ、スチャダラパー、キリンジ、バッファロー・ドーター、高野寛、ohana、オレンジペコー、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、イギリスのクラヴェンデール、SoftBank キャンペーン他多数のヴィジュアルを手掛ける。
「四次元を探しに/ダリから現代へ」(諸橋近代美術館)など他数々の国内外展示に参加。個展多数。作品集に『LA SUPER GRANDE』(ERECT LAB.)、『DAYS OF PAST FUTURE』(Alex Besikianとの共著)他多数。京都芸術大学大学院教授。UFG代表。http://site-ufg.com/

版画/写真

■ シルクスクリーン工房 松村宏

1978・79年美学校シルクスクリーン工房にて修業。1980年久利屋グラフィック設立。日仏会館ポスターシリーズの制作に携わり、150作家300エディションを制作(~2001年)。1994年より美学校シルクスクリーン工房講師。1998年より沖縄県立芸術大学非常勤講師。

■ 石版画工房 佐々木良枝+増山吉明

佐々木良枝 

1949年大分県生まれ。1971年明治大学文学部卒業。1978年美学校阿部浩石版画工房にて学ぶ。1984年より個展活動開始。銀座画廊春秋、ぎゃらりいセンターポイント、大分えだ画廊他、グループ展多数。2002年より美学校石版画講師。

 

増山吉明

桑沢デザイン研究所卒業。個展 1996,97,98,00年ギャラリー代々木(東京)、2004年ギャラリーハーフノート(東京)他。グループ展 2002年ELEMENT展(東京)、2002年新跳躍展(韓国)、2003年マメホンマンボ展(東京)、2006年互通展(中国)他。

■ 銅版画工房 上原修一

1963年長野県生まれ。2000年第5回さっぽろ国際版画ビエンナーレ展。2005年第3回山本鼎版画大賞展。2007年PRINTS TOKYO 2007、あおもり国際版画トリエンナーレ2007。2008年11月第4回山本鼎版画大賞展(上田市長賞)。2010年「第7回 大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ展」(池田満寿夫大賞)。

■ 版表現実験工房 清野耕一

1957年東京都生まれ。1980年早稲田大学社会科学部卒業。1992年美学校銅版画工房修了。2002-03年文化庁派遣芸術家在外研修(カナダ・カルガリー大学にて研究活動)。2011年第8回高知国際版画トリエンナーレ展にて優秀賞受賞。その他、日本国内だけでなく、ヨーロッパ・北米にて、個展や国際的グループ展に多数出品する。

■ 写真工房 西村陽一郎

1967年東京生まれ。美学校で写真を学び、撮影助手を経て1990年に独立。モノクロのフォトグラムを中心に、植物や水、昆虫、ヌードなどをモチーフとした作品を発表している。期待される若手写真家20人展、ヤング・ポートフォリオ展、’99 EPSON Color Imaging CONTEST、PHILIP MORRIS ART AWARD 2000、TPCCチャレンジ、2003京展などに入選。

現代美術

■ アートのレシピ 松蔭浩之+三田村光土里

松蔭浩之

現代美術家。1965年福岡県生まれ。1988年大阪芸術大学写真学科卒業。1990年アートユニット「コンプレッソ・プラスティコ」でベネチア・ビエンナーレに世界最年少で出展以降、写真家、アートディレクター、空間デザイナー、ライター、俳優など多岐に渡り活動。2006年シンガポール・ビエンナーレ出展。現代美術家集団「昭和40年会」では会長を務める。

 

Mitamura Midori

三田村光土里

1964年愛知生まれ。東京在住。2005年、文化庁海外派遣芸術家(フィンランド)。日常の記憶を題材に、写真、映像、言葉、日用品など様々な材料を組み合わせ、「人が足を踏み入れられる三次元のドラマ」と称するインスタレーションを展開する。近年の主な展覧会に、「そらいろユートピア」(十和田市現代美術館、青森、2014)、「虹の彼方―こことどこかをつなぐ、アーティストたちとの遊飛行―」(府中市美術館、東京、2012-2013)、個展「夜明けまえ」(GALLERY TERRA TOKYO、東京、2013)などがある。また、ライフワークとして滞在型アートプロジェクト「Art & Breakfast」を世界各地で開催している。

■ ビジュアル・コミュニケーション・ラボ 斎藤美奈子

東京生まれ。1988年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。1992-95ニューヨーク滞在。2002-03文化庁派遣芸術家在外研修にてベルリン、キールに滞在。2005年アーティスト・イン・レジデンス“Culture Study Wien”にてウィーン滞在。自身の記憶を原体験とし、鑑賞者の記憶に語りかけてくるような風景を写真や映像により表現している。

■ 芸術漂流教室 倉重迅+田中偉一郎+岡田裕子

倉重迅

1975年神奈川県生まれ。フランス国立高等芸術大学マルセイユ(ボ・ザール)DNSEP課程修了。トリノ・トリエンナーレ、シドニー・ビエンナーレ、「笑い展」(森美術館)など、国内外の展覧会に参加。また、複数のa.k.a.を使い、CMやPV、TV番組などのディレクションなどにも携わっている。
面白そうなことに積極的に関わっていった結果、運営や経営、関連する企業、NPOなどは多岐にわたる。近年は、飲食店や輸入食品のプロデュースなどにも鋭意参画中。

 

田中偉一郎

1974年生まれ。2000年よりレントゲンヴェルケ(東京)、「六本木クロッシング」展(森美術館)、Scion Installation(LA)、成羽美術館(岡山)など国内外の展覧会に参加し、《ハト命名》、《ストリート・デストロイヤー》といったノーメッセージな作品を展開。「美術手帖」の連載「やっつけメーキング」で、独自の現代美術の文脈をつくる。また、広告のアートディレクターとして、数多くのTVCMやグラフィックアドなどを企画制作。写真、音楽、動画、パフォーマンス、書籍、広告など、媒体を問わず意表を突いた作品を乱れ撃ちしている。

 

岡田裕子

現代美術家。ヴィデオアート、写真、絵画、インスタレーション、パフォーマンスなど多岐にわたる表現を用いて、自らの実体験――恋愛、結婚、出産、子育てなど――を通したリアリティのある視点で、現代の社会へのメッセージ性の高い美術作品を制作。国内外の美術館、ギャラリー、オルタナティヴスペース等にて展覧会多数。主な展覧会は「MOTアニュアル2005愛と孤独、そして笑い」(東京都現代美術館、2005年)、「Global Feminisms」(ブルックリン美術館 、2007年)、「LESSON 0」(韓国国立現代美術館果川館・2017年)、「第11回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、2019年)など。
2010年よりオルタナティブ人形劇団「劇団★死期」主宰。著書に『現代アート探偵ゲンダイチコースケの事件簿「銀髪の賢者と油之牝狗」』(岡田裕子+松下学+阿部謙一(オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」)ART DIVER出版。2019年7月にミヅマアートギャラリーにて個展「ダブル・フューチャー」を開催予定、同展覧会で初作品集を刊行予定。

■ 未来美術専門学校 遠藤一郎

1979年、静岡県生まれ。未来へ号ドライバー、カッパ師匠、DJじゃみへんさん、未来龍大空凧、マグマ農場、for you、未来美、ドラゴンリリース、等を進行中。 車体に大きく「未来へ」と描かれたバス『未来へ号』で車上生活をしながら全国各地をはしり、アートイベントで展示やパフォーマンスを行う。主な参加イベントに「別府現代芸術フェスティバル混浴温泉世界」わくわく混浴アパートメント、「TWIST and SHOUT Contemporary Art from Japan」BACC(バンコク)、「愛と平和と未来のために」(水戸芸術館)「六本木アートナイト」(六本木ヒルズアリーナ)他。2008~2017『美術手帖』(美術出版社)に連載。

■ 現代アートの勝手口 齋藤恵汰+中島晴矢

齋藤恵汰

齋藤恵汰

1987年東京生まれ。高校卒業後、NTS教育研究所にてツアー型学習プログラムのファシリテーターとして従事。2008年、ランドアートプロジェクト「渋家」設立。
東京文化発信プロジェクト「東京の条件(2009-2011・編集)」、NHK Eテレ「ニッポンのジレンマ(2013・出演)」、アートフェア東京「オーナーチェンジ (2013・出品)」、吉祥寺シアター「非劇(2015・作)」など幅広く活動。
2016年、1990年前後に生まれた批評家・研究者が手売りで累計4000部を売った批評同人誌「アーギュメンツ#1〜#3(2016-2018)」創刊。私戦と風景(2015・原爆の図 丸木美術館)、自営と共在(2016・BARRAK)、open the door(2018・roomF準備室)、構造と表面(2019・駒込倉庫)などキュレーション。
2020年、金沢移住。46000株式会社取締役としてアーティストインレジデンス「CORN(2021-)」設立。2022年度アーツカウンシル金沢ディレクター。ほか数社の取締役を現職。

 

中島晴矢

中島晴矢

1989年神奈川県生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、美学校修了。
現代美術、文筆、ラップなど、インディペンデントとして多様な場やヒトと関わりながら領域横断的な活動を展開。美学校「現代アートの勝手口」講師。プロジェクトチーム「野ざらし」メンバー。
主な個展に「東京を鼻から吸って踊れ」(gallery αM, 2019-2020)、キュレーションに「SURVIBIA!!」(NEWTOWN, 2018)、グループ展に「TOKYO2021」(TODA BUILDING, 2019)、アルバムに「From Insect Cage」(Stag Beat, 2016)、著書に『オイル・オン・タウンスケープ』(論創社, 2022)など。http://haruyanakajima.com/

■ アンビカミング: シャドーフェミニズムズの芸術実践 遠藤麻衣

1984年生まれ。おしゃべりやDIY、演技といった遊戯的な手法を用いる。民話や伝説といった史料、ティーン向けの漫画やファンフィクション、婚姻制度や表現規制に関する法律など幅広い対象の調査に基づき、クィア・フェミニスト的な実践を展開している。主な展覧会に、「燃ゆる想いに身を焼きながら」愛知県立芸術大学サテライトギャラリー SA・KURA(愛知、2021)、「フェミニズムズ」金沢21世紀美術館(石川、2021)など。2018年に丸山美佳と「Multiple Spirits(マルスピ)」を創刊。2021年東京芸術大学美術研究科博士後期課程修了。2022年文化庁新進芸術家海外研修制度でニューヨーク滞在。

様々な分野

■ モード研究室 濱田謙一

1967年東京都生まれ。1988年東京デザイナー学院卒業。PASHU、丸紅、COMME des GARÇONSを経て現在フリー。映画、舞台、CM、衣装デザイン制作多数。東京を中心に、パリ、横浜等にて個展、グループ展。2010年ロシアモード誌にファッション論を連載、美学校も紹介される。

■ 実作講座「演劇 似て非なるもの」 生西康典

生西康典

1968年生まれ。舞台やインスタレーション、映像作品の演出などを手がける。作品がどのようなカタチのものであっても基本にあるのは人とどのように恊働していくか。自分自身を形作っていると信じられている殻がとけた時にはじめて現れる「その人」が見たい。その時「人」はありとあらゆるものと触れあっているだろう。近作は『抱えきれないたくさんの四季のために』(2022、SCOOL)、『棒ダチ 私だけが長生きするように』(2021、Tokyo Real Underground)。主なインスタレーション作品に『おかえりなさい、うた Dusty Voices , Sound of Stars』(2010、東京都写真美術館)。書籍:『芸術の授業 BEHIND CREATIVITY』(中村寛 編、共著、弘文堂)。

■ 特殊漫画家-前衛の道 根本敬

根本敬

1958年東京生まれ。81年月刊漫画『ガロ』9月号で漫画家デビュー。以後「平凡パンチ」に「生きる」などを連載。漫画の代表作は「怪人無礼講ララバイ」収録の「タケオの世界」とされる。「因果鉄道の旅」「人生解毒波止場」「ディープコリア(同盟との共著)」など文字の本は漫画本より読者が多い。2009年「真理先生」で第11回みうらじゅん賞受賞。幻の名盤解放同盟(昭和歌謡の澱を掬うコンピ「解放歌集」を編纂)の一員であり、東京キララ社の特殊顧問であり、マルセイユを拠点とするアート運動体 ル デルニエ クリの一員でもある。

■ 劇のやめ方 篠田千明

篠田千明

2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。

以後、バンコクを拠点としソロ活動を続ける。「四つの機劇」「非劇」と、劇の成り立ちそのものを問う作品や、チリの作家の戯曲を元にした人間を見る動物園「ZOO」、その場に来た人が歩くことで革命をシュミレーションする「道をわたる」などを製作している。

2018年Bangkok Biennialで「超常現象館」を主催。2019年台北でADAM artist lab、マニラWSKフェスティバルMusic Hacker’s lab参加。

■ 意志を強くする時 意志強ナツ子

意志強ナツ子

1985年山形生まれ。日本大学芸術学部美術学科彫刻コース中退後、Academy of Fine Arts, Pragueコンセプチュアルメディア学科(Prof.Milos Sejn)入学。同アカデミー、インターメディア学科(Prof.Tomas Vanek)修士課程卒業。2010年第9回漫画アクション選外奨励賞受賞。2014年リイド社トーチwebにて『女神』が掲載され商業デビュー。代表作に『魔術師A』『アマゾネス・キス』『黒真珠そだち』『るなしい』など。

■ 建築大爆発 岡啓輔+秋山佑太

岡啓輔

岡啓輔

1965年九州柳川生まれ、一級建築士、高山建築学校管理、蟻鱒鳶ル建設中。ウイークポイントは、心臓、色覚、読書。
1995年から2003年まで「岡画郎」を運営。2005年、蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)着工。2018年、筑摩書房から「バベる!自力でビルを建てる男」を出版。2019年「のせでんアートライン2019」に参加。

 

秋山佑太

秋山佑太

1981年東京都生まれ。株式会社サウンドオブアーキテクチャ代表。建造物を扱い「移動」「集積」といった方法で、複雑な時を刻んで来た建物に「地霊」を呼び起こす作品を制作。2016年より「中央本線画廊」を運営。近年の主な企画展示に、2020年「芸術競技」展(FL田SH・東京 )、2018年「モデルルーム」展(SNOW Contemporary・東京) 「新しい民話のためのプリビジュアライゼーション」(石巻のキワマリ荘ほか・宮城)、2017年「超循環」展(EUKARYOTE・東京)「グラウンドアンダー」展(SEZON ART GALLERY・東京)、 2016年「バラックアウト」展 (旧松田邸・東京)など。

■ 自分を越えた作品を計画的につくる方法と発表の実践 岸井大輔

岸井大輔

劇作家 1995年より他ジャンルで遂行された形式化が演劇で可能かを問う作品を作っている。代表作「東京の条件」「始末をかく」「好きにやることの喜劇(コメディー)」PARA主宰、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科非常勤講師

■ アートに何ができるのか 荒谷大輔

江戸川大学基礎・教養教育センター教授。専門は哲学/倫理学。主な著書に『資本主義に出口はあるか』(講談社現代新書)、『ラカンの哲学:哲学の実践としての精神分析』(講談社メチエ)、『「経済」の哲学:ナルシスの危機を越えて』(せりか書房)、『西田幾多郎:歴史の論理学』(講談社)、『ドゥルーズ/ガタリの現在』(共著、平凡社)など。演劇の脚本を書いたり、ダンス作品のドラマトゥルクを担当したり、自分で暗黒舞踏を踊ったりしています(https://bigakko.jp/event/2021/engeki-shuryokoen)。

作曲/作詞

■ 楽理基礎科/中等科 菊地成孔

東京ジャズシーンのミュージシャンとして活動/思想の軸足をジャズミュージックに置きながらも、極度にジャンル超越的な活動を展開。音楽、映画、服飾、食文化、格闘技など、その対象は多岐に渡る。音楽講師としては、東京大学、国立音楽大学、東京芸術大学、慶応義塾大学でも教鞭を執る(04年~09年)。 

■ 作曲演習 高山博

作曲家としては、NHK銀河テレビ小説『妻』、TV朝日 『題名のない音楽会』(出演)、国際交流基金委嘱『ボロブドゥールの嵐』、香川県芸術祭『南風の祭礼』、自らのバンドCharisma『邂逅』(キングレコード)など、イベント、放送、CD作品など多岐にわたる。 執筆では、『ポピュラー音楽作曲のための旋律法』『ビートルズの作曲法』などの、音楽理論書や、 『Pro Tools 11 Software徹底操作ガイド』『Logic Pro X for Macintosh徹底操作ガイド』などのDAWのテクニカルな解説など、音楽雑誌でも健筆をふるう。 東京藝術大学大学院非常勤講師。

■ 歌う言葉、歌われる文字 鈴木博文

1954年5月19日、東京都生まれ。1973年より、松本隆、矢野誠らとムーンライダーズ(オリジナル・ムーンライダーズ)として音楽活動を始める。実兄・鈴木慶一に誘われ、1976 年に moonriders に参加。バンドではベースを担当、また多くの作詞・作曲も手がける。レーベルのプロデューサーとしてさまざまなミュージシャンの輩出を支え続ける一方、アーティスト、アイドルへの作詞・楽曲提供、The Suzuki(w/鈴木慶一)、Mio Fou(w/美尾洋乃)、政風会(w/直枝政広)などユニット活動もあり。

実践!自己プロデュースと作品作り 入江陽

1987年、新大久保生まれ・育ち。シンガーソングライター。映画音楽の制作や、文筆、プロデュースなども行う。最新アルバムは4枚目となる「FISH」。映画音楽家としては「街の上で(今泉力哉 監督)」、「月極オトコトモダチ(穐山茉由 監督)」、「最低。(瀬々敬久 監督)」、「タイトル、拒絶(山田佳奈 監督)」など多数。文筆業では『装苑』『ミュージックマガジン』などでも連載中。

DTM

■ 魁!打ち込み道場 numb

HipHop グループ“Buddah Brand”のマニピュレーターとしてキャリアをスタート。90年代後半より、シンセサイザーやコントローラー等のエレクトロニック・デバイスやラップトップを用いた演奏活動を数多く行っている。国内エレクトロニック・ミュージックの立役者として、その黎明期から今日まで活躍。

■ アレンジ&ミックス・クリニック 草間敬

アレンジャー、レコーディングエンジニア。音楽理論からシンセサイザーまで幅広いスキルを有し、AA=, 金子ノブアキ, KenKen, RIZE, [Alexandros], BIGMAMAなど、20年以上に渡って多くのミュージシャンの制作に関わる。国内に6名しかいないableton Live認定トレーナーでもあり、ableton Liveに関するレビューや講演も多数。近年は制作のみならずライブオペレーションでも活躍中で、AA=, 金子ノブアキ, SEKAI NO OWARIなどのステージをサポートする。

研究室

■ 美楽塾 JINMO

書家を母に持ち、幼少期から書を始める。絵画、書、コンピュータ・グラフィックス、アニメーション等、表現のメディアやジャンルに拘らない視覚芸術を創出する一方、ギター奏者としても活動。国内はもとより海外で数百回に及ぶ公演をおこなっている。また、『ギター・マガジン』にコラムを連載するなど、多方面に活躍する。 

■ ライター講座 柳樂光隆

柳樂光隆

1979年、島根県出雲市生まれ。

出雲高校~東京学芸大学卒。

珍屋レコード(店長)、ディスクユニオンへの勤務を経て、2000年代末から音楽評論家。ときどきDJ・選曲家。

ジャンルを問わず幅広い音楽に関するテキストを中心に新聞、雑誌、ウェブメディアなどに執筆したり、レクチャーをしたり、ラジオで喋ったり。専門はジャズ。

音楽やアーティストの分析、シーンの解説だけでなく、教育機関やNPOなどによる音楽教育や音楽シーンのエコシステムに関するリサーチをライフワークにしている。

■ 世界のリズムとグルーヴ研究〜西アフリカからK-POPまで〜 横川理彦

作編曲、演奏家。80年に京都大学文学部哲学科を卒業後、本格的な演奏活動に入る。4-D、P-Model、After Dinner、Metrofarce、Meatopia等に参加。電子楽器と各種生楽器を併用する独自のスタイルに至る。海外でのコンサート・プロジェクトも多数。現在は、即興を中心としたライブ活動などのほか、演劇・ダンスのための音楽制作など多方面で活動中。また、コンピュータと音楽に関する執筆、ワークショップなども多い。ヨーロッパ、アフリカ、アラブ、日本と、世界中の音楽のDNAを徹底的に研究し、自身の作品に貪欲に取り入れる。