【4/20】『絵画検討会2016 ~記録と考察、はじめの発言』出版記念トーク「グリッチと絵画の世界解釈」&パーティー




2016年夏に開催した「絵画検討会2016」の本がアートダイバーより刊行されました。

出版を記念し、寄稿者のなかから浦野玄馬さんとgnckさんをお呼びしてトークを行います。
トークタイトルは「グリッチと絵画の世界解釈」。

大きなタイトルに乗って、眼前の小さな話をします。

トーク冒頭は昨年夏に行われた「絵画検討会2016」について話します。
展示をご覧になっていない方にも分かるように写真スライドも用意します。
「絵画検討会2016」的な表現方法については、呼びかけ人である高田とgnckさんが相容れないところです。
本でもそれが如実に表れていますが、そのあたり少し話します。

そののち、「グリッチと絵画の世界解釈」の話にスライドします。
3人それぞれ少し(になるかはわかりませんが)プレゼンし、トークに移ります。
「”デスクトップ型絵画”理論構築のための序論」を寄稿した土屋誠一さんも、沖縄からSkypeにてコメント参加します!

トークだけ、パーティーだけの参加ももちろんOKです。
トークはガチですが、どうぞお気軽にお越しください。おいしい料理とお酒を用意しておきます。
なにはともあれ、乾杯しましょう。

(絵画検討会2016呼びかけ人 高田マル)


日 時:2017年4月20日(木)開場19:00/トーク19:30~/パーティー20:45~
会 場:美学校 本校(地図
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F


《トーク「グリッチと絵画の世界解釈」》
登壇者:浦野玄馬、gnck、高田マル
コメント参加:土屋誠一@沖縄

※入場無料、予約不要
※ライブ中継等はありません

《パーティー》
飲食代:お一人1,500円
本の関係者ほぼ全員集合公開飲み会です。どなたでもご参加いただけます!

※料理協力:志賀春香(はなれ)、まめ(リリパット)

☆会場で本の販売も行います。本の詳細は下記ご覧ください。
http://artdiver.moo.jp/?p=1873

登壇者プロフィール


浦野玄馬
1992年生まれ。言及家。「場所馬場」代表。主な活動として『速度本』(林香苗武との共著、2015年、同人誌として発表)への寄稿がある。

gnck
1988年生まれ。キャラ・画像・インターネット研究。「画像の問題系 演算性の美学」で第15回芸術評論募集第一席。武蔵野美術大学芸術文化学科卒業。主な企画に「JNT×梅ラボ 解体されるキャラ」(2009年)。評論に「創造の欲望をめぐって―キャラ・画像・インターネット―」(2011年)、「ビットマップとインターフェイスの美学」(2013年)。

高田マル
1987年生まれ。美術作家。美学校にて複数の講座を受講。制作を通して「描き」とは何か考えている。絵を描いたり、消したりする。主な個展に「感情確認」(KOMAGOME 1-14 cas、2015年)、「船と人」(HIGURE 17-15 cas、2015年)。「絵画検討会2016」(ターナーギャラリー、2016年)呼びかけ人、参加作家。

■Skypeにてコメント参加

土屋誠一
1975年生まれ。美術批評家・沖縄県立芸術大学准教授。共著書に『日本美術全集19 拡張する戦後美術』(2015年、小学館)、『現代アートの本当の見方 「見ること」が武器になる』(2014年、フィルムアート社)、『現代アートの巨匠』(2013年、美術出版社)など。