【3/20】トークイベント「前衛と現代」ゲスト:芥正彦 聞き手:中島晴矢



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世の中には今、芥正彦が足りない。

1969年、東大全共闘の討論会にて三島由紀夫と激しい論争を繰り広げ、演劇やパフォーマンスなど現在も精力的に活動する演劇家・芥正彦氏と、多くのギャラリーで展示を行い現代美術家として活躍しており、「アルトー24時」(赤坂レッドシアター)などでは三島由紀夫役も演じた中島晴矢氏の二人によるトークイベント「前衛と現代」を、美学校にて開催いたします。
共に表現者として、芥氏の担い続けてきた「前衛」と中島氏の生きる「現代」がどのように交差するのか?
それは美学校という空間で開始の合図もなく行われる「劇」なのかもしれません。
来る3.20、奇しくもローマ帝国第23代皇帝ヘリオガバルスの誕生日に行われる、表現に携わるすべての人間必聴のトークイベント!


ゲスト:芥正彦(俳優、劇作家、演出家)
聞き手:中島晴矢(現代美術家)
司 会:三村達也(ロフトプラスワン)
日 程:2016年3月20日(日)
時 間:19:00~21:00
参加費:1500円(1drink付き)
申込み:申込みは不要です。
会 場:美学校 本校(地図
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F

出演者プロフィール


芥正彦 / あくたまさひこ

芥正彦

1946年生まれ。劇作家、演出家、俳優、舞踏家、詩人。1965年東京大学入学、同年5月『血の婚礼』(F.G.ロルカ作、劇団駒場)初出演。1967年より、藤森黎子とともに劇団駒場を主宰。1969年5月、東大全共闘オーガナイザーとして三島由紀夫を東大駒場に招聘、討論会を行う。三島とのその激論はのちに『三島由紀夫 VS 東大全共闘《美と共同体と東大闘争》』にまとめられる(現在は角川文庫より再刊)。寺山修司と演劇理論誌『地下演劇』を刊行。1978年、ホモ・フィクタス ACT & AOI 劇団結成。劇作家、俳優として数多くの演劇、舞台、映画等に関与する。共著に『三島由紀夫vs東大全共闘 -1969-2000』(藤原書店)等、編書に『地下演劇』、『女優・中島葵』(アルファ・エージェンシー)、『中島葵 全作集 I、II』(兼六館出版)、その他雑誌等への寄稿多数。ハプニング、アート・イヴェント、舞踏を駆使し、《パフォーマンスの時代》を築く。
HP http://www.akutamasahiko.com/index.html

中島晴矢 / なかじまはるや

中島晴矢

1989年神奈川県生まれ。現代美術家/ラッパー(Stag Beat)。法政大学文学部日本文学科卒業、美學校修了。美術、音楽、演劇など、ジャンル横断的にオルタナティヴな表現活動を行う。主な個展に「ペネローペの境界」(TAV GALLERY)、「上下・左右・いまここ」(原爆の図 丸木美術館)、「ガチンコ—ニュータウン・プロレス・ヒップホップー」(ナオナカムラ)、出演舞台に「アルトー24時」(赤坂レッドシアター)、「HEL・GABAL」(草月ホール)、「アルトー24時++再び」(東京芸術劇場)[全て芥正彦演出]、掲載メディアに『美術手帖 2015年 05月号|特集 日本のアート、最前線!!』、連載に「中島晴矢のオルタナティヴ展評!」(Rooftop)など。
HP http://haruyanakajima.com