
講 師:東樫、遠藤麻衣
日 程:2025年8月24日(日)
時 間:
12:00〜17:00 棍棒制作実習
19:00〜21:00 棍棒ゼミ「棍棒的方法による環境保全活動」
参加費:
棍棒制作(通常の棍棒)+棍棒ゼミ 6,600円(定員締切)
棍棒制作(大きい棍棒)+棍棒ゼミ 10,000円(定員締切)
棍棒制作(超大きい棍棒)+棍棒ゼミ 50,000円(定員締切)
棍棒ゼミのみ 1,000円
※参加費は材料費込み。当日受付でお支払いください。
注 意:棍棒制作は工具などの用意がなくても参加可能です。エプロン持参か汚れても良い服装でご参加ください。
定 員:棍棒制作12名、棍棒ゼミ30名
会 場:美学校 本校 3階(地図)
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
主 催:山本悠
人生を棒に振れ
2018年「つち式」の創刊以来、「大棍棒展」や「全日本棍棒飛ばし選手権大会」の開催を通じ、奈良県大宇陀は世界の里山文化をリードし続けてきました。
奈良県大宇陀での里山制作を続ける東樫(つち式代表、全日本棍棒協会会長)を美学校に招き、1日限りの特別クラスを開講します。
棍棒制作実習
里山で生み出され、空を飛ぶ棍棒。都市部ではその姿を見ることはかないません。
今回の実習では、都心部の建設工事で切り倒された桜の街路樹を原材料に用います。
道具の持参は不要です。汚れてもよく、動きやすい格好でご参加ください。
〈棍棒的方法〉による環境保全活動
夜間ゼミでは、棍棒制作で疲れ切った身体を休めながら、里山制作者たちが目指す200年後の世界の実像に迫ります。遠藤麻衣(美学校「アンビカミング:シャドーフェミニズムズの芸術実践」講師)との対話形式で、東千茅としても知られる東の過去の著作「人類堆肥化計画」や「つち式」から現在に至るまでの道すじをひもときます。
夜間ゼミのみの受講も歓迎です。
制作実習・夜間ゼミともに定員があるため、受講は先着順となります。ご了承ください。
*「棍棒と里山」より



講師プロフィール
東樫(あづま・かし)
1991年、大阪府富田林市生まれ。2015年、奈良県宇陀市大宇陀に移住。以後、里山生活をおくる。2021年春から人生を棍棒に振りはじめる。里山制作団体つち式代表、全日本棍棒協会会長、棍棒飛ばしチーム大宇陀神殴仏s主将。著書に『つち式 二〇一七』、『つち式 二〇二〇』、『人類堆肥化計画』(創元社)など。
全日本棍棒協会(ぜんにほんこんぼうきょうかい)
棍棒を通じて豊かな里山文化を創造し、人類の心身の健全な発達と明るい社会の発展に貢献「人生を棒に振れ」を合言葉に、棍棒とその材料である樹木、ひいては自然の素晴らしさを伝えながら、多種が共生し豊かで楽しい里山文化の実現をめざし、2021年に里山制作団体つち式を母体として発足。

遠藤麻衣(えんどう・まい)
1984年兵庫県生まれ。映像、写真、漫画、演劇などのメディアを横断し、おしゃべりや演技など自らの身体を通じたクィアフェミニスト的な芸術を実践している。近年のグループ展に「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか? 」(国立西洋美術館、2024年)、「フェミニズムズ/FEMINISMS」(金沢21世紀美術館、2021年)など。演劇やパフォーマンス出演に第21回AAF戯曲賞受賞記念公演 「鮭なら死んでるひよこたち」(愛知県芸術劇場ほか、2023)や「Stilllive」(ゲーテ・インスティトゥート東京ほか、2019-)。2023年に「Scraps of Defending Reanimated Marilyn」(oarpress)刊行。2018年に丸山美佳と「Multiple Spirits(マルスピ)」を創刊。2021年東京藝術大学美術研究科博士後期課程美術専攻修了。2022年文化庁新進芸術家海外研修制度でニューヨーク滞在。
