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モード研究室〈ファッションの現場から〉  濱田 謙一

モード研究室〈ファッションの現場から〉  濱田 謙一



定員 8 名
毎週土曜日:午後6時30分~午後9時30分
学費:330,000円 教程維持費:15,000 円(通額)


モード研究室

 

何かを想像し考え、自分の中に入り込み転がり込んで出てゆく瞬間の表現手段が服であったら、どのような作品が生まれるのかをテーマに本講座は進められます。

服なんてしょせん寒さをしのぐための道具にすぎないのに、なぜ私たちは服を選ばなければならないのか?よくよく考えると単純な思想にぶつかります。

今のこの時代にこの服装なら問題ないとか・美しく見せたいとか・自分の性格に合ってるなど、いろいろな考えで服を選びます。しかし実際には自分の意志で選んだつもりでも、モードの権力によって左右されていることが多いはずです。

本講座はモードを考えるところからスタートし服を作り上げるまでの授業です。経験の有無は問いません。

デザイン~素材~パターン(型紙)~縫製と服作りを中心とした実技と実際プロの現場ではどのような作業がおこなわれているのか、第一線で活躍している技術者、デザイナー等を招き講義をしていただきます。そのなかで自分自身が表現するための服とはなにか?を一年間通して考え、物作り進めていきます。

濱田謙一

 

授業内容 


5月 オリエンテーション 表現1
6月 服の構造 表現2
7月 服の構造 表現3
9月 パターン実習 縫製、トワル作成
10 月 パターン実習 縫製、トワル作成
11 月 デザイン1 素材イメージ
12 月 デザイン2 素材イメージ
1月 自由制作
2月 自由制作
3月 自由制作 縫製工場見学
4月 作品発表

 

講師プロフィール


濱田謙一
濱田謙一

1967年東京都生まれ。1988年東京デザイナー学院卒業。PASHU、丸紅、COMME des GARÇONSを経て現在フリー。映画、舞台、CM、衣装デザイン制作多数。東京を中心に、パリ、横浜等にて個展、グループ展。2010年ロシアモード誌にファッション論を連載、美学校も紹介される。

 

 

 

講座レポート

自分だけの洋服が生まれる場所―モード研究室


文・写真=木村奈緒 写真=皆藤将

この記事を読んでいる人で、これまでにただの一度も「洋服を着たことがない」という人はおそらくいないだろうが、「洋服を作ったことがない」という人は案外多いかもしれない。日本におけるファストファッションの代表格・ユニクロは国内に852店舗、ファッションセンターしまむらは1312店舗、2008年東京に1号店をオープンさせたH&Mは46店舗をかまえる。いまや、安くてそれなりにおしゃれな服はどこでも買えるのであって、洋服を自作する方がかえってお金も時間もかかるくらいだ。(店舗数は執筆時のもの)

かたや、今年(2014年度)で開講8年目を迎える「モード研究室(ファッションの現場から)」は、自らの手で洋服を作ることに重きを置いた講座だ。講座を取材した日も、受講生は黙々とパターン(型紙)をひいており、その光景は学校というよりもファッションブランドの制作現場のようであった。週に1回3時間。多いとは言えない授業時間に1台のミシン。環境的には決して恵まれているとは言えない美学校で手間をかけて洋服を作る理由とは一体なんなのだろうか。・・・続きを読む

 

 

講師インタビュー

モード研究室ー濱田謙一


━━━モード研究室ではどんな授業をされているんでしょうか?

最初の頃は一年をどんなふうにやっていこうかなとかいうのを考えていたんだけど、生徒が勝手にやっていくようなスタイルの方がいいなということに最近気がついた。あまり方向性は決めていないんだよね。万が一迷ったりしたら、自分のカリキュラムに戻せばいいなと考えてはいるけど、とりあえずは生徒主導で自主的にやる感じだね。あまり余計なことを言わないし、干渉しないし、極端な話教えない。

━━━例えばファッションの授業と言ったらデザインやパターンや縫製などが思い浮かびますが。

やれと言ったことはないね。逆に知りたいことがあったら聞いてくれという感じかな。それを見つけるのが彼らの仕事なんじゃないかなって思うし、そこに対して苦労するんじゃないのかな。

━━━今来ている人たちはどんなことをやっているんですか?

今は四年目の生徒が中心になっていて、その人たちにアシスタント的な感じで引っぱってもらっている。今年は学生の延長ののりだとすごく退屈するなと思ったからテーマだけを与えた。そのテーマというのは、自分たちのお金で実際にシャツを200着作って、それを展示会形式で実際に販売して儲けてみようと。それを実際にやっていくと、その過程で色々な仕事が発生してくる。その仕事は限りなく現場に近くて、それこそ本格的にブランドネームを作って、品質のアテンションをしてとかね。

やっぱり洋服というのは作品でもあり得るかもしれないけど、それよりも何よりも商品なんだよね。それを売って生活をするわけで、そこがデザインと芸術の違うところだと思う。洋服はなんだかんだ言ってビジネスだから、自分で作ったものが売れる喜びというのを授業の中で教えられたらいいなって思っている。そういう学校はあまりないんじゃないかな。・・・続きを読む

 

 

 

授業風景


 

記録写真:2013年度修了展


 

記録写真:2012年度修了展「Body Image Boundary ~私の皮膚~」


日程:2013年5月18日(土)20:00〜5月19日(日)21:00頃
場所:美学校

 

記録写真:モード研究室のメンバーによるクロージングレーベル「whipple scrumptious caramel delight」の1st Exhibiton


日程:2012年4月6日(金)〜8日(日)
場所:boyAttic

 

記録写真:2009年度修了展


 

記録写真:2008年度修了展


 

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〈メディア表現〉
Hamada Kenichi

▷授業日:毎週土曜日 18:30〜21:30
モードを考えるところからスタートし、実際に服を作り上げるまでの授業です。何かを想像し考え、自分の中に入り込み転がり込んで出てゆく瞬間の表現手段が服であったなら、どのような作品が生まれるのかをテーマに授業を進めます。

Magic Kobayashi

▷授業日:毎週金曜日 19:00〜22:00
絵画、デザイン、イラストレーション、映像、写真、これらの表現を総合的に考察、批評し、さらに各々の実践を軸として講義を展開します。それらを個々の仕事に還元するだけでなく、新しい創造に繋げていこうと考えています。

▷授業日:毎週金曜日 19:30〜22:30
「演劇」は既成のイメージされているものよりも、本当はもっと可能性のあるものなんじゃないかと僕は思っています。それを確かめるためには、何と言われようとも、自分達の手で作ってみるしかありません。全ては集まった人達と出会うことから始めます。

Kishino Yuichi

▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
ライブやDJイベント、インスタレーションなど様々なイベントを企画・宣伝・制作・開催することを実践しながら、体験としてその方法論や技術を学んでいきます。小規模な企画から始まり、一年かけて、大規模な企画の制作・実践へと進みます。

Ohara Daijiro

▷授業日:毎週木曜日 19:00〜22:00
『デザインソングブックス』は、その生モノに取り組みながら、独自の<ツール><方法><環境>を探り、書くこと(記述と設計)と話すこと(発声とパフォーマンス)、デザインをするための過程から実践までを共有する場です。年齢、経験不問です。ぜひご参加ください。

Nemoto Takashi

▷授業日:隔週月曜日 19:00〜22:00
「特殊漫画家」として、今日まで「何故食べてこられたか」その意識無意識のあいだを受講生の皆さんに語り、時に問いかけ、しばしば即興的に皆さんとラフに漫画を描きながら探っていきたいと思います。