2015年10月〜2016年3月に美学校で好評を博した「会田誠の月イチぼったくりBAR」が、このたび再開。2ndシーズンも、これまでと同じく会田さんを聞き役に若手作家などをゲストに迎え、作品や活動についてお話を伺います。
第8回目のゲストは、現在、東北芸術工科大学修士課程に在籍中で、2015年には『レペゼン 日本の美術』で第18回岡本太郎現代芸術賞岡本敏子賞を受賞した美術家の久松知子さん。近年では、新宿眼科画廊での個展「喜多方酒樽絵画etc.」や、東京都美術館でのグループ展「東北画は可能か?ー地方之国構想博物館ー」などで作品をご覧になった方も多いのではないでしょうか。当日は山形から駆けつけてくださいます。この機会に是非ご参加ください!
ゲストプロフィール
久松知子(ひさまつ・ともこ)
美術家。1991年三重県生まれ。現在、東北芸術工科大学修士課程日本画領域在籍。山形県在住。近代以降の日本美術史を批評的な視点から捉えた絵画を主に制作している。2015年《レペゼン 日本の美術》で第18回岡本太郎現代芸術賞岡本敏子賞受賞。同年《日本の美術を埋葬する》で第7回絹谷幸二賞奨励賞受賞。主なグループ展に「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2016」(文翔館、山形、2016)「岡本太郎現代芸術賞受賞新作展示」(岡本太郎記念館、東京、2016)「東北画は可能か?―地方之国構想博物館―」(東京都美術館、東京、2015)ほか。https://tomokohisamatsujp.wordpress.com/
ホストプロフィール
会田誠(あいだ・まこと)
1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は国内外多岐にわたる。小説「青春と変態」(ABC出版、1996 / 筑摩書房、2013)、漫画「ミュータント花子」(ABC出版、1999 / ミヅマアートギャラリー、2012)、エッセイ集「カリコリせんとや生まれけむ」(幻冬舎、2010)、「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」(幻冬舎、2012)など著作多数。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館、東京、2012-13)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城、ナント、フランス、2014)、「世界遺産への道!!~会いにいけるアーティストAMK48歳」(霧島アートの森、鹿児島、2014)、「ま、Still Aliveってこーゆーこと」(新潟県立近代美術館、新潟、2015)など。11/30まで「釜山ビエンナーレ2016」に参加。
「会田誠の月イチぼったくりBAR」第8夜
出 演:久松知子(ゲスト)、会田誠(ホスト)
日 程:2016年11月15日(火)
時 間:19:00〜21:00(開場18:30)
参加費:2000円(1ドリンク+会田誠お手製謎のつまみ付)
申込み:不要(当日直接美学校にお越しください)
会 場:美学校 本校(地図)
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
※入場は先着順です。開始時間を過ぎてお越しの場合、満席の可能性がございます。なるべくお席をご用意しますが、見えにくい席になることもあります。また、会場が大変混雑した場合は、安全を考慮してご参加いただけない可能性もございます。予めご了承ください。
▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
俗にいう「現代アート」に限らず、音楽、映画、サブカルもアングラも含めた文化全般を視野に入れた講義、ワークショップを実施します。かならずしもアーティストを養成することが目的ではないですが、節々でアートの実践を体験してもらうことで、クリエイティビティー(=創意工夫)の本質を知ることを目指します。
▷授業日:毎週火曜日 13:00〜17:00
作品制作を中心に、現代美術に関する講義を交えて進む講座です。制作を通して、美術作家としてのものの捉え方や考え方も学んでいきます。まず、ゆるやかな方向性をもったカリキュラムを用意します。とにかく、何か作ってみる。そこからスタートです。
▷授業日:毎週月曜日 19:00〜22:00
現代美術においての「映像(動画メディア)」に特化しながら、実際に作品制作を行っていきます。発想の幅を広げ、技術や理論を身に着け、アイデアを具現化していくなかで、映像の魅力や可能性を感じることができるはずです。
▷授業日:毎月第三週の土曜日と日曜日
未来美術家・遠藤一郎による新講座。本当にお前がやりたいことは何なのか。お前の夢を好きなまんまにやれ、わがままに。夢バカ最強宣言。非実力派宣言。最初の一歩。世の中にはへんなやつが必要だ!!
▷授業日:毎週土曜日 19:30〜22:30
現代を様々な角度から考証し、ハミダシ者として表現を創造していくことを目的に授業を進めていきます。キーワードとして、「サーチ&デストロイ」を強く意識していき、学校教育では教えられないことを存分に取り入れながら、強い表現とはなにか?を考え実践していきます。