【play the music プロジェクト 2017】
第二弾は、2015年に行ったArduino+MOZZI ワークショップに続き、The Breadboard Bandの登場!
アナログシンセサイザー音源(VCO)をArduinoからコントロールして、音楽表現を行うワークショップです。
さらに、ArduinoのMozziライブラリを使用したデジタルシンセとの接続にもチャレンジして最終的には簡単なライブ演奏をするところまでを目指し、オリジナルな楽器作りから、それを使った演奏表現までを体験します。
電子回路を使った演奏テクニックを学ぶ
講師を務めるThe Breadboard Bandは、ブレッドボード上の電子回路で電子パーツを差し替えながら演奏するといったパフォーマンスに定評があるアーティスト集団。
今回使用するVCOのモジュールは、2017年8月に開催された「Maker Faire Tokyo 2017」でThe Breadboard Bandが展示販売した、さまざまな音源やエフェクター、音を扱うのに便利な小物などを入手しやすい部品で構成した一連のモジュール群のうちの「VCO」を使用します。 ブレッドボードで使いやすいように5V単電源に対応、小型化されており、非常に扱いやすくなっています。その他のモジュールもワークショップにて試すこともできるようにする予定です。
ArduinoのMozziライブラリを使用したデジタルシンセとの接続には、Arduino shield「mobileBB shield for Mozzi」を使います。
*MozziライブラリはArduinoでオーディオ信号を簡単に扱うためのライブラリです。
最近のアナログシンセサイザーは、インターフェース入力や制御を安定したマイコン等のデジタルで行い、出力音源はアナログでというような方式をとることが多くなっています、その流れに沿った形でアナログVCO+Arduinoを使って、実際に演奏を行うためのはじめの一歩としてのスキルを身につけます。
こんな人にオススメ!
・電子回路を使って自分でオリジナルの楽器を作りたい
・ライブなどの演奏におもしろい要素を取り入れたい
・メディアアート作品などにサウンドの要素を取り入れたい
内容(予定)
・1日目…10/15(10時〜18時)
概要、チュートリアル、デモ発表(プレゼンも可)
Step01 自己紹介/電子音について/シンセサイズの説明
Step02 ロジックIC(74HC14)で音を出す(オシレーター)
Step03 アナログシンセモジュール・VCOの説明
Step04 VCOで音を出す
Step05 Arduinoについて・Arduino から VCO をコントロールして音を出す
Step06 センサや、シーケンサーを使う
Step07 ライブ演奏に向けて、Mozzi(サンプラーやシーケンサー)等との同時使用
Step08 ライブ演奏に向けてのデモ(プレゼン)発表
Step09 2日目に向けてのブリーフィング、質疑など
・2日目…10/29(10時〜18時)
Step01 ライブ演奏のための制作相談・作り込み
Step02 作品発表
【イベント詳細】
講 師:The Breadboard Band
日 程:2017年10月15日、10月29日
時 間:10:00~18:00
定 員:10名
参加費:15,000円(Arduino持参の場合12,000円)
申込み:ページ下部のフォームよりお申込みください。申し込み後、受講料お振込の案内をお送りします。受講料お振込が確認された時点で申し込み完了となります。
会 場:美学校本校(地図) 東京都千代田区神田神保町2-20第2富士ビル3F
【持参物に関して】
※『Arduino IDE』をインストール済みのノートPCを持参ください(必須)。インストールするバージョンについては、受講受付後にお知らせいたします。
※VCOモジュール、ArduinoおよびmobileBB shield for Mozziなど、使用するパーツ類はこちらから提供します。パーツ費用は受講料に含まれますので、お持ち帰りいただいてかまいません。
※ご自身のArduinoを持参することも可能です。その場合は受講料割引となりますので、お申し込み時にご記入ください。なお、対応するボードは『Arduino Uno』となります。それ以外のバージョンの方はご相談ください。