年越しBETA展
モバイルアプリをはじめとするデジタル分野では、製品版が正式にリリースされる前の段階のベータ版をユーザーに提供することがよくあります。ベータ版にはバグなどの不具合をテスターに事前に発見してもらうという開発者側の意図がありますが、そもそもの背景として、そこには「バグそのものを楽しむという成熟した文化」があります。完成度よりも新しさを優先する価値観です。
美学校のアートのレシピ現役受講生たちの作品で構成される現代美術 展「Beta」には、そうしたベータ版ならではの「バグだらけだが、実験的」な魅力にあふれています。そうした習作の煌めきをご堪能下さい。
出 展:伊吹、天馬、中川恒、長谷俊之、blender233a、ミタニマキ
会 期:2018年12月30日(日)〜2019年1月5日(土)
時 間:13:00〜20:00(※31日から1日にかけてのみ、大晦日の13時~元日の20時までとなります。それ以外は13時~20時となっておりますのでご注意下さい。)
会 場:美学校 本校(地図)
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
Webサイト:http://beta2018.starfree.jp
《各種催し物》
ミタニマキによるパフォーマンス
「それでも、ことばを使って」※全2回
「漂流編」:日時 12月30日 18時~18時半
「供養編、回想編」:日時 1月4日 18時~18時
※30日はオープニングも兼ねます
12月31日~1月1日
「炊き出し」
投げ銭制。持ち込み大歓迎です。
▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
俗にいう「現代アート」に限らず、音楽、映画、サブカルもアングラも含めた文化全般を視野に入れた講義、ワークショップを実施します。かならずしもアーティストを養成することが目的ではないですが、節々でアートの実践を体験してもらうことで、クリエイティビティー(=創意工夫)の本質を知ることを目指します。