【ギグメンタ2013関連企画】
銅版画公開制作パフォーマンス(もちろんビールなどを飲みながら)
上原修一の銅版画3時間クッキング!!



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美学校「銅版画工房」講師・上原修一が見せる銅版画の宴会料理!

一年間で学習する内容のおよそ8割を3時間(とあと少し)で制作し、刷り上げてしまおうというパフォーマンスです。

5枚の更な銅の板に、それぞれ異なった技法を用いて加工(製版)し、作品として仕上げるまでのプロセスを衆目の前でやってしまおうという意気込んでいます。

制作しつつの、技法の説明しつつの、なので忙しいのは作っている本人だけです。皆は軽く飲み食いしながら、あわてている私を眺めるしかない。ただ、どんな技法書を無駄に読むよりも、銅版画について具体的に、その手順、方法、可能性を知ることができます。


日 程: 2013年4月25日(木)
時 間: 18:30〜22:00
会 場: 美学校 本校 (地図
   東京都千代田区神田神保町2-20第二富士ビル3F
参加費: 1000円(飲食代として)
出 演: 上原修一


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個展の会場などで「銅版画ってどうやって作るのですか?」「ひとつの作品を作るのにどれ位の時間がかかるのですか?」といったことをよく訊かれます。

銅版画には様々な技法があります。そのどれも各々は簡単な仕組みです。ほとんどが18世紀までには方法として完成されています。ただそれを口で説明することはなかなかにむつかしいし、色々な方法についてまとめてキチンと語られても、尋ねた人は却って混乱してしまうでしょう。

「何も描かれていない銅の板から、作品を紙に刷り上げるまでに、1時間もかからないものもあれば、10年以上作り続けてまだ完成していないものもあります。」と制作時間について正直に言っても、質問した人を戸惑わせるばかりです。

今回の銅版画公開制作パフォーマンスは、銅版画のいくつかのテクニックを5枚の銅の板に振り分け、すべて同時進行で作り上げてしまおうというものです。それぞれに異なった技法を用い、その説明・解説をしながら版を作り、最後に完成した作品としてまとめて刷り上げます。

銅版画の各技法と制作プロセス、その途中の作家の苦悩、工夫の様を、一品ずつ出て来るコース料理ではなく、まとめて食卓に並べられる宴会料理のスタイルでご案内致します。


メニュー
エッチングとアクワチント
  シュガーアクワチントの味を加えながら
リフトグランドとディープエッチング
  ミシンオイルとストーンパウダーを使い分けながら
ドライポイント
  ルーレット、ムーレットのエッセンスを足して
ソフトグランド・エッチング
  ソフトグランドにさらにソフトグランドを重ねる試み
銅版画からのコラグラフ ☆スペシャルメニュー
  折って叩いて踏んでから、ガスバーナーで焼いてのちょっと荒っぽい方法(特許申請中)


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上原修一

1963年長野県生まれ。2000年第5回さっぽろ国際版画ビエンナーレ展。2005年第3回山本鼎版画大賞展。2007年PRINTS TOKYO 2007、あおもり国際版画トリエンナーレ2007。2008年11月第4回山本鼎版画大賞展(上田市長賞)。2010年「第7回 大野城まどかぴあ版画ビエンナーレ展」(池田満寿夫大賞)。
オフィシャルサイト:http://uehara3g.com/index.html