第4回都美セレクショングループ展「忘れたと思った?」
「アートのレシピ」修了生らによるアートグループ「忘れたと思った?」が、東京都美術館でグループ展「忘れたと思った?」を開催します。是非お出かけください。
会 期:2015年11月26日(木)〜12月6日(日)会期中無休
時 間:9:30~17:30
会 場:東京都美術館ギャラリーA(東京都台東区上野公園8-36)
参加作家:浦元広美、岩崎が、佐久間洸、ヤマユウキ、宮台えりか
マネージャー:木村奈緒
観覧料:無料
詳 細:http://wasuomo.tumblr.com/
《オープニングアクト》
12月4日(金)19:00~20:00
このたび、グループ「忘れたと思った?」は、東京都美術館 ギャラリー A にてグループ展「忘れたと思った?」 を開催いたします。
「忘れたと思った?」は、浦元広美、岩崎が、佐久間洸、ヤマユウキ、宮台えりかの 5 名からなるグループで、 2014 年に東京で結成されました。浦元、岩崎、佐久間、ヤマの 4 名は美学校 の現代美術講座「アートのレシピ」で共に学び、2012年4月には修了展「女のみち -NO WAY, BUT WOMAN-」(美学校 / 東京)を開催。教室、工房、暗室、トイレ……と、 美学校を丸ごと会場にした展示や、現代美術家・松蔭浩之、三田村光土里、会田誠が講評を行った公開講評会が話題となり、会場には多くの人が詰めかけました。
淡々とした男女関係の儚いストーリーを、人形と実写で同時に再現した浦元の映像作品「支配とセ ンチメンタル」などに、会場を訪れた宮台が強い共感を覚えたことから交流が始まり、「忘れたと思った?」結成へと繋がりました。
本展は、グループ結成後はじめての展示になります。メンバーの多くは、医療、商社、デザイン、建築といった異なる分野で社会人経験を経た後に作品制作を始めており、その表現手法も写真、映像、サウンド、彫刻、インスタレーションと多岐にわたります。また、メンバー は個々の作家活動も行っており、近年では「TRANS ARTS TOKYO 2015」(神田 / 東京)、「TENPO de ART 2013」(西荻窪 / 東京)などに参加。ノマドギャラリー「ナオナカムラ」にて個展を開催するなど、精力的に活動を行っ ています。
本展では、東京都美術館が有するギャラリーで最大級の広さを持つ「ギャラリー A」を最大限に生かした展示を行います。天井高約 10m の空間の魅力を引き出すべく、メンバーは会場に何度も足を運び、展示手法・ 照明・音響に至るまで、綿密な計画を立ててきました。地下深く掘られた巨大な「穴」のような空間に、どのような仕掛けが施されるのか。展示期間中の 12月4日(金)には、メンバーによるオープニングアクトも開催されます。是非ご自身の目で目撃していただきたく、お願い申し上げます。