2015年10月〜2016年3月に美学校で好評を博した「会田誠の月イチぼったくりBAR」が、このたび再開。2ndシーズンも会田さんを聞き役に、ゲストの若手作家等から作品や活動についてお話を伺います。
2ndシーズン最後のゲストは、笹山直規さん。会田さんも参加された「現在戦争画展」のキュレーションや、メキシコに滞在して死体を探すといった死体画家としての活動で、何かと物議を醸している(?)笹山さん。「笹山とは一度話しておきたい」(会田)ということで、このたびゲストにお迎えすることになりました。緊張感が漂う(かもしれない)会田さんと笹山さんのトークをお聴き逃しなく!
ゲストプロフィール
笹山直規(ささやま・なおき)
1981年生まれ、滋賀県在住。2004 年 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業。死体画家・美術ライター・展覧会プロモーターなどとして活動。2005年に「群馬青年ビエンナーレ’05」大賞受賞。主な個展に「死体と美術」(ART SPACE ZERO-ONE、2014)、「大惨事的な鑑賞者」(Frantic Gallery、2012)、主なグループ展に「現在戦争画展」(TAV GALLERY、2016)、「INPACT」(ナオナカムラ、2015)など。
ホストプロフィール
会田誠(あいだ・まこと)
1965年新潟県生まれ。1991年 東京藝術大学大学院美術研究科修了。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐にわたる。小説「青春と変態」(ABC出版、1996 / 筑摩書房、2013)、漫画「ミュータント花子」(ABC出版、1999 / ミヅマアートギャラリー、2012)、エッセイ集「カリコリせんとや生まれけむ」(幻冬舎、2010)、「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」(幻冬舎、2012)など著作多数。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館、2012-13)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、フランス、2014)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(霧島アートの森、2014)、「ま、Still Aliveってこーゆーこと」(新潟県立近代美術館、2015)など。
「会田誠の月イチぼったくりBAR」第12夜
出 演:笹山直規(ゲスト)、会田誠(ホスト)
日 程:2017年3月14日(火)
時 間:19:00〜21:00(開場18:30)
参加費:2000円(1ドリンク+会田誠お手製謎のつまみ付)
定 員:約45名
申込み:不要(当日直接美学校にお越しください)
会 場:美学校 本校(地図)
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
※満席となった場合は、立ち見になる可能性がございます。また、安全を考慮してご入場をお断りする場合もありますので、悪しからずご了承ください。
▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
俗にいう「現代アート」に限らず、音楽、映画、サブカルもアングラも含めた文化全般を視野に入れた講義、ワークショップを実施します。かならずしもアーティストを養成することが目的ではないですが、節々でアートの実践を体験してもらうことで、クリエイティビティー(=創意工夫)の本質を知ることを目指します。
▷授業日:毎週火曜日 13:00〜17:00
作品制作を中心に、現代美術に関する講義を交えて進む講座です。制作を通して、美術作家としてのものの捉え方や考え方も学んでいきます。まず、ゆるやかな方向性をもったカリキュラムを用意します。とにかく、何か作ってみる。そこからスタートです。
▷授業日:毎週月曜日 19:00〜22:00
現代美術においての「映像(動画メディア)」に特化しながら、実際に作品制作を行っていきます。発想の幅を広げ、技術や理論を身に着け、アイデアを具現化していくなかで、映像の魅力や可能性を感じることができるはずです。
▷授業日:毎月第三週の土曜日と日曜日
未来美術家・遠藤一郎による新講座。本当にお前がやりたいことは何なのか。お前の夢を好きなまんまにやれ、わがままに。夢バカ最強宣言。非実力派宣言。最初の一歩。世の中にはへんなやつが必要だ!!
▷授業日:毎週土曜日 19:30〜22:30
現代を様々な角度から考証し、ハミダシ者として表現を創造していくことを目的に授業を進めていきます。キーワードとして、「サーチ&デストロイ」を強く意識していき、学校教育では教えられないことを存分に取り入れながら、強い表現とはなにか?を考え実践していきます。