(舞台に立つための)身体と声のワークショップ【ベーシック編】講師:高山玲子、吉田アミ アドバイザー:大谷能生

2024年5月11日(土)


映画を聴く

演じること、演奏すること。プレイヤーとして、あたりまえを見失わないために

役割を与えられ、< PLAY >するときの心がまえと準備はどうすればいい? 
あたりまえにできていたことがある日、ふっとできなくなって、たったの一歩も前に進めなくなる。そんな怖い思いをしたことがありますか?もし、そうなったらどうしようと不安になったことはありますか?

ひとりぼっちの暗い森の中で迷子になってしまわないように、道を照らすあかりや地図を用意しよう。なによりも自分を信じてあげることができるように、人目につくためには人目につかない時間や経験が必要だと思う。何かが立ち上がるまえの日。わたしたちと一緒に予行練習をしてみませんか?

このワークショップでは、プレイヤーにとって、日常的な身体のキープとマインドのベース、共通言語を獲得していくことを目的としています。そのために失敗してもいい実験の場をひらきました。すでに舞台経験のあるかたはもちろん、今後、舞台に立っていきたいと考えているかたにとって、あなたにしかできない「自分」とふたたび出合う場となるように。ウォーミングアップから小さな実験を成功させましょう。


講 師:高山玲子、吉田アミ/アドバイザー:大谷能生
日 程:2024年5月11日(土)
時 間:14:00開場/21:00まで(懇親会含む)
参加費:一般・・・2000円 
    学生・・・1,500円
    美学校在校生/卒業生・・・1500円
定 員:先着10名
申込締切:5月11日(土)13:00まで
開催形式:対面
予 約:こちらのGoogleフォームから、ご予約ください。ご記入いただいた時点で受付完了となります。
会 場:美学校本校2F
    東京都千代田区神田神保町2-20第2富士ビル2F
    https://goo.gl/maps/th8HqeciE7dRfDdK8
    ※会場まではビル内の階段を利用してご来場ください
主 催:虎鶫
共 催:美学校


【タイムテーブル】
14:00〜 開場/準備など
15:00〜 【一部】
     A)身体のメンテナンスとウォーミングアップ(講師:高山玲子)
     B)自分の声の見つけかた(講師:吉田アミ)
17:00〜 【二部】
     C)PLAYする
     ・ひとりで動く
     ・ワンフレーズの台詞を読む
     ・台詞にあわせて動く
     ・誰かと動く
18:00〜 【三部】
     D)講評会
     大谷能生による講評。それぞれの課題と問題をあぶりだし、無意識を言語化する。

🔳留意事項
・動きやすい格好、倒れてもこぼれない容器(ペットボトル、水筒など)のお飲み物をご持参ください。
・進行状況に応じて随時、休憩を挟みます。
・終了後、懇親会(カンパ制)を行いますので奮ってご参加ください。

講師プロフィール

高山玲子(たかやま・れいこ)

京都府出身、東京在住
アーティスト/俳優/体メンテナンス体操講師
東京を拠点に俳優として活動。2016年より、自身や他者の経験や記憶を媒体としたオリジナル作品の演出を開始。 また、ミュージシャン、アーティスト、写真家、エンジニア、デザイナー、評論家など、異業種のアーティストとコラボレーション作品を発表している。 観客、作品、作家のつながりを見つめ直し、相互作用を刺激することで、「今、ここで起きていること」を他者と共有する方法論を模索し、既存の演劇の枠組みを解体・再構築する実験的なパフォーマンスを展開している。
https://decoyamadecoco.wixsite.com/home
写真クレジット/©︎朝岡英輔

吉田アミ(よしだ・あみ)

音楽家。
1990年頃より音楽活動を開始。2003年にソロアルバム「虎鶫」をリリース。同年、アルスエレクトロニカデジタル・ミュージック部門のグランプリにあたるゴールデンニカを受賞。文筆家、批評家としても活躍し、小説やレビュー、論考を発表。著書に「サマースプリング」(太田出版)、小説「雪ちゃんの言うことは絶対。」(講談社)がある。近年、舞台芸術の分野へ活動を広げ、場所や演者の記憶から想起する物語を紡ぎだし、劇作家、演出家としても活躍。舞台美術、音、照明、発話に即興性を取り入れた舞台作品で注目を集めている。
https://amiyoshida.net/

大谷能生(おおたに・よしお)

音楽と批評の活動。サックス/CDJ/PCなどを組み合わせた演奏で多くのバンドやセッション、録音に参加。演劇・ダンス作品など舞台芸術にも深く関わる。
主な著作に『憂鬱と官能を教えた学校』[菊地成孔との共著/河出書房新社/2004]、『貧しい音楽』[月曜社/2007]、『日本ジャズの誕生』[瀬川昌久との共著/青土社/2008]、『ジャズと自由は手をとって(地獄へ)行く』[本の雑誌社/2013]、『平岡正明論』[Pヴァイン/2018]、『平成日本の音楽の教科書』[新曜社/2019]、『ニッポンの音楽批評150年100冊』[栗原裕一郎との共著/立東舎/2021]、『歌というフィクション』[月曜社/ 2023]など。