第6回たくみちゃん杯 + 大谷能生著『〈ツイッター〉にとって美とはなにか』出版記念トークたくみちゃん 大谷能生 ゲスト:矢野利裕

2023年12月10日(日)14:00〜



同じビルのフロアを共有する「美学校」と「PARA」の共催で、美学校での講義を基盤にした著作『〈ツイッターにとって美とはなにか〉』(フィルムアート社)を11月25日に出版する著者:大谷能生とゲスト:矢野利裕のトークと、その後、第六回目となる「たくみちゃん 杯」を開催いたします。


日 程:2023年12月10日(日)
時 間:14:00開場/開始〜夜まで
参加費:ドネーション制
観覧予約:こちらのGoogleフォームから、参加希望の時間帯をお知らせください
     ※当日、ご予約なしでの観覧も可能です
エントリー予約:メールにて受付
        tkm.waza@gmail.com (たくみちゃん)
        件名を「たくみちゃん杯エントリー希望」として
        お名前を明記してメールをください
会 場:PARA神保町・美学校共有スペース
    東京都千代田区神田神保町2-20-12 第二冨士ビル 2階
    https://goo.gl/maps/th8HqeciE7dRfDdK8
    ※会場まではビル内の階段を利用してご来場ください
主 催:たくみちゃん・大谷能生
共 催:PARA・美学校


【タイムテーブル】
14:00〜15:00
『〈ツイッター〉にとって美とはなにか』(フィルムアート社)出版記念トーク
 大谷能生×矢野利裕
 ※新刊販売あり

15:30〜夜まで
第6回たくみちゃん杯
途中休憩あり・入退場自由
転換DJ:大谷能生


たくみちゃん杯とは
参加者が、先攻/後攻のトーナメント形式で交互にパフォームをして、そのあとでたくみちゃんが3分以内に公開で審査をして次ラウンドへの進出者を決めていく、トーナメント形式のイベントです。
毎回、優勝者が決定し、持ち回りの優勝カップが授与されます。
※「パフォーム」とはたくみちゃん杯で使用する、上演単位の呼称です。
https://note.com/takumichan_cup/

今回のルール
一人4分以内の持ち時間でパフォームしてください。
4分経過すると笛で強制的に終了されます。各ブロックの先攻と後攻(1ブロックが3人以上になる場合もあります)が順番にパフォームを終えた後、たくみちゃんが3分以内に次のラウンドへの進出者を決定します。
 
そして全3ラウンドのトーナメント方式で優勝を決定します。最大=決勝に進んだ場合、3回パフォームすることになります。(各回のパフォームの内容は同じでも構いません)
また、第2ラウンドに進めなかった人の中から「希望者の再エントリー」を募ります。
「希望者の再エントリー」は第2ラウンドの最終ブロックとして行い、大谷能生さんの音楽でのダンスバトルとなります。持ち時間は同じく4分間です。(ダンスじゃなくてもよいが、必ず大谷さんが音をつけます)また、通常の第2ラウンド戦も希望者には大谷さんが音をつけます。

レギュレーション
1 会場の現状復帰が不可能または困難となるパフォームはできません。
2 肉体を傷つける行為もできません。
3 会場にいる人の退席を制限する行為もできません。
4 最大音量は、近隣から苦情がこない範囲でお願いします。

観覧者へ
たくみちゃん杯において、パフォームの事前のリハーサルはなく、持ち時間が始まってから何が起こるかが完全には分かりません。
これは、ライブの表現行為が持つ一要素である、場に反応する能力や、その場で何かが生成するということに重きを置いているからです。見る方によっては不快と感じる表現が上演される可能性もあります。退席はいつでもできるよう配慮します。また、全てのエントリー者にルールとレギュレーションは守ってもらいます。


大谷能生(おおたに・よしお)

音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。
主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』[菊地成孔との共著/河出書房新社/2004]、『貧しい音楽』[月曜社/2007]、『日本ジャズの誕生』[瀬川昌久との共著/青土社/2008]、『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』[本の雑誌社/2013]、『平岡正明論』[Pヴァイン/2018]、『平成日本の音楽の教科書』[新曜社/2019]、『ニッポンの音楽批評150年100冊』[栗原裕一郎との共著/立東舎/2021]、『歌というフィクション』[月曜社/ 2023]など。

矢野利裕(やの・としひろ)

1983年生まれ。
作家・DJ。音楽と文学を中心に批評活動をおこなう。2014年、「自分ならざる者を精一杯に生きる」で第57回群像新人文学賞優秀作を受賞。
著書に『コミックソングがJ-POPを作った』(P-VINE)、『ジャニーズと日本』(講談社現代新書)、『学校するからだ』(晶文社)、『今日よりもマシな明日 文学芸能論』(講談社)など。

たくみちゃん

1988年生まれ。
パフォーミングアーツ、美術、演劇など領域横断的に活動する。
複数の人間で同時に何か(オブジェクト)を観る。その際にオブジェクトがどのように表象されるかの個人間での「違い」を源泉として様々な方法で上演を生成する。この表象の違いがあらゆる分断の起源であり、その深淵を覗き込みながら作品をつくることが私たち人間にとって価値を有すると考えている。
2018年より自身が審査員を務め優勝を決めるコンペティション「たくみちゃん杯」を主催する。

最近の発表
[無駄な時間の記録#3](スコア提供)Contrail
[Golden Ah]ダンスハウス黄金4422(Aokid×たくみちゃんとして)
[Uninhabited island – war and body]参加 台湾Zit-Dim artspace
[遺構 I 以降 since then I from now ]参加 石巻市シアターキネマティカ 等
Whenever Wherever Festival 2023 ワークショップ公演発表 SHIBAURA HOUSE
[ー(dash)#2 Rosetta Stone]作・演出・出演 トーキョーアーツアンドスペース本郷
写真=©︎石原新一郎