国内外のコアなサウンド・クリエイターたちから注目を集める『モジュラーシンセサイザー』。世界最大の楽器展示会『NAMM 2015』でも数多くのモジュラーシンセが紹介されるなど、ここ数年ますます盛り上がりを見せています。
第6回目の開催となる『爆音ワークショップ』では、青山Red Bull Studio Hallを舞台に、奥深いモジュラーシンセの世界に迫ります。
これまでにtofubeatsやSeihoなど錚々たるアーティストをゲストに、その創作の秘密に迫って来た本ワークショップ。今回はタイ・バンコクより Koichi Shimizuを招聘。カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した『ブンミおじさんの森』の音楽担当や、モジュラーシンセを全編に渡ってフィチャーした新作 『Otolary』リリースなど、ベテランならではの奥深いサウンドを支えるモジュラーシンセのテクニックを徹底解説していきます。
講 師:Koichi Shimizu & numb
日 程:2015年5月30日(土)
時 間:14:00〜
参加費:無料
会 場:Red Bull Studio Hall (地図) 東京都渋谷区渋谷 1-3-3 5F
講師プロフィール
Koichi Shimizu
タイ、バンコクを拠点に活動するサウンドクリエーター。NYにてサウンドエンジニアリングを勉強後、93年にバンコクに移住する。97年に日本に帰国、NYの学校でクラスメートだったNumbに再会しRevirthに参加、2000年に12inchシングル”Hacked”をHanumand名義でリリースする。2003年に再度バンコクに移住し、SO::ON Dry FLOWERというレーベルを立ち上げ、若くて才能のあるローカルアーティストの作品のリリースやコンサートの主催などを定期的に行っている。また作曲家、サウンドデザイナーとしてPen-ek Ratanaruang、Apichatpong Weerasethakul、Aditya Assaratなどの映画作品に音を提供している。2008年にSOLというアートスペースをオープンし、若手アーティストの作品の展示やライブイベントなどを開催している。
https://www.facebook.com/kshimizuofficial
Numb
HipHop グループ“Buddah Brand”のマニピュレーターとしてキャリアをスタート。90年代後半より、シンセサイザーやコントローラー等のエレクトロニック・デバイスやラップトップを用いた演奏活動を数多く行っている。国内エレクトロニック・ミュージックの立役者として、その黎明期から今日まで活躍。
▷授業日:不定火曜日 19:00〜21:30
DTMによる音楽制作を総合的に学ぶ講座です。シンセサイザーの音作りからビート打ち込みテクニック、サウンドをケアするためのミックスダウンに至るまで、自分の音源をプロのクオリティに近づけていくためのスキルを、一年かけて鍛えていきます。
▷授業日:隔週金曜日 19:00〜21:30
音楽作品をデザインしていくための『録音』『ミックス』『マスタリング』の知識とスキルを基礎から学ぶ講座です。自分の音楽作品を創る上で、音の入り口から出口までを、トータルで高いクオリティで仕上げるための技術を身につけます。
▷授業日:隔週月曜日 19:00〜21:30
アーティストとして作品を世に出していくために、自分の表現の幅を広げ、オリジナリティを掘り下げていくためのゼミナールです。自分の作品の強みは何か?アーティストとしての個性を模索しながら、一年かけて自分の作品をまとめたアルバムをつくることが目標となります。