オープン講座「ポピュラー音楽批評」講師:LL教室(森野誠一・ハシノイチロウ・矢野利裕)

2024年6月〜11月



定員:20名
期間:2024年6月〜2024年11月 全6回(+Disocrdによる授業時間外サポートあり)
日時:基本第2日曜日 午後7時~午後9時30分 ※講師の都合により変動する場合もございます
学費:33,000円
開催教室:オンライン+美学校2F教場
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公開ガイダンスとして「リズム&ブルース&ニッポン」を開催。本講座への参考にもぜひご覧ください!

放送時間:2時間13分
※アーカイブでは楽曲再生部分をカットしております。予めご了承ください。

■講義内容
00:04 自己紹介
07:53 分母分子論
13:15 なぜいまR&Bなのか
18:14 R&B(リズム・アンド・ブルース)とは
21:56 日本におけるR&Bのはじまり(1960年代)
38:26 R&B要素の定着と発展(1970年代)
46:53 ディスコ、シティポップ、ブラコン(1980年代)
1:06:12 「ディーバ」ブーム(1990年代)
1:24:56 ゼロ年代以降のR&B(2000年代)
2:00:33 本講座「ポピュラー音楽批評」のご紹介

ポピュラー音楽の聴き方/作り方を学ぶ

この講座では、あなたの好きな音楽について、何か文章を書いてみたい、あるいは作詞や作曲を始めたいといった方を対象に、J-POPや歌謡曲、シティポップなど、過去50年間の日本のポピュラー音楽におけるトレンドや作り手の狙いを学び、音楽の聴き方、語り方の引き出しを増やすことを目指します。

文章執筆や作詞作曲の経験は問いません。未経験者から経験者の方まで幅広く歓迎します。

楽曲のリズムや歌詞、楽曲構成やコード進行の分析を通じて、
ヒット曲がなぜ多くの人の支持を得て、歴史に残る形になっているのか? 
特定の時代にだけ見られたジャンルの背景は? 
現代のJ-POPがこのようなシーンになっているのはなぜか? 
といったことを具体的に考えていきます。

受講される方を対象に事前にアンケートを行い、講座で取り上げるアーティストやジャンル、具体的なトピックを柔軟に決めていきます。

講師の指導のもと最終的になんらかの制作物を提出していただき、講評を行います。制作物は楽曲(の一部)でも歌詞でも批評文でも構いません。
講座から得たものを、それぞれの興味関心や経験に即したかたちでアウトプットしていただきます。

ポピュラー音楽の歴史や構造に興味があり、また、これから音楽作りを趣味にしようとしている方にもおすすめです。

こんな方にオススメ

・音楽ライター志望の方。印象批評ではなく楽曲構造的に切り込むための音楽の読み解き方を学ぶ機会として。
・ざっくりサブカルチャーや文章に興味がある方。自分の興味を自分の手を動かしつつ掘り下げてみたい、という方。
・ポピュラー音楽についてより深く多面的に理解してみたいという方。
・音楽は好きだけど作ったことがない、これから音楽作りに挑戦しようと考えている方。

授業内容

第1回(6/16):総論・自己紹介

第2回(7/14):リズムの歴史(ダンスフロアの50年)‥リズム歌謡〜ディスコ〜クラブ〜義務教育としてのダンス

第3回(8/4):歌詞(洋楽の日本語カバーで作詞に挑戦)‥フォークソング以降の自作自演の時代〜日本語ロック論争〜桑田佳祐の革命〜日本語ラップの影響

第4回(9/15):コード進行‥フォークやパンクの3コード〜カノン進行〜星野源やaikoの特徴

第5回(10/20):すべてのJ-POPはパクリである‥分母分子論・ノベルティソング論・作詞作曲モノマネ

第6回(11/24):受講生による発表・質疑応答

本講座はオンライン+対面授業です

・オンライン授業と数名の対面授業とを同時に実施いたします。地方や国外在住の方もぜひお気軽にご参加ください。
・対面希望者には均等に機会が周りますよう調整させていただきます。
・授業ではZOOMおよびDiscordというチャットアプリを使用します。ご自宅のネット回線の確認やアプリの準備などをお済ませください。
・講師のPC画面を共有しながら解説を行います。
・プライベートが気になるという方はマスクの着用/バーチャル背景などご活用ください。


公開ガイダンスとして行われたオープン講座「J-POPの構造」の模様を無料再配信いたします。
講座の参考にぜひご覧ください!

アーカイブ◆オープン講座「J-POPの構造」 
放送時間:2時間34分

講師プロフィール

LL教室
2015年、構成作家の森野誠一、日本語カヴァー曲研究家のハシノイチロウ、批評家の矢野利裕の3人によって結成されたユニット。
音楽イベントのDJ、ラジオ番組の選曲、J-POPについてのトークイベントを主催するなどの活動をしている。現在、市川うららFMで「LL教室の試験に出ないJ-POP講座」(土曜深夜25時〜)放送中。

森野誠一…構成作家として主に音楽・バラエティ番組を担当。テレビ東京『ゴッドタン』の人気企画「芸人マジ歌選手権」ではマキタスポーツ presents Fly or Dieにベーシストとして参加、「ROCK IN JAPAN FES」「COUNT DOWN JAPAN FES」などにも出演している。「Pop’n music」「太鼓の達人」などのリズムアクションゲームにも楽曲提供。

ハシノイチロウ…「洋楽の日本語カヴァー曲」研究の第一人者として、収集したレコードをブログやラジオなど各メディア上で紹介している一方、酸辣湯麺を食べ歩く活動では『マツコの知らない世界』(TBS)にも出演。

矢野利裕…著書『コミックソングがJ-POPを作った』(P-VINE)、『ジャニーズと日本』(講談社現代新書)などで音楽と芸能について論じている。TBSラジオ『アフター6ジャンクション』『荻上チキ Session-22』などに出演し、ジャニーズ楽曲やコミックソングについて解説など。

お申込み

お申込み前にこちらのオンライン講座受講ガイドラインを必ずご一読いただき、ご了承の上お申込み頂けますようお願いいたします。


「ポピュラー音楽批評」の申し込み受付は6月11日0:00に終了いたしました。有難うございました。

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〈作曲/作詞〉


楽理基礎科 菊地成孔 Kikuchi Naruyoshi

▷授業日:隔週水曜日 19:00〜21:30
楽曲の構造を支える『音楽理論』を学ぶ講座です。魅力的なコード進行が、どのような仕組みで作られているのか?全くのゼロから始め、ポップスのコード分析が可能な可能になるまでのベーシックな音楽理論を学習します。


作曲演習 高山博 Takayama Hiroshi

▷授業日:隔週水曜日 19:00〜21:30
楽曲の魅力の源泉ともいえる『メロディ』を作る技術を学ぶ講座です。才能や偶然で済まされがちなメロディの作り方を体系立てて学び、曲作りのスキルを多面的に身に付けます。短いフレーズをつくることから始め、オリジナル楽曲を仕上げていきます。


歌う言葉、歌われる文字 鈴木博文

▷授業日:第四金曜日 19:00〜21:30
歌い、歌われる「歌詞」について学び、作詞を実践する講座です。講師の実際の仕事を具体例とした作詞メソッドの解説と並行して、作詞課題と添削を行う実践的な講義となります。


実践!自己プロデュースと作品作り 入江陽

▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
「作詞、作曲」および音楽作品を何らかの形で世に「発表する」ことに特化して学びます。 受講生それぞれの技術やスタイルをカウンセリングしながら、各自が最適な形で自分の楽曲を世に出すことを目指します。