『Money, Trains, and Guillotines: Art and Revolution in 1960s Japan』
出版記念トーク


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2013年に上梓された『Money, Trains, and Guillotines』の著者William Marotti氏をお招きしトークを行います。『Money, Trains, and Guillotines』のタイトルのMoneyは、赤瀬川原平の千円札裁判、Trainsはハイレッドセンターが行った山手線事件、Guillotinesは今泉省彦のイクイップメント・プランを指しており、1960年代の日本の美術と政治について深く考察された内容となっています。

トーク出演者は、Marotti氏の他に、アーティストの嶋田美子氏と中ザワヒデキ氏をお招きします。嶋田氏は昨年から今年にかけてイギリスのJohn Hansard Galleryで開催された「ANTI-ACADEMY」展の共同企画者でもあります。「ANTI-ACADEMY」展では、1960年代の実験的なアートスクールが3校フィーチャーされ、その内の一つとして美学校も大きく紹介されました。また、中ザワ氏は日本の現代美術史にも造詣が深く、日本の現代美術史書として『現代美術史日本篇』を執筆されています。
トークでは、『Money, Trains, and Guillotines』を中心に、「ANTI-ACADEMY」展など話も交えながら、1960年代の日本の前衛芸術について話しを深めていきます。


出 演:William Marotti、嶋田美子、中ザワヒデキ
日 程:2014年4月26日(土)
時 間:19:00〜21:00
申込み:申込みは不要です。直接会場へお越しください。
会 場:美学校 本校 (地図
   東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル 3F