【10/12】特別講座「宥学会・遊学塾」第54回「絵画の再発見」講師:堀浩哉



 第54回 10月12日(金)

「絵画の再発見」 講師:堀浩哉

1960年代の末に、ぼく(ら)は「近代」と断絶し、その象徴である「近代絵画」とその鬼っ子である「前衛」を否定した。
その上で、「絵画」をもう一度とりもどそうとしたけれど、そのためには遠回りを強いられてしまった。
その過程を、少し話してみようか。

堀浩哉略歴

1947年 富山県高岡市生まれ
1967年 多摩美術大学入学
1969年 「美共闘」(美術家共闘会議)を結成し、議長
1970年 多摩美術大学中退
2002年〜2015年 多摩美術大学教授
2010年 東京・秋葉原に多摩美大が運営するオルタナティブ・スペース「アキバタマビ21」を設立し、初代プロデューサー
多摩美術大学名誉教授

主な個展
1971年 スペース・ラブ・ヘアー(東京)で初個展
以降70年代は東京の田村画廊、真木画廊を中心に、 80年代以降は東京のギャラリー山口、村松画廊、ギャラリー上田他個展多数
1984年 ギャラリー ナンヌ・シュテルン(パリ、91年も)
1991年 国立国際美術館(大阪、「近作展」)
目黒区美術館(東京、「目黒名画座」)
1996年 高岡市美術館(富山、04年も)
2000年 町立久万美術館(愛媛)
2008年 GALLERY A story(ソウル、釜山)
2010年 SPACE HONGJJE(ソウル)GALLERY604(釜山)
2011年 「起源―Naked Place」ミヅマアートギャラリー(東京)
2914年 「起源―堀浩哉」多摩美術大学美術館(東京)
2015年 「滅びと再生の庭」ミヅマアートギャラリー、東京
「滅びと再生の庭」3331アーツ千代田、東京
2016年 「HORI Kosai」Gallery604、釜山、韓国

他、グループ展国内外にて多数


日 程:2018年10月12日(金)(講座は毎月第二金曜日開催)
時 間:19:00~
場 所:美学校 本校(地図
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
参加費:1,500円
申込み:受講申込みは不要です。直接美学校にお越しください。
問合せ:宥学会 yugakukai@mbr.nifty.com

※ご注意
会場都合により先着順でお入りいただきますのでご入場できない場合があります。その場合はご了承くださいますようお願い致します。

■今後の予定
美学校特別講座「宥学会・遊学塾」の2018年11月~12月の予定は次のとおりです(予定のため変更の可能性もあります)。講演内容は未定です。

・第55回2018年11月9日(金) 梅津庸一氏
・第56回2018年12月14日(金) 原田裕規氏
 以上すべて美学校本校、19:00より開始です。

宥学会


かつて美学校に存在した観念美術家・松澤宥主催の「最終美術思考教場」。そこには、新しい価値観による表現をめざす自由な雰囲気がありました。宥学会・遊学塾は、その再現を願い創設された継続態です。主催するのは、同教場の最終年在籍生3名(窪寺雄二、米谷栄一、渡辺彰)が結成した宥学会。気負った名称ではありますが、松澤を崇めるのではなく触媒とすることで、各々の表現思考を広げたいと考えるささやかな集まりです。

アーカイブ


2012年
第1回 12月8日(土)「「叛アカデミー:グローバル・オルタナティブ美術教育」を探る」
2013年
第2回 1月12日(土)「松澤芸術と詩の位置」
第3回 2月9日(土)「なぜアートはヲタ文化に依存するのか」
第4回 3月9日(土)「ソーシャルに潜む同調性。ポリティカルが果たすべきこと。」
第5回 4月13日(土)「批評性の消失。情報と効率に呑み込まれる生」
第6回 5月11日(土) 討議「改めて問う芸術/美術」<自由参加ディスカッション>
第7回 6月8日(土)「私たちにとって描画とは何だったのか」
第8回 7月13日(土)映画談議
第9回 10月12日(土)松澤宥選詩集刊行記念「朗読と講演」
第10回 11月9日(土)「暮らしから生まれる抵抗・表現・共生〜ニューイングランドが示すもの」講師 アライ=ヒロユキ
第11回 12月14日(土)「ギャラリーとつき合う」講師:吉岡まさみ
2014年
第12回 1月11日(土)「松澤宥全詩閲覧」講師:中ザワヒデキ
第13回 2月22日(土)「12年前の松澤宥を映像で見る」
第14回 5月10日(土)「日本近代美術史の最前線」講師:足立元
第15回 6月14日(土)「アートが隠蔽/忌避してきたアート 天皇アート論〈予告篇〉」講師:アライ=ヒロユキ
第16回 7月12日(土)「「オブジェ」概念をめぐって――松澤宥の仕事から考える」講師:土屋誠一
第17回 8月9日(土)「松澤宥をめぐるフリートーク
第18回 11月8日(土)「自由討論 松澤宥をいかに葬るか ―――中ザワヒデキ『「松澤宥論」論』をテクストに」進行:渡辺彰
第19回 12月13日(土)「松澤宥その可能性の中心――松澤宥をいかに葬るかⅡ」進行:渡辺彰
2015年
第20回 2月14日(土)「私にとっての60年代美術」 講師:細谷修平
第21回 3月14日(土)映像作品「ψプサイ」上映会(制作:黒田典子)

2015年5月より、講座名を「ω(オメガ)芸術表現 ―― 宥学会・遊学塾」から「宥学会・遊学塾」に改称。

第22回 5月8日(金)「ボードリヤールの言う消滅 ――あるいは、私に今何よりも詩である彼の言葉について」講師:渡辺彰
第23回 6月12日(金)「「歴史による無名化」考 中西レモン個展を“肴”に」
第24回 7月10日(金)「詩作品にみる戦後70年」講師:渡辺彰
第25回 9月11日(金)「中井正一を何度も読み直す」講師:土屋誠一
第26回 11月13日(金)「松澤宥を語る会」
第27回 12月11日(金)「遅ればせながらchim↑pomと向き合う」渡辺彰
2016年
第28回 2月12日(金)「1971年、松澤宥、渡欧の旅〜写真アルバムを手掛かりに」ゲスト:松澤久美子 聞き手:細谷修平、中西レモン
第29回 3月11日(金)「新・方法 talks about 新・方法」ゲスト:新・方法
第30回 5月11日(金)<総力特集> —蔵書から発見!「ムー」より読み解く「松澤宥の謎」—
第31回 6月10日(金)芸術弾圧誌『メインストリーム』の紹介と宣伝 講師:『メインストリーム』編集部(東野、山本)
第32回 7月8日(金)「希代のカラリスト松澤宥の絵画」 講師:長沼宏昌
第33回 10月14日(金)「知りたい!セルビアのアートと文化」講師:吉岡まさみ ゲスト:セルビア大使館文化担当
第34回 11月11日(金)「自由の可能性と不安の時代における思考のテクネー」講師:藤井雅実
第35回 12月9日(金)「孫たちの見た松澤宥」ゲスト:松澤桂子さん、佐々木梓さん 聞き手:米谷栄一
2017年
第36回 1月13日(金)「ダダ101年と松澤宥―キャバレー・ヴォルテールからΨの部屋へ」講師:塚原史
第37回 2月10日(金)「芸術作品とただのモノ」講師:本江邦夫
第38回 3月10日(金)「美学校校長 vs 宥学会 口舌バトル!」
第39回 5月12日(金)「『キャラクター絵画』は可能か -藤城嘘の作品を振り返って-」講師:藤城嘘
第40回 6月9日(金)「赤とピンク 日本近代ポルノグラフィ史」講師:足立元
第41回 7月14日(金)「芸術を織り成す諸価値の迷宮へ」講師:藤井雅実
第42回 9月8日(金)「美術からみた「演劇性」再考 日本における新劇ムーヴメントを中心に」講師:土屋誠一
第43回 10月13日(金)「芸術の公共圏」講師:gnck
第44回 11月10日(金)「松澤宥は何をやろうとしたのか?」講師:千葉成夫
第45回 12月8日(金)「カウンターカルチャーの目撃者・写真家 羽永光利」講師:羽永太朗
2018年
第46回 1月12日(金)「松澤宥論・第二回:「松澤宥幻想」」講師:千葉成夫
第47回 2月9日(金)「松澤宥談義」パネラー:宥学会(大住建 窪寺雄二 米谷栄一 渡辺彰)
第48回 3月9日(金)「ゼロ次元−岩田信市とその周辺から」 講師:筒井宏樹
第49回 4月17日(火)「絵画の始まり、東・西の絵画」講師:千葉成夫
第50回 5月11日(金)「バーネット・ニューマンの人と芸術」講師:本江邦夫
第51回 6月8日(金)「芸術的経験への哲学的テクネーの実装:ポスト構造主義・思弁的実在論から古典美学まで」 講師:藤井雅実
第52回 7月13日(金)「Beyond myth of the AIMITSU─靉光という神話のむこうへ」 講師:石川翠
第53回 9月14日(金)「イメージで思考することの限界 ーキャラクターの表象不可能性をめぐる美学と理論」講師:塚田優