現在、多くのアーティストが、映像というメディアを表現手段として用いています。そして、映像作品の扱う内容も表現形態も多様化してきました。また、世界各地で開催される大規模な国際展においては、映像作品の占める割合がますます増加の傾向にあります。こうした近年の経緯を、国際展で発表された作品をひとつの指針として振り返りながら、本講座「映像表現の可能性」の特別講義として映像表現の現状について考察します。
北澤ひろみ
恵比寿映像祭ディレクター。ナンジョウアンドアソシエイツにて現代美術の展覧会、プロジェクトに携わる。その後、トーキョーワンダーサイト勤務を経て2011年より恵比寿映像祭のキュレーターを務め、2013年より現職。主な展覧会企画に「森山・新宿・荒木」(東京オペラシティアートギャラリー)、「AniMate。」(福岡アジア美術館/省谷美術館、ソウル)、「安村崇写真展」(パルコミュージアム、以上2005年)、「Melting Point」(東京オペラシティアートギャラリー、2007年)、「Double Fantasy:韓国現代美術展」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2009年)、共同企画に「荒木経惟 小説ソウル物語トーキョー」(イルミン美術館、ソウル、2002ー2003年)などがある。
日 程:2013年11月11日(月)
時 間:19:00〜22:00
講 師:倉重迅、田中偉一郎、阿部謙一
ゲスト:北澤ひろみ
参加費:無料
会 場:美学校 本校(地図)
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
※ 本講義はオープン形式ですので、美学校生でなくてもご参加いただけます。お気軽にご来場ください。