1969年に創立した美学校は2019年に50周年を迎えます。1970年に越してきた現在の校舎（テナントビルのワンフロア）とともに、幾度の閉校の危機を乗り越えながらなんとか21世紀にたどり着き、ついに開校して半世紀が経とうとしています。その間、錚々たるアーティストたちが教壇に立ち、卒業生は4000名に達しようとしています。さて、美学校はこの50年をどのように歩んできたのでしょうか？50周年というタミングで一度その歴史を紐解いてみたいと思います。
ですが、紐解くといっても、残念ながら美学校には参照できる資料がほとんど残っていません。（過去の大掃除でかなり処分されてしまったそうです。）「美学校のオーラル・ヒストリー・アーカイブ」では、そんな記録の乏しい美学校の歴史を、美学校関係者をゲストに招いて公開で聞き取りを行ってアーカイブにしていきたいと思います。
第2回では、美学校講師であり音楽コースのコーディネーターを勤める岸野雄一に話を伺います。70年代から断続的に行われてきた美学校における音楽クラスの歴史とおさらいしつつ、2012年から本格的に始動した美学校音楽コースが如何にして成立したか？また、その後どういった活動をしてきたか？という流れを改めて振り返ります。
ゲスト：岸野雄一（音楽コースコーディネーター）
聞き手：長尾悠市（美学校・事務局）
日 程：2018年3月16日（金）
時 間：19:30〜21:00
入場料：無料
申込み：不要
会 場：美学校 本校（地図）
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
主 催：美学校50周年プロジェクト実行委員会
