栗原那津子 × 国重奈津子
「芸術漂流教室」修了生の栗原那津子さんと国重奈津子さんによる展覧会が美学校スタジオにて10月27日から31日まで開催されます。ぜひご来場ください。
会 期:2022年10月27日(木)〜10月31日(月)
時 間:13:00〜19:00(27日は17:00〜)
会 場:美学校 スタジオ(地図)
東京都千代田区西神田2-4-6宮川ビル1階(袋小路奥)
プロフィール
栗原那津子
女子美術大学大学院洋画研究領域修士課程修了
今回の展示では、絵を2枚ずつ並べる予定です。1枚目はスナップ写真やセルフポートレートなどを描いた絵、2枚目は、その絵をお絵かきAIアプリで加工した画像を描いた絵です。(お絵かきAIアプリとは、キーワードを入れるとAIが画像を自動生成するアプリです。)画像生成のキーワードには、私たちがモノを見るときに強く影響を受けると考えた、記憶や感情、社会的な状況に関する言葉を使いました。私は思い込みの激しいタチなので、ありのままモノを眺めることはとても困難です。けれど、昨今のニュースを見ていると、歪んだ認識は時に暴力になると感じ、恐怖を覚えます。
モチーフとなる写真を描いた絵と、AIが生成した画像を描いた絵を並べることで、2枚の間にある時間や変形の過程を想像できる作品にしたいと考えています。
国重奈津子
多摩美術大学染織デザイン科染専攻卒業。
この世の全てのものを視覚で捉える時、「在る」とは光に照らされていることだ。
ありとあらゆるものが、光によって「在る」となる。
1日の最後に届く西日は水平に近く、私のところにも届く。
ずっと遠まわりをしてきた。
私たちは、どんなところで生きているのか。 そこにいる。そこに在る情景。
知られたいのか、知られたくないのか
そんな曖昧な時間も西日は照らしだし、存在を浮かび上がらせる。
新型コロナウイルスの感染拡大防止について
感染症拡大防止のため、恐れ入りますがご来場の際は以下のことにご協力いただけますようお願い申し上げます。
- 会場ではアルコール消毒液を設置しております。手指の消毒にご協力ください。
- マスクの着用、手洗い、咳エチケットなど、感染予防にご協力ください。
- 発熱などの風邪のような症状があるときや、体調が優れないときは、ご来場をお控えください。