「超・日本画ゼミ」グループ展「人・物・画」


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昨年の5月、「超・日本画ゼミ」は新たに美学校に開講しました。美学校に抱くアヴァンギャルドなイメージは心地よい緊張感を伴い、作家として関わりながらも共に学ぶ姿勢があってこそ、必ず何かを発見できる場に成り得ると思っておりました。

美大とは異なる少人数のゼミでこそ可能な授業内容は、素材や技法の研究に始まり、作家・作品研究から読書会、個々の学生によるテーマ別の研究発表等、全員参加型で自主性を重んじる活発な意見交換から成立っています。

この度グループ展を開催することとなりましたが、これは卒業制作展ではありません。敢えてテーマを設定することで、集大成としてではなく、現在考えられる作品としての可能性を、実践を通して確かめる場であるのです。それぞれの作品から発する声の大きさや質は異なっても、全てがここに始まる今の姿なのです。

超・日本画ゼミ 間島秀徳


会 期: 2013年4月13日(土)~29日(月)
時 間: 12:00~20:00
会 場: dragged out studio(ドラックアウトスタジオ)
    東京都中央区日本橋大伝馬町15-3 内田ビル1F
出 展: 穴澤和紗、伊藤律子、佐藤直樹、鈴木晴美、新倉章子、高田沙織、間島秀徳、渡辺千春

※ ギャラリートーク(予約不要・無料)
日時:4月21日(日)18:00〜20:00

間島秀徳(美学校「超・日本画ゼミ」講師)×佐藤直樹(美学校「絵と美と画と術」講師・「超・日本画ゼミ」受講生)×藤川公三(美学校校長)