プレ講座のお知らせ
10月11日(日)20:00より、本講座の第0回目となるプレ講座をyoutubeにて生配信で行いました。
▶︎プレ講座資料はこちら(ゲスト経歴書)
ゲストには批評家の矢野利裕さんをお招きし、本講座と同じテーマで話を伺っています。
講座受講を検討している方はぜひご視聴ください。
”消費”から個人史を巡る
この講座では、『ポスト・サブカル 焼け跡派』の著者であるコメカとパンスによるテキストユニットTVODが、さまざまなサブカルチャー領域で活躍している方々を毎回ゲストにお招きし、文化の受容体験に論点を置いたヒアリング&インタビューを行うことで、「消費」行為が戦後日本サブカルチャーに、ひいては戦後日本を生きた人々にどのような影響を与えてきたのかを考えます。
ゲストの方々には、ご自身の文化消費体験を年表図表化することで可視化していただきます。
TVODがそれに対して社会的・政治的な歴史事象を紐づけしていくことで、個人的な文化体験と社会史の接続を試みます。
受講者の皆さんにも、講座終了時までにご自身の個人体験年表を作成していただき、自らの文化体験と歴史とを接続して考え語ることを試みていただきます。
個人のキャリアにおいて、「何を消費した(体験した)か」という側面が強い意味を持つようになったここ50年の日本の社会の状況、そして個人体験やサブカルチャー体験と、社会的なもの・政治的なものとの接点が見出しにくい今現在の状況を踏まえて、「消費」行為と社会・歴史的なものを再度結びつけて考える筋力をつけるための授業です。
講 師:TVOD(コメカ、パンス)+ゲスト
日 程:2020年10月〜2021年5月。全8回/月一回木曜開催。
時 間:20:00~22:00
受講料:32,000円
形 式:ZOOMによるオンラインでの開催です。パソコン、タブレットなどのご使用端末やご自宅のインターネット環境でZOOMが使用できることをご確認の上お申し込みください。
申込み:ページ下部の申込みフォームよりお申込みください。
支払い:フォーム送信後に自動返信でお支払いのご案内メールを差し上げます。案内に従ってお支払いください。/会場の受付にて直接お支払いください。
※講座の模様はアーカイブ動画として受講生の方のみご視聴いただけます。
※すでに開講しておりますが、途中からの受講も受け付けています。未参加分の授業はアーカイブ視聴にてキャッチアップ頂けます。(受講料に変更はありません)
※ゲストの事情などによりイレギュラーな日程となる可能性もございます。あらかじめご了承ください。
講師・パンス(TVOD)より
この講座が目指すところについて、前口上的に、僕の考えを話したいと思います。
講座の内容は、「みんなが自分の年表を作る」というものです。
ゲストの方にも作ってもらい、それから我々も作ります。そこでどうするのかということについて話します。僕は年表を見たり作ったりするのが好きで、その成果がTVODの単行本『ポスト・サブカル焼け跡派』の巻末年表にも現れているわけですが……。
ではなぜそんなに年表が好きなのかと問われたときに、僕はこう答えるようにしています。
ーーそもそも僕はある歴史を捉えたい、という欲望がとても強い。そして究極的に捉えたいのが何年に何があったか、というところにとどまらず、その時代のエートスのようなものです。「その時代が持っていた性格」と言い換えてもよいかもしれません。・・・続きを読む
オンライン講座
本講座はZOOMによるオンライン講座です。
お申込みに際してはご自宅の環境をあらかじめご確認ください。
また、授業時間外の連絡とコミュニケーション手段として、フリーで使えるチャットツールであるDiscordを使用いたします。
課題の提出やアーカイブの共有、そのほか授業で聞けなかった質問や意見交換などを行う場としてご利用頂けます。
授業スケジュール
1)【10/29】ゲスト:町あかり(シンガーソングライター)
2)【11/19】ゲスト:藤谷千明(ライター)
3)【12/3】ゲスト:赤田祐一&北尾修一(編集者)
4)【1/28】ゲスト:野中モモ(ライター、翻訳家)
5)【2/18】ゲスト:杉田俊介(批評家)
6)【3/11】ゲスト:tomad(Maltine Records主宰)
7)【4/15】ゲスト:香山リカ(精神科医、エッセイスト)
8)【5/13】ゲスト:牧村憲一(音楽プロデューサー)
※授業は月一回/木曜開催です。
講師プロフィール
TVOD
初の書籍『ポスト・サブカル 焼け跡派』(百万年書房)2020年1月31日より全国発売。
TVOD、高岡洋詞、姫乃たまの4人によるポッドキャスト「TVODの焼け跡ラジオ」、Spotify、Apple Podcastsなどで配信中。
お申込みフォーム
下記フォームよりお申込みののち、自動返信にて受講料ご入金の案内が届きます。ご入金が確認でき次第受講手続き完了となります。
*ご入力いただいた個人情報は、受付手続きの目的以外で使用することはありません。また、許可なく第三者に提供、開示することはいたしません。
▷授業日:2/07、2/14、2/21、2/28、3/07、3/14、3/21、3/28
全て日曜日 14:00~16:00(全8回)
この講座では、映画における音/音楽の歴史や方法論、その効果を読み解く技術、すなわち『映画の聴き方』を身につけていきます。講師の所有する膨大な映像アーカイブをプレイバックしながら、20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。
▷授業日:9/15、10/13、11/10、12/1、1/12、2/9
全て火曜日 19:00 〜 21:30(全6回)
この講義では、近世から現代までの日本における、その時々の「歌」が生み出してきたフォーマットを辿ることを縦軸に、そして、吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』および菅谷規矩雄『詩的リズム』において展開されている言語論を横軸にして、どのような力の合成がフィクションとしての「歌」を成り立たせているのかの解析を試みます。
▷授業日:10/15、10/29、11/19、12/3、12/17、1/7、1/21、2/4、2/18、3/4
全て木曜日 19:00 〜 21:30(全10回)
この講座では、「作詞、作曲」および音楽作品を何らかの形で世に「発表する」ことに特化して学び、実践していきます。アーティストとしてどういったコンセプトで作品を作り、自分の音楽を世に出していくか?歌ものにおいて魅力の”核”となる詞と曲のオリジナリティや世界観を掘り下げながら、完成した作品を実際に発表していくことまでが目標となります。
▷授業日:9/19、10/3、11/7、12/5、1/16、2/6、3/6、4/3
全て土曜日 13:00~16:00(対面4回・オンライン4回・全8回)
アナログ・シンセサイザーの実機を中心に「シンセサイザー」の使い方や音作りを学び、それらをパフォーマンスに活かしてゆくコツを得るための講座です。毎回セッションをおこないますが、「演奏しよう」なんて思わなくて大丈夫です。まずは音を発してみましょう。即興パフォーマンスをするための知識と度胸とひらめきを育てます。