講座の雰囲気を感じてもらうためのスタッフによる授業レポート。
今回は草間敬さんが講師を務める新設講座『アレンジ&ミックス・
新講座『アレンジ&ミックス・クリニック』を体験する
2018年5月期より新設される『アレンジ&ミックス・クリニック』。
その体験版であるプレ講座が2月8日に開催されました。
本講座の講師をつとめる草間敬さんはAA=, 金子ノブアキ, BIGMAMA, [Alexandros]などのメジャー作品を多く手がける一流のエンジニア/アレンジャーで、SEKAI NO OWARIのライヴサポートも務めるかたわら、、ableton Live認定トレーナーの資格を有し、Max for Liveのデバイスを自作するなど非常にユニークな活動を行っています。
「フィルターかけると位相が変わる」←イメージしにくいかな、と思って画像作ってみました。50Hzのパルス波にProTools EQ3で137Hz, 46HzのLPFをかけました。ゼロクロス点がずれているのが分かります。もちろん遅延補正はONでバウンスしてます。 #mix考 pic.twitter.com/4i5VkIdY6h
— 草間 敬@段階的に自粛解除 (@KeiKusama) July 9, 2017
Twitterでも不定期でミックスに関するツイートを発信。詳しくは#mix考タグにてチェックを。
本講座では少人数のゼミ形式だが、この日はプレ講座ということで大人数のセミナー形式での授業となった。
『自分の音楽』を向上させるために必要なスキルは何か?
今回の大型アップデートはabletonユーザー垂涎の機能が多
それよりも、
ゴールをイメージし、そこから逆算して手を動かそう
一通り説明が終わったところで実際に手を動かしてもらう時間へ進みます。
参加者の間を周り、適宜アドバイスをしていく草間さん。
後半はMax for Liveの説明へ。
技術的ハードルの高いMax for Liveをしっかりレクチャーするにはさすがに今回のプレ講座だけでは到底ムリですが、「自分の音楽にどのように取り入れていくか?」というエッセンシャルな部分を抑えることができたのではないかと思います。
本講座もよろしくお願いします
今回のプレ講座の内容は本講座に直接的にリンクするものではありません。
春からの『アレンジ&ミックス・クリニック』ではしっかりアレンジとミックスについてのレクチャーとなりますので、ableton Live以外のソフトを用いている方もぜひご検討ください。
とはいえ、『技術を自分の楽曲に対してどう活かしていくか』という根本となるコンセプトは今回のプレ講座においてもしっかり提示していただけました。
専門学校での講師やセミナーでのレクチャー経験も豊富な草間さんですが、今回の新講座では、単に講師/生徒的な一方的なレクチャーだけでなく、美学校ならではの近い距離感での受講生とのやりとりに自らも刺激を受けていきたいという旨を語ってくださいました。
一年間がっつり学んで見たいという方はぜひご検討ください。
▷授業日:隔週木曜日 19:00〜21:30
音楽作品のクオリティを決定する重要なファクターである『アレンジ(編曲)』 と『ミックス』を中心に学びます。時代を問わず必要な普遍的な基礎スキルから、より実践的な現在進行形のスタイルに至るまで、各自の音楽作品をより良い形でプレゼンテーションするための技術を身につけます。