
日本文化史をカウンターカルチャーから読む
コメカ氏とのテキストユニット「TVOD」としての活動に加え、初の単著『「いまどきの若者」の150年史』(ちくまプリマー新書)を刊行したパンス氏による講座を開催。
「カウンターカルチャー」を手がかりに、アート、マンガ、映画、音楽を横断しながら、同時代の政治や社会の動き、さらに海外の潮流も視野に入れつつ、日本の文化史を立体的に読み解いていきます。
講義内容(予定)
第1回
カウンターカルチャーって何?
第2回
戦後派、60年安保、反芸術 1956~1964
第3回
劇画、全共闘、アングラ 1965~1975①
第4回
ロック、雑誌文化 1965~1975②
第5回
パンク、ニューウェイヴ、テクノポップ 1976~1984①
第6回
「80年安保」:おたく・新人類前夜 1976~1984②
第7回
バブル、反管理主義 1985~1994
第8回
サンプリング、悪趣味、インターネット 1995~2004
第9回
SNS、炎上 2005~2019
第10回
パンデミック後 2020~2026
講師・パンスより
「カウンターカルチャー(対抗文化)」とは、1960年代の「西側諸国」を中心に広がった、既存の体制や価値観に対抗しようとした文化運動を指します。
それらは社会運動と結びつきつつ、現在までさまざまな表現の中に影響を残しています。日本にも連動した現象はありましたが、欧米と比べると少し違った道筋を歩んできました。
講義内容に挙げた単語を見る限り、これは「カウンターカルチャー」というよりは「サブカルチャー」の歴史ではないか、と思われるでしょう。
しかし、これらをあえて「カウンター」と位置付けてみることで、歴史を見直すのが本講座の試みです。「このようなムーブメントがあった」「こんな名作が生まれた」といった記録だけではなく、同時代の政治や社会の動きと照らし合わせながら、どのような意義があったのか、もしくはどのような距離感を持っていたのかを考えます。
最初に海外の動向を押さえた上で、主にアート、マンガ、映画、音楽を中心に、それぞれのジャンルを横断しながら、日本の状況を見ていきます。
講 師:
パンス
日 程:
毎月1回日曜日/全10回
第1回・・・6/14
第2回・・・7/12
第3回・・・8/2
第4回・・・9/13
第5回・・・10/11
第6回・・・11/8
第7回・・・12/6
第8回・・・1/10
第9回・・・2/14
第10回・・・3/21
時 間:
各回18:30 〜 21:00
受講料:
一般:38,000円
美学校在校生・卒業生:35,000円
形 式:
対面/オンライン
会 場:
美学校本校4F音楽室
東京都千代田区神田神保町2-20第2富士ビル4F
申込み:
Peatixリンク
アーカイブ動画視聴に関して
講座は毎回アーカイブからもご聴講いただけます。視聴期限は2027年4月30日までとなりますのでご注意ください。【キャンセルにつきまして】
お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。
講師プロフィール
パンス
文筆家・DJ・年表制作者・テキストユニット「TVOD」の片割れ・サブカルチャーや政治経済、社会風俗をまたぎ、1968年から2020年までに生起した膨大な出来事をまとめた『年表・サブカルチャーと社会の50年 1968-2020』を発表。TVODとしての著書に『ポスト・サブカル焼け跡派』(百万年書房)、『政治家失言クロニクル』(ele-king books)、共著に『アジア都市音楽ディスクガイド』(DU BOOKS)がある。2026年、初の単著『「いまどきの若者」の150年史』(ちくまプリマー新書)を刊行。
〈オープン講座〉
◆講師:岸野雄一
▷この講座では、映画における音/音楽の歴史や方法論、その効果を読み解く技術、すなわち『映画の聴き方』を身につけていきます。
授業では講師の所有する膨大な映像アーカイブをプレイバックしながら、20世紀以降の映像の発達史から、21世紀現在にまで繋がる音と映像の発展史を解読し、概念と方法論を体系化していきます。

