※定員に達したため24年度5月期の募集は締め切りました。次回の募集は25年度5月期です。
定員:10名
期間:2024年5月〜2025年3月
日時:毎週月曜日 19:00〜22:00
学費:330,000円 教程維持費:11,000円(年額)
開催教室:本校3F
本講座では、グラフィック、デザイン、イラストレーション、美術などの創作における技術の獲得(テクニック)と楽しさの探求(ピクニック)を目的としています。
この講座では、緊張やストレスから遠く離れ、“創る喜び” “壊す快感” “身体感覚” “『偶然』の重要性” と言ったキーワードを中心軸に据え、シンプルながら多様なアプローチを試みます。
人間はリラックスした状態が一番能力を発揮できるとシュタイナーも言っていますが、受講生の方には、この講座を通して自らの内に潜む才能の“原石”を発見してもらえればと思っています。
授業内容(一例)
・テンプレートと定規のみを使って描く風景・人物
・コラージュ
・パースペクティブによる空間認識
・模写
・ZINEの制作
・インプロヴィゼーション(2〜3人のチームで即興的に大きめの支持体に絵を描く)
・画材の実験(同じモチーフを異なる画材で描き、画材の特性を再認識・再発見)
・ブラインドドローイング(目を隠して音楽を聴きながら、音から連想されるイメージを描く)
・3ミニッツドローイング(その場で聞いた言語のイメージを3分間で描く)
・古本、中古レコードのカスタマイズ(神保町で入手した古本、中古レコードにコラージュしたり、落書きしたり、ペイントを施したり、自由な発想でカスタマイズし、世界に一つだけのアートピースを創る)
・インプットとアウトプット(影響を受けた作家を再研究し、その方法論を援用した作品制作を試みる)
など他多々
講師プロフィール
伊藤桂司
1958年東京生まれ。’80年に雑誌 ”JAM” ”HEAVEN” でのデビュー以来、グラフィックワーク、アートディレクションを中心に活動。2001年東京ADC賞受賞。テイ・トウワ、スチャダラパー、キリンジ、バッファロー・ドーター、高野寛、ohana、オレンジペコー、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、イギリスのクラヴェンデール、SoftBank キャンペーン他多数のヴィジュアルを手掛ける。
「四次元を探しに/ダリから現代へ」(諸橋近代美術館)など他数々の国内外展示に参加。個展多数。作品集に『LA SUPER GRANDE』(ERECT LAB.)、『DAYS OF PAST FUTURE』(Alex Besikianとの共著)他多数。京都芸術大学大学院教授。UFG代表。http://site-ufg.com/
講師インタビュー
2021年に開講した「テクニック&ピクニック」。講座では「コラージュ」「古本、中古レコードのカスタマイズ」「カットアップ」「ZINEの制作」などの課題を通じ、創作における技術の獲得(テクニック)と楽しさの探求(ピクニック)を行います。自身の作品制作と並行して、数多くのグラフィックワーク、アートディレクションを手掛けてきた講師の伊藤桂司さんに、ご自身と講座についてお話を聞きました。
友人のコラージュに衝撃を受けて
伊藤 絵は、子どものころから描いていました。まだ字も読めないころに、家にあったジャノメミシンの文字を描いていて、それを見た母親が僕に紙と鉛筆を渡して以来、ずっと絵を描いていたそうです。よくある話ですが、学校の先生から「絵が上手いね」とほめられる子どもでした。でも、絵を描くことと同じかそれ以上に動物が大好きで、小学校の作文では「動物園の飼育員になりたい」と書いたのを覚えています。
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修了展レポート
2022年4月10日から23日まで、神田のTETOKA/手と花で開催された「TEKNIK & PICNIC “視覚表現における創作と着想のトレーニング〜” 美学校 伊藤桂司講座・第1回 修了展 “テクニック&ピクニック”」。会場には、一年をかけて取り組んだ課題を中心に、受講生9名と講師・伊藤桂司さんの作品が並びました。展示の模様と、受講生の声を紹介します。
授業見学お申込みフォーム
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〈絵 画〉
▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
モノ(事柄)を観察し考察し描察します。モノに対する柔軟な発想と的確な肉体感覚を身につけます。それぞれの「かたち」を模索し、より自由な「表現」へと展開する最初の意志と肉体の確立を目指してもらいます。
▷授業日:毎週水曜日 18:30〜21:30
細密画教場では目で見たものを出来るだけ正確に克明にあらわす技術の習得を目指します。この技術は博物画やボタニカルアート、イラストレーションなどの基礎になるものです。
生涯ドローイングセミナー 丸亀ひろや(+OJUN+宮嶋葉一)
▷授業日:毎週木曜日 18:30〜21:30
Drawing「線を引く。図面」などを意味します。美術の世界では、紙などに鉛筆やペン、水彩などで描かれた表現形式を言います。描ける材料ならどのような画材でも持参してください。毎回ドローイングの制作を行います。
▷授業日:毎週土曜日18:30〜21:30(毎月第三週は日曜日13:00〜17:00)
本講座では自立した作家として歩み出せるように、制作実践のための可能性を探究し続けます。内容は基礎素材論に始まり、絵画制作に必要な準備の方法を習得するために、古典から現代までの作品研究等をゼミ形式で随時開催します。
▷授業日: 昼枠 毎週木曜日13:00〜17:00/夜枠 毎週木曜日18:00〜21:00
油絵を中心としながらも、アクリル絵の具、水彩なども含めて幅の広い表現を試みていきながら素材自体も自分で選んで絵を描いていきます。絵を描くのと同時に「私は何故絵を描くのか?」と「どのような絵を描きたいのか?」の両方を考えながら絵に向かっていきましょう。
テクニック&ピクニック〜視覚表現における創作と着想のトレーニング〜 伊藤桂司
▷授業日:毎週月曜日 19:00〜22:00
グラフィック、デザイン、イラストレーション、美術などの創作における技術の獲得(テクニック)と楽しさの探求(ピクニック)を目的として、シンプルながら多様なアプローチを試みていきます。