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特別講座 歌というフィクション(1)  大谷能生

特別講座 歌というフィクション(1)  大谷能生



授業日:9/15、10/13、11/10、12/1、1/12、2/9 
すべて火曜日 19:00 〜 21:30(全 6 回)
受講料:18,000 円
申し込み:下記フォームよりお申し込みください
開催教室:オンライン講座


 

 

「私の母は歌を作ることは悪いことだと思っていた。」と、作家/ギタリストの深沢七郎は「自伝ところどころ」のなかで書いている。

なぜ「歌を作ることは悪いこと」だと、彼の母は思っていたのか。そして深沢はなぜその言葉を自伝の中に書き留めておいたのか。

ここで指示されている「歌」は、おそらく、替え歌を含めた俚謡、都々逸、小唄、歌謡曲、J-POPなどの「みんなで、みんなに聞かれ、唄われる歌」だけではなく、俳句や川柳、和歌、または現代詩や小説といった、もっぱら書かれ、読まれることばで作られた「唄われない歌」までを含んでいると考えられる。

「歌」には機能があり、効果がある。

この講義では、近世から現代までの日本における、その時々の「歌」が生み出してきたフォーマットを辿ることを縦軸に、そして、吉本隆明の『言語にとって美とはなにか』および菅谷規矩雄『詩的リズム』において展開されている言語論を横軸にして、どのような力の合成がフィクションとしての「歌」を成り立たせているのかの解析を試みる。

 第1期はまず駆け足で論旨の全体像を提出する。

 

授業内容


1)ガイダンス、分析概念の提示
2)明治初期〜大正期まで
3)昭和の歌たち
4)シンガー・ソングライターの射程距離
5)歌と日本文学
6)twitterにとって美とはなにか

 

講師プロフィール


大谷能生

1972年生まれ。批評家、音楽家。96年、音楽批評誌「Espresso」を立ち上げ、02年まで編集、執筆。日本のインディペンデントな音楽シーンに実践と批評の両面から深く関わる。著書に『持ってゆく歌、置いてゆく歌 不良たちの文学と音楽』(エスクァイアマガジンジャパン)、『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(メディア総合研究所)がある。菊地成孔とのコンビによる講義録は『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社)、『東京大学のアルバート・アイラー  東大ジャズ講義録』(全2巻、文春文庫)、『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(エスクァイアマガジンジャパン)がある。

 

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備考


 

〈特別講座〉

▷授業日:火曜日(隔週4ヶ月間開催・全8回)20:00〜21:30
この講座では、映画における音/音楽の歴史や方法論、その効果を読み解く技術、すなわち『映画の聴き方』を身につけていきます。講師の所有する膨大な映像アーカイブをプレイバックしながら、20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。