1969年に美学校が創立してから第48期目となる2016年度5月期が間もなく開講します。新年度の開講に先立って、「DADAと美学校」をテーマに当校講師によるクロストークを開催します。
当校代表の藤川は、美学校をいわゆる学校ではなく「運動」であると語ります。美学校が運動体であるならば、それは何を目指し、どこへ向かうのでしょうか。今年2016年は、スイス・チューリッヒのキャバレー・ヴォルテールで「ダダ」が誕生して100年周年となる年です。世界各国の様々な芸術家が参加し、現在までに影響を及ぼす「ダダ」という芸術運動を一つの切り口として、美術から音楽まで様々な講座やイベントを展開する美学校について語ります。
出 演:佐藤直樹、中ザワヒデキ、横川理彦、マジック・コバヤシ、松蔭浩之
司 会:岸野雄一
日 程:2016年5月7日(土)
時 間:16:30〜18:30
参加費:1000円(ワンドリンク付)
申込み:申込みは不要です。
会 場:美学校 本校(地図)
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル 3F
※このイベントは誰でも参加可能です。お気軽にご参加ください。
▷授業日:毎週金曜日 19:00〜22:00
絵画、デザイン、イラストレーション、映像、写真、これらの表現を総合的に考察、批評し、さらに各々の実践を軸として講義を展開します。それらを個々の仕事に還元するだけでなく、新しい創造に繋げていこうと考えています。
▷授業日:隔週水曜日 19:00〜22:00
美術作家中ザワヒデキの自筆文献を受講生が読み解き研究の課題とし、本人が積極的に推し進める。芸術理念を反映している多岐にわたる文章を、受講生自身の個々の問題意識に併せ捉え直し、共に議論することを主な目的とします。
▷授業日:隔週月曜日 19:00〜21:30
アーティストとして作品を世に出していくために、自分の表現の幅を広げ、オリジナリティを掘り下げていくためのゼミナールです。自分の作品の強みは何か?アーティストとしての個性を模索しながら、一年かけて自分の作品をまとめたアルバムをつくることが目標となります。
▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
俗にいう「現代アート」に限らず、音楽、映画、サブカルもアングラも含めた文化全般を視野に入れた講義、ワークショップを実施します。かならずしもアーティストを養成することが目的ではないですが、節々でアートの実践を体験してもらうことで、クリエイティビティー(=創意工夫)の本質を知ることを目指します。
▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
ライブやDJイベント、インスタレーションなど様々なイベントを企画・宣伝・制作・開催することを実践しながら、体験としてその方法論や技術を学んでいきます。小規模な企画から始まり、一年かけて、大規模な企画の制作・実践へと進みます。
▷授業日:木曜日(月1回/年間10回) 19:00〜21:30
音と映像の関係を様々な作品のワンシーンをプレイバックしながら 実例として学び、映画音楽とは何かを思考していく講座です。20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。