アーティスト・俳優の遠藤麻衣が講師をつとめる「アンビカミング:シャドーフェミニズムズの芸術実践」の新年度が5月から始まります。
開講に先立って、「闇のワークショップ:やみくも版画」を開催します。
デモクラティック&脱スキル&DIYで、感情をそのまま込めることのできる木版画。やったことがなくても、道具を持っていなくても大丈夫です。着のみ着のまま来てください。そして集まった人同士で、好きなもの、政治のこと、不安な夢、やってみたいアイディアなど、いろんなことをおしゃべりしながら、やみくもに版画にしてみましょう。
興味のある方はお気軽にご参加ください。
講 師:遠藤麻衣
日 時:2025年4月23日(水)19:00〜22:00
会 場:美学校 本校 3階(地図)
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
参加費:1,000円(材料費込み)
注 意:インクを使うので汚れてもよい服装でお越しください。
申込み:定員に達したため締め切りました。(4/21)
〈過去に講座内で行ったゲストの〇九一四による版画ワークショップの様子〉
遠藤麻衣(えんどう・まい)
1984年兵庫県生まれ。映像、写真、漫画、演劇などのメディアを横断し、おしゃべりや演技など自らの身体を通じたクィアフェミニスト的な芸術を実践している。近年のグループ展に「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? 」(国立西洋美術館、2024年)、「フェミニズムズ/FEMINISMS」(金沢21世紀美術館、2021年)など。演劇やパフォーマンス出演に第21回AAF戯曲賞受賞記念公演 「鮭なら死んでるひよこたち」(愛知県芸術劇場ほか、2023)や「Stilllive」(ゲーテ・インスティトゥート東京ほか、2019-)。2023年に「Scraps of Defending Reanimated Marilyn」(oarpress)刊行。2018年に丸山美佳と「Multiple Spirits(マルスピ)」を創刊。2021年東京藝術大学美術研究科博士後期課程美術専攻修了。2022年文化庁新進芸術家海外研修制度でニューヨーク滞在。
アンビカミング: シャドーフェミニズムズの芸術実践 遠藤麻衣+ゲスト
▷授業日:隔週火曜日 19:00〜22:00
アーティスト・遠藤麻衣による講座。フェミニズムの領域でも「ネガティブ」で「パッシヴ」な「シャドーフェミニズムズ」に焦点を当てて学んでいきます。クィア・フェミニズム、ソーシャルプラクティスとしての芸術に関心を寄せるさまざまな方の受講をお待ちしています。