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レコーディングコース・プレミアム  中村 公輔

レコーディングコース・プレミアム  中村 公輔



定員 12 名
隔週金曜日:午後7時~午後9時30分 ※授業日程には変更の可能性があります。あらかじめご了承ください。
学費:170,000 円 教程維持費:10,000円(年額)


レコーディングコース・プレミアム1

 

録音からミックスまで

音楽作品をデザインしていくための『録音』と『ミックス』の知識とスキルを基礎から学ぶ講座です。音楽作品を創る上で、音の入り口から出口までをトータルで高いクオリティで仕上げられるようになるための技術を身につけていきます。

アコースティック楽器やアンプ録音などマイクの立て方を基本から学び、外部スタジオを使った実践的なレコーディング実習や、ミキシング演習に進みます。

『良い音』の価値観は時代によって移り変わっていきますが、自分の作りたい音がどういうものなのかを知り、意図した音にデザインしていく技術は、流行に関係なく、作品を作り続けるための武器になります。

「自分たちの演奏の録音を自分たちで行いたい」というバンドマンや、宅録作品のクオリティアップを目指したい方、裏方としてバンドの録音やミキシングなど、録音エンジニアリングに携わりたい方までが対象となります。

 

授業内容


2016-04-09 14.00.46

前半:録音編

一年の前半は録音の基本を学びます。

ベーシックなバンド編成を想定して、基本的な音素材を実際に録音しながら、マイクの立て方・マイクの種類による音に違いなど、基本的な音響技術を身につけていきます。微細な音の違いを聴き分けるためのチュートリアルとして、講師の自宅スタジオを利用して、様々なマイクやマイクプリの音質を聴き比べる外部実習も予定しています。

また、夏頃に外部スタジオを抑えてドラム録り実習を実施します。講師の実際の仕事に参加しながら、録音のスキルを身につけていきます。

1) イントロダクション
・概念と歴史
・時代とジャンルによる『音』の違い

2) レコーディング実習
様々な楽器の録音を実際に行っていきます。
・ヴォーカル
・アコースティックギター
・エレキギター
・エレキベース
・マイク&マイクプリ音質比較実習(講師自宅スタジオ使用)
・ドラム(外部スタジオ使用)

 

後半:実践編

後半では、ミックスによって音素材を音楽的に使っていく事を考えていきます。こちらも共通の素材を用いて座学と実践を交えながら授業が進みます。

・フェーダー
・EQ
・コンプ
・空間系

    ほか、集まった受講生のレベルや志向次第で変更の可能性はありますが、以下の内容を予定しています。

・ジャンル別音作り
受講生の志向次第で、ジャンルによって異なる音作りについての授業を予定しています。

音楽において絶対的な正解はありません。ジャンルによっては、『基本編』で学んだ事が時に覆されることもあります。『音楽の特性をつかみ、それを際立たせるにはどうすれば良いか?』ということを学んでいきます。

・受講生自身の作品の向上
既に自分の作品を作られているという方は、自作のクオリティアップに役立ててもらえればと思います。
自身のPCや音源データを持ち込んで頂き、授業時間内にミックスを作り込んでいきます。


 

講師プロフィール


 中村公輔中村公輔
サウンドデザイナーとして、Kangaroo Paw、Bootles、繭、Neina 等の名義で活躍。ミキサー、アレンジャー、エンジニアとしては、入江陽、toe、dill、Natural Punch Dranker、フルカワミキ、AUTOPILOT、REACH、Back Drop Bomb など、ジャンルレスに数多くのアーティストを手がけている。


 

特別授業レポート

理想のマイク&マイクプリを探せ! プロ仕様から宅録まで、音質徹底比較検証


文=中村公輔

2016-04-09 14.24.51

美学校レコーディングコース・プレミアム講師の中村公輔です。

このクラスの最終講義において、筆者の自宅スタジオ”深海スタジオ”にて、マイクやプリアンプの比較視聴を行いました。アマチュアの方は高級機材やヴィンテージ機材を使う機会が少ないので、神格化してしまいがち。また、プロの方もスタジオにコンシューマー機が置いていないので使う機会がなく、どれほどの差があるのか知らない場合がほとんどだと思います。

受講生の皆さんも、自分でそれなりの機材を揃えてはいても、それがプロ用機とどれくらい違うのか、果たしてより良いマイクを購入すべきなのか悩んでいました。しかし、実際に検証する機会は無いので、悩みは堂々巡りするばかり。

そのようなモヤモヤを解消するために、今回の講義を企画しました。

今回の検証作業ではADコンバーターにDigital Audio Denmark ADDA2402を使用。Protools HD8に録音していきました。テストを手伝ってくれたのは、ariel makes gloomyのボーカル”イシタミ”さん。バンドのオリジナル曲「earlydawn(Blue Diary Version)」の一部を使わせていただきました。・・・続きを読む

 

 

講座レポート

自分の耳で聴き、自分の手で作る音楽 ーレコーディングコース・プレミアム


文・写真=木村奈緒

「音楽」と聞くと、演奏や作曲を思い浮かべる人が多いかもしれないが、忘れてはならないのが「レコーディング」だ。ふだん愛聴している音楽が、どれもレコーディングという過程を経て手元に届いていると考えれば、レコーディングは音楽制作に欠かせない要素である。

2013年に開講した「レコーディングコース・プレミアム」 は、Kangaroo Paw(カンガルー・ポー)の名義で活躍するサウンドデザイナーの中村公輔さんが講師を務める。講座は前半と後半に分かれていて、前半は主に録音とミック スの基礎を学ぶ。後半は前半に学んだ基礎スキルを実際の制作に応用して音楽を制作する。一年間受講することで、録音からミックス、マスタリングまでが一通 りできるようになることを目指す。今回は特別に、課外授業の様子をレポートする。

・・・続きを読む

 

 

修了生座談会


文・写真=木村奈緒

美学校には30を超える講座や研究室があり、ジャンルも現代美術・版画・写真・ファッション、演劇・映像……と多岐にわたります。近年は、打ち込み・作曲・レコーディングなど、音楽系の講座も充実しており、音楽を志す人たちも多く集まる美学校。ということで、今回は音楽講座の修了生の方々にお集まりいただき、美学校で音楽を学ぼうと思った理由、現在の活動などについてお話を聞きました。

―まずは、自己紹介をお願いします。

伊永 伊永です。「レコーディングコース・プレミアム」(講師:中村公輔)を受講していました。今はスタジオでレコーディング・エンジニアのアシスタントとして働いています。

瀬尾 瀬尾と申します。2003年に「楽理基礎科」(講師:菊地成孔)を受講していて、そのあとも「魁!打ち込み道場」(講師:numb)やワークショップを受講したりしています。普段はフリーランスでIT系の仕事をしていて、音楽が専門ではないんですけど、仕事の流れで曲を作ったり、楽器のアプリケーションを作ったりもしています。

山下 山下です。「同人音楽」と呼ばれるジャンルの曲を作っていて、コミックマーケットなどでDJ Technorch という名前でCDを売って活動しています。音楽講座が映画美学校にあった2008年ごろ(※1)、映画コースの生徒さんがインディーズ音楽についてのドキュメンタリーを撮りたいということで取材を受けて、その時に「僕が通っている学校に菊地成孔さんたちが講師をしている講座があるんですよ」と教えていただいたんです。菊地さんのお名前は以前から知っていたので、ぜひ習いたいと思って09年から受講しはじめました。・・・続きを読む

 

 

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〈DTM〉
numb

▷授業日:不定火曜日 19:00〜21:30
DTMによる音楽制作を総合的に学ぶ講座です。シンセサイザーの音作りからビート打ち込みテクニック、サウンドをケアするためのミックスダウンに至るまで、自分の音源をプロのクオリティに近づけていくためのスキルを、一年かけて鍛えていきます。

Nakamura Kosuke

▷授業日:隔週金曜日 19:00〜21:30
音楽作品をデザインしていくための『録音』『ミックス』『マスタリング』の知識とスキルを基礎から学ぶ講座です。自分の音楽作品を創る上で、音の入り口から出口までを、トータルで高いクオリティで仕上げるための技術を身につけます。

Yokogawa Tadahiko

▷授業日:隔週月曜日 19:00〜21:30
アーティストとして作品を世に出していくために、自分の表現の幅を広げ、オリジナリティを掘り下げていくためのゼミナールです。自分の作品の強みは何か?アーティストとしての個性を模索しながら、一年かけて自分の作品をまとめたアルバムをつくることが目標となります。