
2025年度 美学校 石版画工房展「ようこそ多様性の迷宮へ」を美学校スタジオにて開催します。ぜひご来場ください。
美学校 石版画工房展
「ようこそ多様性の迷宮へ」
版画について考える。
版画は、版の反復利用による複数性の利用にあった。
メディア自体が発達した現代では、コピーは氾濫している。
また、インクの色の良さ・いろいろな紙の素材の使用も可能で、ハイレベルな印刷物を
簡単に手に入れることができる時代である。
こんな中、今、私たちは、何故版画を作るのであろうか?
薬品等を使って化学変化を起すなかなか覚えられない複雑な手順があり、身体を使い、
労力をかけて作品を作るのである。
リトグラフ(石版画)は版種としては、平版印刷である。
凹凸がない平らな版に刷る平版の魅力は何だろう?
○ 描く場での工夫ができる。○版作成の場での工夫ができる。○プレス機を使用して
の刷りの場での工夫ができる。リトグラフに向かい合って、その人なりのいろいろな方法を
見つけることができる。うまくいっても、いかなくても、自分以外の要素である版の介在に
より未知のものに出会う可能性がある。思った以上のことを見ることもできる。
1860年代、エドガー・ドガは、版画表現の多様性に取りつかれ、実験の場であり、
版画にしか得ることのできない効果を追求して、やまなかった。何度も手を加え、直し、
制作法の説明がつかないほど、複雑多岐にわたる表現に達していた。
今、手順を覚え刷る事が出来るようになった私達は、多様性の表現の扉の前に立っている。
そんな私たちの作品を見て下さると、幸いです。
2026年4月
会 期|
2026年4月17日(金)〜4月21日(火)
13:00〜19:00 (最終日17:00終了)
入場無料、予約不要
会 場|美学校 スタジオ(東京都千代田区西神田2-4-6宮川ビル1階(袋小路奥))
出展者|
Alexander Ogilvie、呉 燕、齋藤 幸子、竹内 けい子、長野 典子、方 夢霞、村上 規子
佐々木良枝、増山吉明
▷授業日:毎週火曜日 13:00〜17:00
石や金属の版の上に脂肪分を含んだ画材で、自由に描いたものを版にすることができ、ドローイングや自由な描画、筆やペンで描いた水彩画のタッチを出したり、色を重ねることによって複雑な色合いを出すことができる技法です。
