参加者:
田田野(「アートのレシピ」修了/「映像表現の可能性」受講中)
福家由美子(「造形基礎Ⅰ」受講中)
坂本真理(「デザインソングブックス」修了)
渡辺純人(「スクラッチビルダー養成講座」「モード研究室」「アートプロジェクト・ラボ」修了)
進行:木村奈緒(美学校スタッフ)写真:皆藤 将(美学校スタッフ)
収録:2015年11月9日 美学校
入校に際して受講生の年齢や学歴を問わない美学校には、さまざまな人が集まります。将来作家を目指す10代〜20代の若者だけでなく、すでに社会人として立派に(?)働きながら美学校に通っている人も多くいます。今回の座談会では、会社勤めをしながら講座を受講していた方々にお集まりいただき、仕事と制作の両立などについてお話を伺いました。
今回お集まりいただいたみなさん
―まずは、自己紹介をお願いします。
田田野 田田野(ただの)と言います。年齢はだいたい4?歳くらいだったと思います。年をとると年齢をカウントしなくなるんです(笑)。仕事はサラリーマンをしています。2014年度に「アートのレシピ」(講師:松蔭浩之、三田村光土里)を受講していて、先月から「映像表現の可能性」(講師:倉重迅、田中偉一郎、阿部謙一)も受講し始めました。
福家 福家由美子と申します。31歳です。仕事は事務員をしています。「造形基礎Ⅰ」(講師:鍋田庸男)を2014年度に受講して、今年度も受講しています。
坂本 坂本真理と申します。32歳です。「デザインソングブックス」(講師:大原大次郎)を2014年度に受講していました。普段はグラフィックデザインの仕事をしていて、職場が美学校からすぐ近くなので、仕事を抜けて通っていました(笑)。
渡辺 渡辺純人と言います。年齢は30歳で、仕事は「FRP造形」と言って、プラスチックでテーマパークなどの造形物とかを作ったりする仕事です。「スクラッチビルダー養成講座 フィギュア/デザイン」(講師:メチクロ)と、「モード研究室」(講師:濱田謙一)、あと、今はないんですけど「アートプロジェクト・ラボ」の3講座を同時に受講していました。「モード研究室」は3年受講して、修了生たちとブランドを立ち上げたりもしました。
左から田田野さん、福家さん、坂本さん、渡辺さん
―美学校を知ったきっかけと、受講理由をお聞かせください。
渡辺 学生時代に美術館の監視バイトをやっていて、職場の先輩が美学校に通っていたので、その頃から美学校のことはなんとなく知っていました。その後、造形の仕事をやることになったんですが、美大などで彫刻を専門的に学んだわけではなかったので、造形力をつけたいなと思っていたところ、美学校にフィギュアのクラスがあると知って受講しました。「モード研究室」を受講したのは洋服が好きだったからで、「アートプロジェクト・ラボ」は企画を考えるのが面白そうだったから。結構軽い気持ちで受講していましたね。
坂本 私は普段、グラフィックデザインの仕事をしているんですけど、自分だけだと勉強の方法が限られているというか、もっと刺激を受けながら技術を磨きたいなと思っていました。2年前くらいに会社の近くに美学校があるのを知って、講座一覧を見ていたら大原さんの授業が新規開講するのを知ったんです。大原さんは、もともとすごく好きなデザイナーさんだったので、これは行くしかないと思って受講しました。
福家 私は地元が香川で、東京で美術を学べる学校を調べていたら、美学校とセツ・モードセミナーを見つけて、両校とも見学に行こうと思ったんです。当時は土曜日しか休みがなかったので、土曜日に上京して美学校に行ったら既に授業が終わっていて、飲み会が始まっていたんです(笑)。それが「造形基礎Ⅰ」だったんですけど。美学校の後に、セツ・モードセミナーの見学に行く予定だったんですが、飲み会に混ざってずっと飲んでいたらセツには行けなかったので、「じゃあここでいいかな」という感じで美学校に決めました。お酒の力に負けたんですね(笑)。
田田野 2013年くらいに美学校の屋上で開催された「ぼく脳」さんのイベント(注:2013年4月に開催した「ぼく脳4時間大喜利ライブ『餃子の王将』」)を見に来たんですよ。それが美学校を知ったきっかけです。入校はそれから一年後なので、イベントが受講の直接のきっかけではないんですが、以前から現代美術の展示などを見ていて、もっと見方を深めたいと思っていたんです。それで、現代美術系の講座を探したときに、土曜日の午後に開講している「アートのレシピ」ならば通学可能だったので受講を決めました。受講前に一度見学に行ったのですが、かなりウェルカムな感じで受け入れてくれて、「なんとかなるから、おいでよ」と気軽に声をかけてもらえたのは、門外漢の自分としてはありがたかったし、助かりました。
―講座ではみなさんどんなことをやっていましたか。
渡辺 当時の「スクラッチビルダー養成講座」は、前・後編に分かれていて、前半はレクチャーをやり、後半は実際に手を動かしていました。最近はスカル(頭蓋骨)を作っているようですが、当時はまず自分のキャラクターを作った後、キャラクターの設定を考えるというカリキュラムでした。自分の体験談などからキャラクターのストーリーを作る作業は、アートで言えば、作品を生み出すためのアイディアの練り方にも通ずるかなと思います。講師のメチクロさんはマンガの編集もやっているので、アイディアの出し方など勉強になって面白かったです。「モード研究室」はコム・デ・ギャルソンのパターンチーフだった講師の濱田さんが、パターンを教えてくれるクラスです。服作りってすごく大変じゃないですか。だから、「モード研究室」では、自分のお気に入りの服を「サンプリング」と言って、トレースして寸法をはかるんです。それで、なんとなくこんな作り方になるのかなっていうのを前期に教わって、後期は自分のお気に入りの服をアレンジして理想の形に仕上げます。縫製は職人さんにお願いしてもいいし、自分でやってもいい。濱田先生は、「出来ないことは教える。だから、やりたいことを言ってくれ」というスタンスなんです。あと、いろんな工場を直接教えてもらえるので、服を作りたい人にはすごく実践的かもしれないですね。
福家 「造形基礎Ⅰ」は、前期はデッサンと言うか、モチーフを木炭で大きい紙に描いていきます。後期からは素材も画材も自由になるので、絵の具やクレヨンを使って描きます。その日の課題を一日で終わらせるのが基本です。1月から3月にかけては、卒業制作に取り組みます。幅が約70cm、長さが10mの作品を作るんです。ひとり10mです。巻物みたいな感じですね。完成後に一日だけ展示をします。
田田野 10mの作品を一年かけて作っていると思ってたんですけど、そうではないんですね。
福家 私たちのときは4〜5ヶ月くらいで制作しましたが、普通は3ヶ月くらいで作りますね。
田田野 「アートのレシピ」は、現代美術の始まりのマルセル・デュシャンとアンディ・ウォーホルの作品紹介などから始まって、その後は様々な演習をやります。写真を撮ったり怪獣を作ったりセルフポートレイトを撮ったり。自分が受講していた年は、横浜トリエンナーレの「ART BIN」(※1)に作品を捨てに行くという課題もあって思い出深いですね。修了展も大変でしたが、みんなで集中してやれたのがすごく良かったです。夏合宿では、毎年会田誠さんのアトリエに行くんですが、自分の年は会田さんが夏に鹿児島県の霧島で滞在制作をやられていて(※2)、クラスの半分くらいの人が手伝いに行ってしまったので、会田さんのアトリエには行けずで。今年の夏に一年越しで合宿に行けました。
坂本 「デザインソングブックス」は、私が通っていたときは、最初に「描く」と「話す」の歴史から始まって、前期の最初の頃は「秒写」という課題をやりました。画面に出た絵を1秒で描くところから始まって、5秒、10秒と徐々に伸びていくんです。最初は受講生全員同じような感じなんですけど、秒数が増えるごとにどこから書き始めるかがバラバラになります。「誘導画」と言って、二人ペアで、一人がある絵を見て相手に言葉で説明して、もう一人は言葉だけで想像して絵を描く課題もありました。これも全然違う絵ができあがります。「東京アートブックフェア」というイベントに本を作って出したときも、ただ本を作るのではなく、「混乱する」「ちぎる」など、一見「作る」とかけ離れた言葉と、「パソコンを使っちゃダメ」「定規を使っちゃダメ」といった「制限」が書いてあるくじをひいて、「作りにくい言葉」と「制限」を組み合わせて本を作るんです。
一同 面白い!
坂本 あと、「全身演習」という課題もありました。絵を描くにしても、顔だけではなく全身を描く方が難しいように、全身の感覚をつかむと何にでも展開できるので「全身演習」なんです。授業では「道具」と「環境」と「方法」の3つがキーになっていて、社会との接続やお金のことも注意深く考えてやっていました。アートブックフェアに出すときも、「学生だからこんなの出しちゃいます」という感覚ではなくて、「世界で活躍しているクリエイターと同じ場に並んでやっている」という誇りをもってやる感じなんです。
―受講して変わったことはありますか。
田田野 受講生の年齢幅が広いので、違う世代の人と交流できたのが面白かったです。現代美術の基礎的な知識も広がったと思いますし、そういうことを意識して一年間過ごせたのは、とても良かったです。美術をやるのは高校の授業以来でしたから新鮮でしたね。美大で美術教育を受けてきた人と一緒にやるのは大変でしたけど、その反面刺激的でもありました。
福家 絵を描くのは好きだったけど、美大卒の人に比べたらデッサンもできないし、技術がないとアートやっちゃいけないのかなと思ってたんですけど、先生は「自由でいいよ」と言ってくれるし、基本的に作品を批判をされたことは一度もないんです。「こうすればいいよ」というアドバイスはあったけど、「それでいいよ」と言ってくれることの方が多いので、自由に作品を作るきっかけをもらえました。自分に制限をかけずに今後も作品作りをしていけそうな、そんな気持ちになれたと思います。
坂本 受講生が仕事も年齢もバラバラで、課題に対してみんなが出す作品も本当にバラバラなので、それを見るだけでも毎回発見がありました。それに、みんな面白がって見てくれるので、変なものを出しても全然バカにされないんです。去年の課題で「名詞」と「動詞」のくじを引いて、その組み合わせで作品を作る「命令くじ」という課題があったんですが、「やまびこ」と「つくる」という組み合わせで、手のひらに「ヤッホー」と書いてある「ヤッホーてぶくろ」を作ったんです。この課題が出なければ、自分がまさか手袋をつくるなんて思わなかったし、その作品をもとに工場で手袋を生産して、発売することにまでなったんです。
一同 (手袋を見て)すごいかわいい!
講座から生まれた「ヤッホーてぶくろ」
オンラインショップで購入可能。
Model:7A Photography:山川哲矢
坂本 これも「社会との接続」を考えてやった結果なんですね。本当に何もないところから、たくさんの人に買ってもらえる可能性のあるものを作れたというのは、授業がなかったら絶対できなかったと思います。他の受講生のみんなも能動的に動いていて、手袋についても「こうやったら売れるんじゃないか」「こんなことをやってみたら」とアドバイスをもらいました。
渡辺 「モード研究室」でも、服作りの理由は人それぞれあっていいんですけど、基本的には服を売っていきたいという理由でやっているんですよね。やっぱり作ったものを着てもらいたいよねって。服を売る、流通に乗せるのはものすごい難しくて、服飾の専門学校だったらバックアップ体制があるけど、美学校はそういう体制があるわけじゃないんです。正攻法では出来ないから、そうでないやり方で、いかに表現を成立させるかを考えるんです。それは他の講座でも同じだと思います。工場で服を作って、ただスペースを借りて服を売っても売れないので、僕もウェブサイトを立ち上げてTシャツを売っていきたいなと思っています。こんなのを作ったんですよ(自作のTシャツの写真を見せる)。
一同 すごい。かわいい!
渡辺 Tシャツをパターンから作って、工場で縫製をして、プリントはアーティストに依頼しています。毎回違うアーティストとコラボして、Tシャツを移動式のギャラリーにできたら面白いなって。ただ服を作るというよりはストーリーを考えるんですね。そこら中に安い服があふれているので、モノを売るにもストーリーがないと人は納得しないんじゃないか。ストーリーを作るにあたっては「スクラッチビルダー養成講座」の経験が生きていると思います。
渡辺さんが2015年に立ち上げたブランド「GALLERY BREW」
これまでセレクトショップなどで販売した。
近日中にWEBサイトを開設予定。
―みなさん社会人ということで、仕事をしながら美学校に通うのは大変ではなかったですか。
福家 土日休みだったら、土曜日の授業は苦ではないですね。平日は大変かなと思うんですけど。仕事がのびる可能性もあるし。
渡辺 月・金・土曜と通っていましたけど、平日の授業も夜からだったので大丈夫でした。
―田田野さんは美術とは全然関係ない仕事をされているということですが、職場では美術のお話はされませんか。
田田野 そうですね。去年の秋に展示をしたときは、作品の題材に関連して会社の営業マンを「こういう作品を作ったので、ちょっとどうですか?」と言って連れてきたんですが、それくらいしかないですね。先ほど「社会との接続」という話がありましたけど、会社員であることが社会との接点であれば、その立場を使って作品を制作できるんです。だから制作が直接仕事に関連したことはないんですけど、会社員としての生活が、作品を作るためのひとつのアイテムになると言うか、日常生活を制作に輸入して作品を作ったと言うか。そちらの方が大きかったかもしれません。
福家 アートをがっつりやっている人たちと、一般的に生きている人たちの間にいる感じなので、その両方を見られるのはすごく面白かったです。考え方も生き方も、何を守るのかも全然違うからこそ、間にいる自分が社会との接点を持てる作品を作れないかなと結構考えますね。「普通の人」って言ったら失礼ですけど、ちゃんとまっすぐ生きてきて、30歳くらいまでに結婚して、子どもがいてっていう会社員の方と話をして、じゃあ美学校に来ている人たちと何が違うんだろう、何かできないかなって思うんです。
田田野 「会社が息苦しければ美学校」みたいな感じもありますよね。
福家 それは実際ありましたよ。会社がしんどくて、でも作品作ることで救われるみたいなことはありました。
田田野 単純な楽しみだけじゃなくて、救われるというのもあるんでしょうね。
―みなさんにとって「美学校」とはどんな存在でしょうか。
田田野 「21世紀に残った顔パスで所属できる団体」みたいな……。
渡辺 それですね。
一同 (笑)。
田田野 入校したときに在学証が出るのかなと思ったら、出ないんですよ。
皆藤 希望者にだけ発行しているんですよ。
田田野 インターネットが普及する前の役所みたいですね。言わなきゃ誰も知らないみたいな(笑)。つまり、一対一とまでは言わないけれども、個人の顔で存在できる場所というか。たくさんの中に埋没するところではないですね。組織の歯車にはなり得ない。そういう意味ではキツイと言えばキツイですね。受け身で過ごす自由もあるかもしれないけど、それは一番ローレベルというか。
福家 お金がもったいない気がしますよね。
田田野 それは大きいですね。社会人は自分で稼いだお金で来ているので、いい意味で貪欲なところはありますね。自分で稼いだ金で来て、一番低レベルなことをやるのはないでしょうと。そういう意味で、自らアクティブに動く気持ちが少しでもあれば意味があるんじゃないかなって思います。
福家 「こうあるべき」とか「こうしなければならない」っていう固まった頭になっている人には美学校はお薦めです。こんな生き方もしていいんだっていう人がいっぱいいるので、ほっとしますし、頭が柔らかくなります。自由でいいんだって。美学校に来たら、生き方を世間に合わせる必要はないなって思います。
坂本 美学校は、利用しようと思えばいくらでも可能性がある場所ですね。学校内にもいろいろ面白いものがあるし、他の授業も面白そうだし。気になったら気軽に見学してみるといいと思います。
渡辺 美学校は、来るたびに新しい人に出会えるのが面白いなと思いますね。面白いことやっている人が多いです。
田田野 変わった人の数が揃ってるね。社会にも変わった人はいるんだけど、当たる確率が高い(笑)。
―美学校に来て仕事を辞めてしまう人もいますが、みなさんはいかがですか。
福家 いずれは辞めたいな……。
一同 (笑)。
福家 将来的にはアートの世界で仕事ができたらいいなと思いますが、今は社会というものを学べている時期でもあるので、もうしばらくは仕事を続けたいと思っています。
坂本 私はデザイナーなので、いずれはフリーランスになりたいなと思うんですけど、「デザインソングブックス」で学んでいることや、「ヤッホーてぶくろ」は、フリーランスになるための階段というか、そのための勉強ができていると思います。
田田野 自分はいい年ですからね、残りの人生を考えると寂しくなってきて……(笑)。だから、逆に考えないようにしています。未来は予測できないので当たり前ですけど、10年前、20年前に予測されたような未来になったわけではないですし、であれば、自分くらいの年になると、今後プロフェッショナルとしてやっていくというよりは、選択の幅や視野を広げるために今後もいろんなことをやりたい、という答えになるかもしれないですね。ぶっちゃけ、今後は分からないっていうか、あんまり考えたくないというのが正直なところです(笑)。
渡辺 「アーティストになるか社会人になるか」というのは両極端の話で、表現者になりたいのであれば、仕事を辞めてアーティストにならなきゃいけない、という話ではないと思うんですよ。たとえば服を作るなら、服飾の専門学校に入って、アパレルメーカーに勤めて…という道筋を考えるんですけど、そうでない方法を考えるのが美学校なんです。「モード研究室」では、工場さんや職人さんと、「人と人」という形でコミュニケーションしていってモノを作る。そうやって、服もブランドも作れるんですよ。専門学校からアパレルメーカーっていう道筋をたどる意味はもちろんあるけど、社会人で美学校に通っている自分が、違った道筋でブランドを作ってしまうことにこそ意味があるんじゃないかって思うんです。やり方はひとつではないことを知れたのが大きいですね。何をするにしても正攻法だけじゃなくて、いろんなアプローチの仕方を模索できるのが美学校の面白いところです。
田田野 美学校はある意味、正攻法を目指す場所ではないかもしれませんね。自分が美術とはまったく異なる業種の仕事をしていても、可能性を絞らずに視野を広げていきたいという思いが強いですね。なんといっても美学校は、年齢・性別・学歴不問ですからね(笑)。
―綺麗にまとめていただいてありがとうございます(笑)。そうですね、今後もぜひ社会人の方々にも来ていただきたいです。今日はお忙しいなかお集まりいただき、ありがとうございました。お仕事も制作も頑張ってください。
一同 ありがとうございました。
※1:「ART BIN」
イギリスの作家、マイケル・ランディの作品。巨大なゴミ箱の形をしており、ヨコハマトリエンナーレ2014では、高さ7メートル、幅7.8メートルのスケールで展示された。観客が自身の失敗作、お蔵入りしている作品などを投棄することで、作品が完成する観客参加型の作品。http://yokohamatriennale.jp/2014/artbin/index.html
※2:霧島での滞在制作
霧島アートの森で2014年7月18日から9月23日まで開催された「会田誠展 世界遺産への道!! 会いにいけるアーティストAMK48歳」で行われた《MONUMENT FOR NOTHINGⅡ》の公開制作のこと。http://open-air-museum.org/events/event-2500
次回は、「ドロップアウト編」をお届けします(2016年2月17日公開予定)。
「修了生座談会①―美大生編」はこちら。