菊地成孔との活動でも知られる音楽家・文筆家の大谷能生と、アルスエレクトロニカ2003ゴールデンニカ賞受賞などの経歴を持つボイスパフォーマー、吉田アミによるプロジェクト『吉田アミか大谷能生』。
音楽と文学の領域を横断する二人による舞台作品『デジタル・ディスレクシア』が今夏発表されます。
その舞台本番に先立ち、美学校企画による公開稽古を行います。
身体、言語、音楽、映像がどのように舞台作品として構築されていくか?また、そうした複合的な表現を作る『現場』『裏方』はどのように成立しているか?
舞台芸術制作の裏側に立ち会える貴重な機会となります。是非お越し下さい。
日 程:2015年8月11日(火)
時 間:19:00開場/19:30スタート(22:00終了予定)
参加費:open prace(所謂投げ銭形式です。終了後、満足度に併せてお支払いください)
申込み:ページ下部のフォームよりお申込みください。※参加者多数につき締め切らせて頂きます(8/10)
会 場:Editory(地図) 東京都千代田区神田神保町2-12-3 安富ビル2F
※当公演の本番は2015年8月14日に明大前キッドアイラックホールにて開催されます。詳しくはこちら
※予約は先着順です。希望者多数の場合はお申し込みを締め切らせて頂きます。
『デジタル・ディスレクシア』
吉田アミ、か、大谷能生
文筆家/即興演奏家である男女が、書き言葉を舞台上で引き裂き、揺らめかせようとする試み。
吉田アミ(よしだ あみ)
音楽・文筆・前衛家。1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、Utah KawasakiとのユニットastrotwinとSachiko.MとのユニットcosmosのCD「astrotwin+cosmos」がアルスエレ クトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。文筆家としても活躍し、小説やレビュー・論考を発表。著書に「サマース プリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。また7月5日に行われる第19回『TOKYOポエケット』に吉田アミ×虹 釜太郎初の共著詩を発表、新垣隆とのデュオアルバム『N/Y』が話題のバリトンサックス奏者で兄の吉田隆一とバンドが結成&お披露目予定。
大谷能生(おおたに よしお)
1972年生まれ。音楽(サックス・エレクトロニクス・作編曲・トラックメイキング)/批評(ジャズ史・20世紀音楽史・音楽理論)。96年〜02年まで 音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校』や、単著『貧しい音楽』『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批 評を読む』『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』など著作多数。音楽家としてはsim、mas、JazzDommunisters、呑むズ、蓮沼執 太フィルなど多くのグループやセッションに参加。ソロ・アルバム『「河岸忘日抄」より』、『舞台のための音楽2』をHEADZから、『Jazz Abstractions』をBlackSmokerからリリース。映画『乱暴と待機』の音楽および「相対性理論と大谷能生」名義で主題歌を担当。東京デ スロック、中野茂樹+フランケンズ、岩渕貞太、鈴木ユキオ、室伏鴻ほか、演劇やダンス作品への参加も多い。近作は『マームとジプシーと大谷能生』、入江陽 『仕事』(プロデュース)など。2015年6月に初舞台主演作品となる『海底で履く靴には紐がない』(山縣太一作・演出・振付)を上演。
有本ゆみこ(ありもと ゆみこ)
刺繍アーティスト/SINA SUIENデザイナー 1986年奈良生まれ。美大を卒業後、2009年より活動開始。展覧会、コレクションの発表、ワークショップ、マンガ執筆などで活動中 HP:http://sina1986.com
岩渕貞太(いわぶち ていた)
1980年神奈川県生まれ。2005年より、「身体の構造」や「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した振付作品を発表する。2010年から大谷能生や蓮 沼執太など音楽家と共に身体と音楽の関係性をめぐる実験作を継続的に発表。その他にもア二メーション作家・現代美術家など、他ジャンルの作家とのコラボ レーションにも精力的に取り組んでいる。世田谷美術館のエントランス、横浜美術館グランド・ギャラリー、六本木アートナイトでの野外公演など劇場外でも空 間の特性を活かしたパフォーマンスを発表。その他ワークショップの開催など多方面で活躍している。関かおりとの共同振付作品『Hetero』で、横浜ダン スコレクションEX2012「若手振付家のための在日フランス大使館賞」を受賞。急な坂スタジオレジデントアーティスト。アトリエ劇研アソシエイトアー ティスト。 岩渕貞太 身体地図 HP:http://teita-iwabuchi.com/
斉藤洋平(rokapenis/VEJ)
VJ/映像作家。2000年よりrokapenisとしてVJを始める。 大阪・東京のアンダーグランドシーンの重要イベントでVJを務める。 world’s end girlfriend /mouse on the keys/DEDEMOUSE/BLACK SMOKER RECORDSの専属VJ。 テクノ/ロックから前衛音楽まで幅広くコラボレーションやセッションを行う。 VJと平行して大量のミュージックビデオも作成し続ける。 またダンスカンパニーBABY-Qの映像作家として数々の海外公演に参加。2010年より自らのイベントV.I.I.Mprojectも定期的に開催している。
※申し込みは〆切ました