文・写真=皆藤将
今日は日本とインド北部のラダック地方をつなぐジュレー・ラダックと美学校の共催企画第二弾「ラダック式「ソーラークッカー」お料理教室~太陽光の力でおいしい料理を~」が開催されました!
美学校の卒業生がジュレー・ラダックの活動を手伝っていることがきっかけとなり、開催することとなったジュレー・ラダックとの共催企画。前回はラダック地方のドキュメンタリー映画の上映会を開催しましたが、今回はラダックでも利用されているソーラークッカーを使ってラダック料理を作っていきます。(ラダックで使用されているソーラークッカーについて詳しく知りたい人はこちらのページをご覧ください。)
ソーラークッカーは太陽光の熱を利用するため、晴天でないと利用出来ないのですが、前日までの天気予報では残念ながら曇りのち雨。これはひょっとしてできないかも、と思っていましたが、何とか晴れ間も見えてソーラークッカーを使うことができました。晴れを呼んでくれた参加者のみなさんに感謝!
今日作ったラダック料理は、スキューという小麦粉を練って野菜やスパイスと煮込んだ料理、ラダック式オムレツ、そしてチャイの三品。まずはみんなでスキューのネタを仕込んでいきます。
小麦粉を練って、ちぎって、一枚ずつお椀型にしていきます。↑
↓今度はそれを、事前に煮込んでいたスープに投入。コトコト煮込みます。
↓屋上では、ソーラークッカーを使ってチャイを仕込みます。シナモン、カルダモン、しょうがを煮ていきます。
写真を撮り忘れましたが、その間にオムレツも出来上がっていたので、それを盛りつけて完成!陶器のお皿がスキューで、紙皿がオムレツと参加者の方の差し入れの蕎麦のフライです。
ラダックやソーラークッカーのお話を聞きながら美味しくいただきました。
食後はチャイで一休み。こちらも美味しくできました☆
チャイを飲みながら、ジュレー・ラダックのスカルマ氏による伝統装束のレクチャーもしていただきました。ラダックでは男性だけでなく未婚の女性もこの服を着ているそうです。参加者に混ざって私も着させてもらいました。
といった感じで楽しい料理教室は終了。
参加者のみなさん、ジュレーラダックのみなさん、ありがとうございました!
今回の企画者の一人で美学校の修了生でもある望月さんは、明日からラダックに半年間滞在するそうです。目的は日本を離れて一度ゆっくりする機会を持つためとのこと。
ジュレー・ラダックでは、定期的にラダックへのスタディツアーを開催しているそうなので、興味のある人はジュレー・ラダックのスタディツアーのページを覗いてみてください。
望月さんは10月に日本に帰国するそうで、帰国後はウールを使った糸紡ぎのワークショップなんかもできたら楽しいですねと話しているので、次回の企画にご期待ください。
ではでは、ジュレ〜!