アナログ・シンセサイザーの実機を中心に「シンセサイザー」の使い方や音作りを学び、それらをパフォーマンスに活かしてゆくコツを得るための講座です。
毎回セッションをおこないますが、「演奏しよう」なんて思わなくて大丈夫。まずは音を発してみましょう。
即興パフォーマンスをするための知識と度胸とひらめきを育てます。
講 師:AZUMA HITOMI
定 員:5名
日 程:2021年6月26日、7月24日、8月28日、9月18日、10月30日、11月27日
全て土曜日
時 間:13:00~16:00
受講料: ¥54,000
会 場:美学校スタジオ 東京都千代田区西神田2-4-6宮川ビル1階(袋小路奥)
申込み:ページ下部の申し込みフォームからお申し込みください。
講座概要
今期は、少人数制での【対面講座】となります。
参加者自身がマスターしたいシンセサイザーを持ち寄り、初歩的な使い方からシーケンサーなどの機能を使ったトラック制作・パフォーマンスの方法まで、実際にスタジオで音を出しながら身につけていきます。
◆こんな人にオススメ!
欲しくて買ったはずなのに、気づけば押入れの奥で眠ってしまっている電子楽器はありませんか?思ったより使い方がむずかしい、説明書を読む気がしない、鍵盤を弾けないので楽しめない、などなどお悩みなんでも受け付けます。
・シンセサイザーなどの機材に興味がある(重要)
・シンセを持っているけれどいまいち使い方がわからない
・シンセで曲を作ってみたい
・シンセでパフォーマンスをしてみたい
・シンセ仲間が欲しい
・シンセはまだ持っていないがこれを機に何か一つゲットして趣味にしたい(ビギナー大歓迎)
・シンセの音作りをもっと極めたい(熟練者も大歓迎)
◆機材例
・アナログシンセサイザー(ex.Roland SH-101/Dave Smith Instruments mopho)
・アナログデジタルハイブリッドシンセサイザー(ex.Roland JD-Xi )
・ドローン(ノイズ)シンセサイザー(ex.JMT SYNTH NOSC10/REON driftbox S)
・リズムマシン/ステップシーケンサー(ex.Roland TR-606/KORG volca keys)
・モジュラーシンセ※音の出る状態のもの
・ガジェット類(ex.TEENAGE ENGINEERING OP-1)
(サブ・マシンとして)
・ルーパー(ex.BOSS RC-30)
・シーケンサー(ex.KORG electribe)
など
※PC内のソフトシンセは対象外です。ハードシンセをお持ちください。
※メインのシンセサイザーと、サブマシン(シーケンサーやサンプラーなど)を組み合わせてみたいというアイデアもOKです。
※1つのマシンを極めるもよし、途中で新しい機材に変えるもよしです。
◆これまでに寄せられたお悩みそうだん例
・リングモジュレーションって何ですか?
・アルペジエーターをカッコよく使うには?
・アナログシンセだけでパーカッションパートを演奏したい
・MOOG Mother32やBehringer CRAVEのパッチングのやり方を知りたい
・フレーズと音色の関係性について考えたい
など
講座開設にあたって
今期はみなさんが持ち寄ったシンセサイザーを使って基礎的なアナログ・シンセサイザーの使い方レクチャー/ヘッドフォン装着での自主練(?)/即興パフォーマンス/全員セッション/曲作りなど、臨機応変にやっていきます。
前回の講座では本格的な機材をお持ちの方から、はじめてアナログシンセを触るという方まで、みなさんそれぞれに腕を磨いていきました。アナログシンセなんて一人でもくもくといじる楽器のイメージが強いですが、シンセ好きが集まり発振し共鳴し、混ざりあってどこへいくのやら、何度やってもおもしろいものです。この講座をまた開設できてうれしいです。
好き勝手ガンガンやりましょう。
何が起こるかわかりませんが、みなさまの参加をお待ちしています!
AZUMA HITOMI
昨年度授業におけるセッション演奏ダイジェスト
講師プロフィール
AZUMA HITOMI
1988年東京生まれ
作編曲、歌、シンセサイザー
2011年3月、TVアニメ『フラクタル』のオープニングテーマ『ハリネズミ』でEPICレコードジャパンよりデビュー。その後1stアルバム『フォトン』、2ndアルバム『CHIRALITY』をリリース。2014年より矢野顕子のアルバム『飛ばしていくよ』、『Welcome To Jupiter』に全5曲トラックメイカーとして参加。
アナログ・シンセサイザー・カルテット「Hello,Wendy!」、大所帯バンド「Ri Ri Riligion」でも活動中。
お申込みフォーム
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新型コロナウイルスの感染拡大防止について
当校では感染拡大防止のため以下の対策を行っております。恐れ入りますがご来校の際はご協力いただけますようお願い申し上げます。
- 校舎および教室では常時換気を行なっております。
- 来校者・受講生の方々や講師・スタッフの健康と安全を考慮し、マスクを着用して勤務させていただくことがありますがご了承ください。
- アルコール消毒液を設置しておりますので手指の消毒にご協力ください。
- マスクの着用、咳エチケットなどにご協力ください。
- 発熱などの風邪のような症状があるときや、体調が優れないときは、来校・出席をお控えください。
〈オープン講座〉
▷授業日:2021年 10/05、10/19、11/02、11/16、12/07、12/21、01/18、02/01
全て火曜日 20:00~22:00(全8回)
この講座では、映画における音/音楽の歴史や方法論、その効果を読み解く技術、すなわち『映画の聴き方』を身につけていきます。講師の所有する膨大な映像アーカイブをプレイバックしながら、20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。
▷授業日:2021年 5/14、6/11、7/09、8/06、9/10、10/8
全て金曜日 19:00 〜 21:30(全6回)
この講義では、近世から現代までの日本における、その時々の「歌」が生み出してきたフォーマットを辿ることを縦軸に、そして、吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』および菅谷規矩雄『詩的リズム』において展開されている言語論を横軸にして、どのような力の合成がフィクションとしての「歌」を成り立たせているのかの解析を試みます。
▷授業日:2021年 3/14
日曜日 19:00 〜 21:30
柳樂光隆が講師を務める本校『ライター講座』のスピンオフイベントとして、『編集』をテーマにしたオープン講座を行います。 ゲストには『渋谷系狂騒曲』を上梓した編集者の望月哲氏をむかえ、編集の基本的な考え方から具体的な事例に至るまでをレクチャー。 ライティングおよびコンテンツ制作において大きな武器となり得る『編集的な思考』を、具体的な仕事の解説を通して紐解いていきます。
基礎教養シリーズ〜ゼロから聴きたいヒップホップ〜 大和田 俊之 ゲスト:長谷川 町蔵 、渡辺 志保 、荘子it
▷授業日:2021年 3/27
日曜日 13:00 〜 17:00
毎回テーマに沿ったジャンルをがっつり掘り下げる『ゼロから聴きたい』シリーズ。 今回のテーマは”ヒップホップ”です。 「基本的に音楽ファンなのだが、ヒップホップが出てきた時に乗り切れずに、新譜を買う習慣が途切れてしまった」という初心者の方や、「トラップ以降のヒップホップがよく分からない…」という方、あるいは「生まれた時にはすでにヒップホップがあったので、どのような経緯で誕生して広まっていったのか知りたい」といった方などなど、知識レベルは問いません。 この機会に改めて勉強しましょう。