「日本画」と聞いて、何をイメージされるでしょうか?絵を描く人も観る人もはっきり定義付けできません。
日本画研究者の中でも様々な見解が存在するのが現状です。当然ですが「超・日本画ゼミ」の学生である我々も描きながら、「自分は何を描いているのか」というのは常に問われ続けています。
世界に目を向けると「日本画」というジャンルそのものが認識されていない地域もあります。
しかし「超・日本画ゼミ」で我々は描き続けています。ある学生は日本画を岩絵具、膠、和紙を使って描き続けています。
学びの途中であるから、未知の技法、題材を選ぶ者もいます。また日本という閉鎖された国で連綿と作られた技法、材料の系統づけられた様式美をどう料理するかで悩みながら描いている者もいます。
日常の何気ないひとこまを捉えてその夢や儚い一瞬を描く絵もあります。そしてある者は技法や材料を武器に果敢に対象を追求していきます。それはあたかも作品の空間を自分の作り出す「場」であるかのように、自分の日本画を描いてきました。ぜひその作品たちを楽しんでいただけるよう願って止みません。
出 展:高橋亜希子、ヒョウヒ、黒田美江、コウシセイ、松原環、ロビン、相川光子、篠田貴美子、奥村初穂
会 期:2025年
4月4日(金)13:00〜19:00
4月5日(土)11:00〜19:00
4月6日(日)11:00〜19:00
4月7日(月)13:00〜19:00
4月8日(火)13:00〜17:00
会 場: 美学校 スタジオ(地図)
東京都千代田区西神田2-4-6宮川ビル1階(袋小路奥)
入場無料
トークイベント
4月5日(土)15:00〜(予定)
詳細、最新情報はSNSをご覧ください。
Instagram: @chonihonga_achikochi
▷授業日:毎週土曜日18:30〜21:30(毎月第三週は日曜日13:00〜17:00)
本講座では自立した作家として歩み出せるように、制作実践のための可能性を探究し続けます。内容は基礎素材論に始まり、絵画制作に必要な準備の方法を習得するために、古典から現代までの作品研究等をゼミ形式で随時開催します。