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超・日本画ゼミ(実践と探求)  間島 秀徳 + 小金沢 智 + 後藤 秀聖

超・日本画ゼミ(実践と探求)  間島 秀徳 + 小金沢 智 + 後藤 秀聖



定員 12 名
毎週土曜日:午後6時30分~午後9時30分(毎月第三週は日曜日午後1時〜午後5時)
学費:330,000 円 教程維持費:10,000円(通額)


日本画

 

日本画を学ぶということは、素材や技法を習得することに留まらず、絵画原理を探究することです。しかしながら現在は、美大での日本画教育が一般的であり、課題から自由制作へ至るカリキュラムは画一化されたものとなっています。

かつて日本画を学ぶ場では、小規模な塾制度の中で日々修練を重ねていました。時代背景こそ異なりますが、現代に応用することは可能なはずです。

本講座では、自立した作家として歩み出せるように、課題に真剣に取り組むだけではなく、さらに実践のための可能性を探究し続けます。具体的には個別の面談に始まり、作画意識の確認をします。その後は毎回講義と実践がスタートすることになりますが、内容は基礎素材論(支持体、描画材、色材等)に始まり、技法や模写についても習得の方法を探っていきます。他には写生や下図などの、絵画制作に必要な準備の方法を習得するために、古典から現代までの作家や作品研究をゼミ形式で随時開催します。

教室での制作時間は限定されますが、不定期に講評会を開催します。ここでは講師が一方的に語るのではなく、作者は作品についてプレゼンを行い、参加者全員がディスカッション形式で意見を述べ合います。

超・日本画ゼミでは、今の時代を作家として生き抜くために、あえて超という言葉を付けました。飛躍のためには徹底した探究が必要です。経験、未経験は問いませんので、やる気のある方は是非参加してください。

間島秀徳

 

授業内容


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【基礎素材論】

  • 支持体(和紙、布、板等)
  • 描画材(筆)
  • 色材(岩絵具、水干、アクリル等)
  • 接着剤(膠、アクリル樹脂等)・墨、硯

【制作(個別面談随時)】

  • 講評会(毎月開催)
  • 写生、下図研究 古典絵画から現代絵画まで
  • 技法(水墨等)
  • 模写(臨写他)
  • 作家研究
  • 作品研究

【客員講師予定】

  • 美術評論家
  • 美術館学芸員
  • 美術史研究者
  • 伝統職人
  • 現代作家

【研修】

  • 美術館、博物館見学
  • ギャラリー研修
  • 筆工房、紙漉き工房見学
  • 古美術研修(国内、海外)
  • 自然研修(海、山)

 

 

過去のゲスト講義


・ゲスト講義レポート「ゼロ年代の日本画クロニクル」ゲスト講師:小金沢智(現講師)
・ゲスト講義レポート「絵具と戦争:絵画材料としての和膠について」ゲスト講師:後藤秀聖

 

講師プロフィール


間島秀徳

間島秀徳

1960年茨城県生まれ。1986年東京藝術大学大学院美術研究科日本画修士課程修了。2000~2001年フィラデルフィア、ニューヨークに滞在。水と身体の関わりをテーマに、国内外の美術館から五浦の六角堂、二条城、清水寺、泉涌寺に至るまで、様々な場所で作品を発表。現在、信州大学教育学部教授。


小金沢智

小金沢智

1982年群馬県生まれ。2008年明治学院大学大学院文学研究科芸術学専攻博士前期過程修了。世田谷美術館非常勤学芸員を経て、現在、太田市美術館・図書館学芸員。日本近現代美術史を専門とし、展覧会の企画や執筆を通して、美術史と現在の表現との接点と接続の可能性を探っている。

 

 

後藤秀聖

1985年福島県生まれ。2014年文星芸術大学大学院博士後期過程修了。日仏合作映画『FOUJITA』(小栗康平監督、2015年公開)美術資料調査・演出助手を担当。絵画制作に従事し、画材の文化史の調査研究を行う。国展絵画部・新人賞、奨励賞を受賞。現在、膠文化研究会、見世物学会に所属。

 

講座レポート

超えるためには深く潜れ―超・日本画ゼミ(実践と探求)


文・写真=木村奈緒

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老いも若きも、公務員もフリーターも、異なるバックグラウンドを持つ人が集まるのが美学校の魅力のひとつだ。美学校はまるで社会の縮図だと言う人もいる。ただ、やはり講座ごとに多少のカラーもしくは傾向はあって、例えば芸術家集団Chim↑Pomのリーダー卯城竜太が講師を務める「天才ハイスクール!!!!」(今期で終了)には野心に燃える若者が多く集まるし、グラフィックデザイナー大原大次郎の「デザインソングブックス」には絵画コースとは違った空気が流れている。

一方、2012年に開講した間島秀徳による「超・日本画ゼミ」には、決まったカラーがない。教場では、プロのアートディレクターと美大生が肩を並べ、職業も年代もバラバラな受講生がともに学んでいる。ひとつだけ受講生に共通しているのは、絵に向かう姿勢、「絵画とは何か」を追い求める「探求」の姿勢だ。 「日本画を学ぶということは、素材や技法を習得することに留まらず、絵画原理を探求することです」と講座紹介文にある通り、絵画について深く掘り下げる受講生の眼差しは一様に真剣である。日本画とは?絵画原理とは?それらを探求した後に、一体なにを「超」えるのか?日々「実践と探求」が繰り返される教場に足を踏み入れた。・・・続きを読む

 

 

講師インタビュー

超・日本画ゼミ講師―間島秀徳


※ 本インタビューは開講前の2012年に行われました。

━━━新しく始まる「超・日本画ゼミ」は、どのような授業になるのでしょうか?大まかな展望を教えてください。

鎌倉で日本画塾という小さな学校をやっていた経験があるので、美大でもやってないことだとか、いわゆるカルチャーセンターなんかで描き方を教えるだけのレベルとは全然違うところまで話を広げてやれたらいいなと思っています。あとはどんな人が来るかによっては、面談をして、個別に制作カリキュラムを組んでもいいですしね。

それとできる範囲で外にも行きたいですね。例えば筆を作っているところがあったらそこに直接行っちゃうとかね。描き方だけじゃなくて、伝統工芸の現場に行って、制作工程はどうなってるんだろうとか、すごい技術で作られているものを見たりとかね。

日本画をやるということは日本画の描き方を学ぶというよりは、素材を学ぶということも含まれると思いますし、それは必ず絵画の原理を考えるきっかけになると思います。・・・続きを読む

 

 

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〈絵 画〉
NabetaTsuneo

▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
モノ(事柄)を観察し考察し描察します。モノに対する柔軟な発想と的確な肉体感覚を身につけます。それぞれの「かたち」を模索し、より自由な「表現」へと展開する最初の意志と肉体の確立を目指してもらいます。

Tajima Toru

▷授業日:毎週火曜日 18:30〜21:30
細密画教場では目で見たものを出来るだけ正確に克明にあらわす技術の習得を目指します。この技術は博物画やボタニカルアート、イラストレーションなどの基礎になるものです。

Miyajima Yoichi

▷授業日:毎週火曜日 18:30〜21:30
Drawing「線を引く。図面」などを意味します。美術の世界では、紙などに鉛筆やペン、水彩などで描かれた表現形式を言います。描ける材料ならどのような画材でも持参してください。毎回ドローイングの制作を行います。

Majima Hidenori

▷授業日:毎週土曜日18:30〜21:30(毎月第三週は日曜日13:00〜17:00)
本講座では自立した作家として歩み出せるように、制作実践のための可能性を探究し続けます。内容は基礎素材論に始まり、絵画制作に必要な準備の方法を習得するために、古典から現代までの作品研究等をゼミ形式で随時開催します。