細倉一乃 個展「やり方①口を開けて空を見る」

2025年6月1日(日)〜14日(土)

修了生の細倉一乃さんの個展が6月1日から14日まで日暮里のHIGURE 17-15 casにて開催されます。是非ご来場ください。


細倉一乃 個展「やり方①口を開けて空を見る」

目を閉じた時の残像のような景色は自分だけの世界である。
それは幻想なのか。
感じているのに無いものなのか。
それを物質としてこの世に出現させたら何が起きるのか。
我々は肉体をもって地球に生きている。
観察が困難な対象に物質として肉体を与えることは実態をつかみやすくし、この世では都合の良い面がある。
さらに、この景色は意識するほど鮮明に描かれるようになっている。
過去の鑑賞者の中に同じような体験を思い出す人が多いことからも、便利な世の中で退化していった人の感覚の一つと考えている。
ピンとくる感覚や虫の知らせだって気のせいと流してしまいがちだが本当はその感覚こそが重要なのではないか。
この感覚によってより生きやすくなるのではないか。
本展では作家自らの中に浮かび上がる景色を描いた作品を中心に展示、そこに居あう人々と意識を向け観察を行なってゆく。


会期:2025年6月1日(日)〜6月14日(土)
時間:13:00〜19:00
会場:HIGURE 17-15 cas(東京都荒川区西日暮里3-17-15)
協力:HIGURE 17-15 cas、美学校

入場無料 おこさま歓迎 どちらさまもふらりとお越しください。

Instagram:@_______kazuno_o__o__

「未来美術専門学校」講師の遠藤一郎さん(カッパ師匠)から展示についてのコメントをいただきました。(6/2)

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かずのさんが初めて描いた作品はたしか『原料』
自分でも何を描いているのやらっていってた

だからなんというか
世界最高精度の顕微鏡っていうか
世界最高精度の望遠鏡っていうか
もしかしたら陽子より中性子よりクォークよりもっともっと元々の
やっぱ原料なんだとおもう
からの構成っていうか
からの仕組みっていうか
物質も心も
描いちゃってるのかも
見えないとされてる「こと」

ぼんやりっていうか
PUNKっていうか
かずのさんが絵を描いてくれていてよかったとおもう

ご本人はといえば
全日在廊してるみたいだからいけば会えるってことだよね
物腰やわらかくて存在感エグイっていうか
気立てよくて顔圧ハンパないっていうか
目が飛び出してるとおもう👀

そういう人とそういう絵がみれます

じゃあいこう➡️➡️➡️

カッパ師匠

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