sui so suiさん(イベント・プロデュース講座 修了生)の企画イベントのお知らせ




イベント・プロデュース講座」修了生のsui so suiさんが企画するワークショップが2月2日に高円寺パンディットにて開催されます。昨年6月に当校にて開催された連句と盆踊りのワークショップの第二弾となるものです。是非お出かけください。


【連句×盆踊り】「つくって、うたって、おどる」
~新しい盆踊り唄をつくるワークショップ~ 第2弾

日時:2020年2月2日(日)12:30〜15:30
場所:高円寺パンディット(東京都杉並区高円寺北3-8-12フデノビル2)
料金:1,500円(1drink付)
予約:http://pundit.jp/events/4606/

連句×盆踊り第2弾!
昨年6月美学校にてご好評いただいたイベントが、満を持して高円寺パンディットで開催です。

盆踊りや民謡がお好きな方、
連句や俳句、短歌がお好きな方、
みんなで新しい盆踊りをつくりましょう!

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盆踊りの魅力のひとつ「歌詞」。

むかしの盆踊りや民謡には、既存の歌詞だけではなく、踊り子が即興で歌をつくる文化がありました。
その場にいる人々が、その場の雰囲気で歌詞をつくり、掛け合い、繋いでいく。

なんだかとっても魅力的。
でも、なんだかむずかしそう。

そこで今回は、日本の共同詩「連句」を使い、ワークショップ形式で盆踊りの歌詞をつくります。

連句は、575→77→575…と、複数人で詩を連ねていく文芸。俳句や川柳のルーツになりました。

盆踊りと連句は、同じ七五調。
また、江戸時代に栄えた「みんなで一緒につくりあげる文化」という共通点があります。

踊ったことのある方もない方も、
文芸創作のご経験がある方もない方も、
ぜひお気軽に遊びにいらしてください。

日常の様々な言葉を使って、みんなで一緒に歌詞を作り、唄って、踊ってみましょう!

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○盆踊り唄(一例)

♪ 草津よいとこ 一度はおいで
 お湯の中にも 花が咲く
♪お医者様でも 草津の湯でも
惚れた病は 治りゃせぬ
♪惚れた病も 治せば治る
好いたお方と 添や治る(草津節)

○連句×盆踊りの唄

♪夏は楽しいが/いっぱいなので
  頭抱える/かき氷
♪あいついまだに/小学生で
  河原でエロ本/拾ってる
♪地蔵様たち/寄り添い泣くわ
  呆れ首振る/枯れすすき
♪呆れ果てたで/涙も枯れて
  君はたまねぎ/切ってるふり

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■高松霞
連句人。草門会所属。連句未経験者のためのワークショップ「連句ゆるり」を東京や大阪で不定期開催。その他、連句にまつわるイベントを行ったりもする。
sui so suiに誘われた「泉州ナイト」をきっかけに、盆踊り沼に足を踏み入れかけている。
http://renkuyururi.com/
https://twitter.com/kasumi_tkmt

■sui so sui
岐阜の郡上踊りに衝撃を受け、生活の中の唄や踊りの芸能に興味を持つ。気になる祭りに狙いを定めて、各地をフィールドワーク。2019年は50の祭りを巡る。
見る・踊る・唄うのみらず、民俗芸能の魅力を伝えようとイベントの企画にも携わっている。(「泉州ナイト」・「踊らまい!徳山おどり」・「盆博」「一之瀬高橋の春駒の写真展」等。)
ラップと盆踊りをコラボさせた創作盆踊り「企画メシ音頭」を企画し、ラッパーの晋平太と共演を果たす。
美学校2018年度イベントプロデュース講座、2019年度スタディスト講座受講生。言葉の企画2019受講生。
https://twitter.com/sui_so_sui/

■うたのわ会
みんなで唄を出し合っておどる岐阜県郡上市の「白鳥の拝殿踊り」。
伝統を守りながらも笑顔がたえない現地にならって、東京でも練習会を行っています。
古くから伝わる唄を唄うこと、長編の物語を口説くこと、掛け合って話すように唄うこと。
奥深い魅力のある拝殿踊りを、声を出して楽しく練習しています。岐阜県に伝わる他の踊り唄にも挑戦中。

Kishino Yuichi

▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
ライブやDJイベント、インスタレーションなど様々なイベントを企画・宣伝・制作・開催することを実践しながら、体験としてその方法論や技術を学んでいきます。小規模な企画から始まり、一年かけて、大規模な企画の制作・実践へと進みます。