2001年に映画美学校で開講し、2012年に当校に移転した音楽学科は今年(2021年)で開講20年目を迎えます。開講当時から今も続く講座に加え、近年では作詞や映画音楽、自己プロデュースなど多様な講座を開講してきました。2020年度からはコロナ禍の影響でオンラインでの開講に踏み切り、現在ではオンラインと対面の両軸で開催しています。このたび、受講生(修了生)の皆さんにお集まりいただき、講座を受講した理由、印象に残った講義内容、受講しての変化などについてお話しいただきました。
参加者プロフィール
野井勇飛
1986年横須賀生まれ、東京都渋谷区在住。2020年度「アレンジ&ミックス・クリニック」(講師:草間敬)修了。広告代理店、テレビ局、動画制作会社勤務を経て、バンド経験を活かし音楽制作の道へ。シャダックスとしての劇伴制作と並行して、個人の作品作りも行う。主な制作実績に映画「Daughters」(2020)、テレビ東京「100文字アイディアをドラマにした!」(2020)、2021年10月28日(木)よりシアタートラムにて、舞台 iaku「フタマツヅキ」が公演開始。自身の作品としては2021年9月に、オルタナティブ、シティポップ、オールディーズなどへの音楽偏愛を再構築した3rd アルバム「SOUP」が公開されている。
シャダックス作品集 https://soundcloud.com/noiyuhi_works
野井勇飛リリース集 https://www.tunecore.co.jp/artists/noiyuhi
Photo by Indigo Asami
中村桃子
東京都生まれ。2020年度「歌う言葉、歌われる文字」(講師:鈴木博文)修了後、21年度は同講座と「実践!自己プロデュースと作品作り」(講師:入江陽)に在籍。2020年からうたを作り始めて、初ソロアルバム「2 1/2」(momoko records)をリリース。 他4人のアーティストと四行連詩制作(2021年)、京都在住の作曲家 野田雅巳と連詩にキャッチボール式で短い曲をつけていく連曲制作(2021年)。楽器は鍵盤とコルヌミューズ(バグパイプ)。 昼休みに、公園のベンチで制作や考えごとをするのが最近の一番の楽しみ。 CDタイトル「2 1/2」(<マルスの耳>名義) 2021年11月(予定)より以下にて販売。
メトロトロンレコード オンラインストア→https://metrotronrcd.official.ec/ Twitter→https://twitter.com/hhymmk
Sound cloud→https://soundcloud.com/momoko-nakamura-1
nakamura momoko名で2曲配信中→Apple Music,spotify 他
エンドウシンゴ Shingo Endo
音楽家・作曲家・gestalten records主宰。2008年 映画美学校で「レコーディングコース高等科」(講師:横川理彦)受講。2016年度「レコーディングコース・プレミアム」(講師:中村公輔)修了。これまでアニメ「夏目友人帳」EDテーマ曲、藤井フミヤなどへの楽曲提供、教育番組の劇伴、映画音楽などを手掛ける。2018年にソロアルバム「CINEMA POETIQUE Vol.1“on and on“」2019年にミニアルバム「クレーの絵本」featuring さとうもか を配信リリース。2020年8月 sugar meとの共作「Stay With Me」を期間限定リリース。現在、次作を準備中。https://endoshingo.com/
佐藤まりえ
2014年度「サウンドプロダクション・ゼミ」(講師:横川理彦)修了。15年度「魁!打ち込み道場」(講師:numb)修了。21年度同アドバンスクラス在籍。
受講のきっかけ
野井 大学の先輩が横川(理彦)さんの講座を受講していて、美学校っていう場所があるよと紹介してもらったのがきっかけです。音楽はその前からずっとやっていて、しっかり勉強したいと思っていたところだったので、ちょうどいいなと思って受講しました。
中村 私はもともと写真を撮っていて、“写真と言葉”みたいなものをやりたいなと思って、そういうことをできる場所はないだろうかと調べているうちに間違って(笑)、美学校のサイトにたどりつきました。そしたら(鈴木)博文さんの講座があって、まさかと。それで話を聞きにいって受講を決めました。歌詞だけでなく曲を作ることはまったく想像していなかったんですが、季節毎にライブをやろうという流れになったので、じゃあ曲も作ってみるかと。家のパソコンにたまたまLogic(作曲DAWソフト)が入っていたので、それで作りはじめました。
佐藤 私は小学校から高校ぐらいまでピアノを習っていました。でも、練習があまり好きじゃないし、間違えちゃいけないというプレッシャーも大きくて、ピアノを聞くのは好きだけど、ピアノを弾くのはあんまり自分に合ってないと思ってたんです。パソコンを使うのが割と得意だったので、ピアノじゃなくてパソコンで曲を作れたら楽しいだろうなと思って、夏休みに「DTM 夏期講習」って検索したら、横川さんの「ゼロから始めるDTM講座〜ableton LIVE編〜」がヒットして、金額的にも期間的にも受講しやすかったので申込みました。ableton LIVEを知らなかったので、すごく勇気がいったんですけど、受講したら仕組みがざっくり分かって楽しくなったので、続けて通年講座に入りました。
エンドウ 映画美学校での講座に通っていたときの記憶はだいぶ薄れてしまったんですが、横川さんは当時からableton LIVEを使ってすごく面白い授業をされていて、クリエイティブというか、普通の学校とはちょっと違うんだなっていう認識でした。当時はポツポツ楽曲提供とか劇伴やCMの仕事をやったりしていましたが、2010年以降は音楽制作からは離れていました。ただ、機材はちょくちょく買ったり音楽雑誌は読んでいました。2016年にたまたま中村(公輔)さんの講座があるのを知って、機材がそろったはいいけど周りに詳しい人もいないし、今みたいにyoutubeに情報もあふれていなかったので、ここで一回基礎から勉強してもいいかなと。昼間は勤めていたんですが、授業は夜なので参加を決めました。受講をきっかけにアルバムを出したり、その後の音楽人生がだいぶ変わったので受講してすごく良かったです。
仕事と講座の両立
エンドウ 受講中は仕事をセーブして、音楽の時間を増やすようにしていました。課題はそんなになくて自主的にやる感じだったこともあって、時間には割と余裕がありました。授業が隔週だったので、一年間ゆっくり学ぶことができた覚えがあります。
中村 私も時間的には全然問題ありませんでした。仕事の都合で遅れてくる方もいらっしゃいますが、今は基本オンラインなので、遅れて参加しても後でアーカイブを見られます。仕事との両立で苦労するみたいなことは自分もなかったし、他の受講生でもそういう方はあまりいなかった印象です。開始時間に間に合わなくても、電車の中などで「聞き専」で参加される方や、お子さんを寝かしつけながら参加される方もいました。
佐藤 私は必死で通っていました。課題も前日にヤバいって言いながらやって(笑)。授業が月曜だったので、余裕があれば土日に作業をしてました。とりあえず5秒くらいのものでも出せばいいかという感じで、他の人の課題とか先生の評価を聞くのを楽しみにしてたので、行けば楽しかったです。
野井 僕は個人事業主として自分のペースで仕事をしているんですが、受講中は2週間に1曲作ってみんなに聞かせるのが基本的なルーティンだったので、会社勤めをしていたら結構大変だったかなと思います。オンライン授業はすごく良くて、東京にいないことも何回かあったんですが、出張先から受講できたのは助かりました。
授業内容について
野井 初回の授業で草間さんが吉田兼好の『徒然草』を引用して、「芸能を身に着けようとする人は、上手くなってから発表しようと思うけど、下手でも発表して恥をかいていった人のほうが残るといったこと(『徒然草』150段「能をつかんとする人」)を、800年前ぐらいに書いてるんですよ」という話をされたんです。自分が作って歌った曲を人に聞かせることに心理的なハードルがあったんですけど、そう言われたらぐうの音も出ないなと。それと「合評」と言って、講評しあうときには良いところはもちろん、こうしたらもっと良くなるよってことも言いましょうとか、建設的なマナーを最初に教えてくれました。音楽だけじゃなくて日常的なコミュニケーションでも重要なことだなと。それを2週間に1回実践していくことで、すごく成長した気がします。おすすめの機材とか、細かいプロのテクニックとかも当然身につくんですけど、それ以外の部分でも重要なことを教わりました。
エンドウ 5年前の講義ノートが残ってるんですけど、初回のページに、いろんな楽器の音の高低、音量、音色が時間軸上でどういうふうに変わっていくかを細かく分解して考えるっていう図が描いてあるんです。いわゆるティップスじゃなくて、原理原則的な考え方を初回から教えてもらって、それは今でも役に立っています。中村さんの家でマイクを聴き比べたり、スタジオに行ってドラムのレコーディングに立ち会って、マイクの置き方を実際に見せてもらったり、どれも自宅で一人でDTMをやっていたら勉強できないことばかりでした。あと中村さんが知識の塊みたいな人で、毎回、話に熱が入っちゃって予定時間をオーバーしてそのまま飲み会に突入することもありました。
中村 博文さんの講座は、音楽のスキルとかどうやって歌詞を書いたらいいかといったテクニックの話は基本ほとんどしないです。でも……すごく良いんですよね。だから授業に参加して何を持って帰ってきてるのか、今、急に言葉にしようとすると自分でも具体的に説明するのが難しい感じなんですけど、1年やり終わって来年も絶対受講したいと思って2年目になります。もし「10年割引」があったら申し込みたいくらいです。
授業で印象に残ってるのはやっぱりレコーディングかな。作詞の講座なんですけど、歌を作って博文さんの湾岸スタジオでみんなで録音するんです。ムーンライダーズファンにはワクワクの時間でした。歌詞は授業内で書くというより、家で書いてDiscord(チャットツール)で提出してコメントをもらって、また続きを書くという感じで今は進めています。授業中は博文さんのオーラを受け取ってる感じかもしれません(笑)。最近は、 個々人の中にとどまっている「言葉」が外に出てくるための時間に多くを割いています。なぜ、その言葉なんだ?ということは、その人にしかわからないので、そこに当人の意識を向けさせられているように思います。ただ、こういう目的でこれをやります、みたいなことはあまり言われないので、あくまでも私の感覚(想像)ですが。
佐藤 横川先生のクラスは大学の講義を受けている気分でした。即物的にダンスミュージックを作りましょうとか、ジャンルに縛られた楽曲制作を学ぶというより、世界にはこんな音楽もこんな音楽もあるという話を横川先生が話してくれて、とても面白かったです。ableton LIVEのシステムを使って曲を作って持っていくんですけど、ジャンルに縛られないから意図しない音楽できて、純粋な音の面白さがありました。他の人がどんな曲を作っているかと同時に作っている人にも関心がわいて、クラス全体で仲が良かったですね。今も忘年会をやったり作った曲を聞かせあったり、刺激を与えあっています。「魁!打ち込み道場」はその年の最後にライブイベントをやるんですけど、アドバンスクラスの人も参加するので、受講年に関係なく仲良くなれます。私は音楽を一人で楽しんでましたけど、美学校に入ったことで、こうやって横並びで制作している仲間ができたのは良かったです。
講座を通じたやりとり、受講しての変化
エンドウ 「レコーディングコース・プレミアム」もグループLINEがあって今でもやり取りがあります。中村さんも参加してくれて、講座終了後も最近出た機材を紹介してくれたり、リリースされた音源を批評し合ったり、課外授業的な感じで続いていました。普通、講師の方ってそういうやり取りにはあまり参加してくれないと思うんですが、中村さんは常にフレンドリーで気さくに語ってくれてました。
あと僕の場合はエンジニアになりたかったわけではなくて、ミックスダウンと言って、最終的に音を混ぜて仕上げる技術をどちらかというと知りたくて、自分の作品のブラッシュアップのために受講したんですけど、結果的にミックス前の素材の音の仕込みも大事で、マイキング、つまりマイクでどう音を録るかもすごく大事だということを教えてもらいました。料理で言ったら、素材が良くないといくら後でごまかしてもダメなんだと。レコーディングは人との共同作業も多いので新たなつながりが生まれて、他のミュージシャンとも積極的にコミュニケーションをとれるようになったので、その後の自分の音楽の作り方も変わった気がします。
野井 「アレンジ&ミックス・クリニック」は、受講生それぞれが違ったジャンルの曲を発表していたので、音楽の聞き方が広く深くなりました。自分が作ってる曲とか、好んで聞いてる曲以外の音楽の聞きどころや良さが分かったのは大きかったですね。他の受講生から自分の作った曲を「良かったらリミックスさせてもらえませんか」と提案をいただいて、自然とコラボレーションも生まれました。自分の音楽を自分ひとりで好きなようにやっているだけでは、こういうことは生まれないと思いますし、すごく刺激を受けました。
中村 「歌う言葉、歌われる文字」でも、受講生同士で一緒に歌を作ることもあります。私が途中まで作ったモチーフからギターを抜いて、違うトラックを入れてもらったり、受講生が作った歌詞に別の受講生が曲をつけることもあります。「実践!自己プロデュースと作品作り」でも、私が昔作って今はもう使っていない短いモチーフをgoogle driveに入れておいて、それを使って別の人が新しい曲を作ったりしました。素材は同じでも自分とは違う方法で調理されるので、面白かったですね。
佐藤 「魁!打ち込み道場」には高校生からOLからIT会社の社長まで、いろんな方がいますが、交流が生まれるのは、やっぱり最後にライブあるからかもしれないですね。アドバンスコースに何年か通っているんですけど、何年もいると顔なじみになってきて、声をかけやすくなるのかもしれないです。今日、皆さんのお話を聞いて、いろんな講座があると分かって、また通いたいと思いました。
受講して今思うこと、こんな人におすすめ
野井 受講して良かったと思うことは、合評によって自分の楽曲のレベルやポジションが見えたことです。創作に対してのフットワークが軽くなったことも大きかったですね。2週間に1曲作って発表するのは、それまでの自分にとってハイペースだったんですけど、1年間続けたことで基礎的な筋力がついて、そんなに気負わずに作れるようになりました。
草間さんは、日本のバンドサウンドを作ってこられた方で、僕が十代の頃から聞いてた音楽の現場にもいらしたので、「これはあれっぽいよね」といった共通の感覚があってやりやすかったですし、勉強にもなりました。今は自己流でアレンジやミックスを仕上げている人には「アレンジ&ミックス・クリニック」をおすすめしたいです。宅録とか打ち込みに関して無料で見られる情報はたくさんあるんですけど、リアルタイムで丁寧に教えてもらったり、自分の創作物に対して忌憚のない意見を対等な立場からもらえることは、とても重要で貴重だと思います。
エンドウ 野井さんがおっしゃったように、今、情報があまりにも多すぎてどれを見ていいか分からないじゃないですか。ミックスのやり方に関しても、YouTubeに上がってるものが自分の好みの音源とは限らないので、あまり参考にならなかったり、玉石混交ですよね。授業では、レコーディングの歴史も振り返りながら、この作品ではこういう機材、手法が使われているっていう話を毎回聞くんです。そうすると、耳が訓練されてきて時系列のイメージもできてきて、その中から自分に合ったものを選んでいけるようになる。だから、一人でYouTubeを見ながらやっていて煮詰まっちゃってるような人は、こういう講座に参加してみるのも良いかと思います。先生だけじゃなく他の受講生もプロの人がいたりするのでモチベーションにもなるし、聞く音楽の世界も広がって、それが財産として残っていくので。
あと、僕はオンライン授業を受けたことはないですが、皆さんの話を聞いて、オンラインはマンツーマンに近い親密なやりとりをできるのが良いところなのかなと思いました。アーカイブが残るのもいいですよね。もちろんオフラインの良さもあって、神保町の教室でFOSTEXのスピーカーから音を出して授業をやったり、授業後には飲みに行ったりするのはオンラインではなかなか難しいかもしれないですね。
野井 僕はオフラインの授業を受けていないので比較はできないですが、自宅にいながら落ち着く環境で講義と音楽に集中できるのは、オンラインの良さかなと思います。同期のみなさんには一度も直接お会いしたことはないんですけど、授業の前日までに送られてきた同期の音楽を聞きこんで、感想や気づきをメモして準備するのは、音楽に向き合っている実感があって充実してましたし、いただいたコメントはすべてメモしてあって、良いことも改善点もすごく大切な宝物になりました。時節柄、ほぼ自宅で過ごしていた自分にとってはかけがえのない体験だったなと思ってます。ですので、この記事を読んで受講してみようかなと思った人も、そんなふうに楽しんでもらえることを願っています。
佐藤 音楽の道に進もうと思ったら、高校を出て専門学校に行く人が多いんじゃないかなと思うんですけど、その道を通らなかった、でも音楽やりたいと思ったときに、レッスンみたいなものはあると思うんですよ。ギターのレッスン、ピアノのレッスン、DTMのレッスン。そういうものはあると思うんですけど、そうじゃなくて音楽のプロフェッショナル、第一線で現場に立っておられる方や、それ相応の知識を持っている方から教わる機会って、美学校以外にあるのかなって。技術だけじゃなくて音楽の根本的なことも教えてくれる講座や、もちろん技術を身につける講座もあるので、専門学校には行かなかったけど音楽をやりたい方にはおすすめです。知らない世界に触れられると思います。
中村 美学校に行ってみて、これは大学時代と同じだなって思ったんです。何をやっても許されるというか、やりたいことをやって誰もダメと言わないというか。少なくとも受講している間は、好きなことを続けていいよって言ってもらえる場が担保されていて、安心感があるって言うんですかね。年をとってからでもそういう場があるんだっていう喜びがすごくありました。それこそ高校生でも中学生でもいいと思うのですが、どんなに若い人でも、ずっと年上の人でも、プロでもアマチュアでも受け入れてもらえる場所として美学校がある。
入江さんの講座は、自己表現をするための自己プロデュースの講座で、それぞれの目標に向かって進めていくのを入江さんが他の受講生もまきこんでサポートしてくださるんですけど、そういうふうに音楽だけじゃなくて、自分がやりたいことをサポートしてもらえる講座もあるし、音楽の講座を受けていた人が2年目には演劇の講座を受けたり、芸術間のバリアが低いんですよね。だから、自分が何をやりたいのかとか、やりたいことはどのジャンルなんだろうって悩んでとまっていなくてもいいかも。一度行ってみるといいんじゃないでしょうか。自分がやりたいことは「音楽」とか「写真」とか決めてしまわなくても、まだない新しい形の何かの可能性もあるし、それを探っていく場所としても美学校はやり易いかもしれないと思います。何の講座を受けるかはどんどん美学校の方に相談したらいいと思います。
2021年10月6日Zoomにて収録
聞き手・構成=木村奈緒
▷授業日:不定火曜日 19:00〜21:30
DTMによる音楽制作を総合的に学ぶ講座です。シンセサイザーの音作りからビート打ち込みテクニック、サウンドをケアするためのミックスダウンに至るまで、自分の音源をプロのクオリティに近づけていくためのスキルを、一年かけて鍛えていきます。
▷授業日:隔週金曜日 19:00〜21:30
音楽作品をデザインしていくための『録音』『ミックス』『マスタリング』の知識とスキルを基礎から学ぶ講座です。自分の音楽作品を創る上で、音の入り口から出口までを、トータルで高いクオリティで仕上げるための技術を身につけます。
▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
音楽作品のクオリティを決定する重要なファクターである『アレンジ(編曲)』 と『ミックス』を中心に学びます。時代を問わず必要な普遍的な基礎スキルから、より実践的な現在進行形のスタイルに至るまで、各自の音楽作品をより良い形でプレゼンテーションするための技術を身につけます。
▷授業日:隔週月曜日 19:00〜21:30
アーティストとして作品を世に出していくために、自分の表現の幅を広げ、オリジナリティを掘り下げていくためのゼミナールです。自分の作品の強みは何か?アーティストとしての個性を模索しながら、一年かけて自分の作品をまとめたアルバムをつくることが目標となります。
▷授業日:第四金曜日 19:00〜21:30
歌い、歌われる「歌詞」について学び、作詞を実践する講座です。講師の実際の仕事を具体例とした作詞メソッドの解説と並行して、作詞課題と添削を行う実践的な講義となります。
▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
「作詞、作曲」および音楽作品を何らかの形で世に「発表する」ことに特化して学びます。 受講生それぞれの技術やスタイルをカウンセリングしながら、各自が最適な形で自分の楽曲を世に出すことを目指します。