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【5月〜3月】オープン講座「描く日々 番外編〈人を描く〉」講師:佐藤直樹

【5月〜3月】オープン講座「描く日々 番外編〈人を描く〉」講師:佐藤直樹




月に1回(8月4月除く)、年間を通して合計10回、様々なモデルを呼び「人を描く」時間をつくることにしました。「人を描く」という行為は、長い美術の歴史の中でそれなりの蓄積を有しています。まっさらな目で、何の先入観も持たず、あらゆる意味で初めてのことのように、描かれる対象としての「人」に向かい合うことができるのかと言えば、そう簡単には行きません。美術大学の受験のためであったり、職業的な必要からであったり、趣味としてであったり、といった目的を明確にした「人物デッサン教室」のようなものであれば多数存在しています。が、ここでは「人を描く」ことそれ自体を目的に、その経験は共有しつつも、参加者が能動的に学ぶ場であってほしいと思います。

思い起こせば、2010年に亡くなられた初代校長・今泉省彦による「デッサン会」もそのようなものでした。女か男か、ヌードか着衣か、静止か動態か、といった区分けよりも、ただそこにいるその人を描く。描こうとする。一般的に「デッサン」は「素描」「ドローイング」とも呼ばれ、「絵画」「本画」「ペインティング」と区別されています。しかし、この際それはどうでもいいと考えることにしましょう。今泉の著書『ビッグ・パレード』(1983)の帯には、尾辻克彦(赤瀬川原平)による以下のようなテキストがあります。

「永遠の男の子今泉省彦は、永遠のデッサン家である。人生にもデッサンだけを残す覚悟で、キャンバスその他の大仕掛けの絵の具類は持ち歩かない。素手で歩いた満州平野と武蔵野の跡にはデッサンだけが浮かび上がる。それが何のためのデッサンかと思うところで、いささか無気味にさせられる本である。」

無気味な会にするつもりはありませんが、今泉省彦の教室が実りあるものだったように、他では代え難い時間にしてもらえることを願っています。

佐藤直樹


講 師:佐藤直樹
期 間:2021年5月〜2022年3月[8月を除く毎月1回・全10回]
開催日:毎月第2木曜日(定員締め切り)、第4木曜日(追加開催)
時 間:19:00〜22:00
受講料:40,000円
定 員:8名
申込み:現在追加開催の第4木曜日回のみ申込みを受け付けております。以下のフォームからお申込みください。受講料のお支払いのご案内をお送りします。(3/8)
会 場:美学校 本校(地図
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F

《概要》
 - モデルのデッサン(年齢国籍性別等問わずヌードまたは着衣)
 - 休憩を挿みながら複数ポーズ(途中で場所を移し構図を変える等は自由)
 - 画材は自由。描き方も自由です。

《持ち物》
 ・支持体(紙やスケッチブックなど)
 ・描画材(鉛筆・色鉛筆、コンテ、木炭、ペン、絵筆など)
 ・フィキサチーフ(描いた絵を定着させるため必要に応じて)

《参加にあたってのお願い》
デッサンの間(休憩時間含む)は携帯電話、スマートフォンの使用を禁止します。やむをえず使用する場合は、部屋から出ていただくか、時間外にお願いします。

 

講師プロフィール


佐藤直樹佐藤直樹

1961年東京都生まれ。北海道教育大学卒業後、信州大学で教育社会学・言語社会学を学ぶ。美学校菊畑茂久馬絵画教場修了。肉体労働から編集までの様々な職業を経験した後、1994年、『WIRED』日本版創刊にあたりアートディレクターに就任。1998年、アジール・デザイン(現アジール)設立。2003~10年、アート・デザイン・建築の複合イベント「セントラルイースト東京(CET)」プロデュース。2010年、アートセンター「アーツ千代田 3331」立ち上げに参画。2012年、アートプロジェクト「トランスアーツ東京(TAT)」参加を機に絵画制作へと重心を移す。サンフランシスコ近代美術館パーマネントコレクションほか国内外で受賞多数。札幌国際芸術祭2017バンドメンバー。3331デザインディレクター。多摩美術大学教授。著書『無くならない─アートとデザインの間』(晶文社)、画集『秘境の東京、そこで生えている』(東京キララ社)、展覧会図録『佐藤直樹 紙面・壁画・循環─同じ場所から生まれる本と美術の話』(美術出版社)など。http://satonaoki.jp/

 

 

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当校では感染拡大防止のため以下の対策を行っております。恐れ入りますがご来校の際はご協力いただけますようお願い申し上げます。

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  • アルコール消毒液を設置しておりますので手指の消毒にご協力ください。
  • マスクの着用、咳エチケットなどにご協力ください。
  • 発熱などの風邪のような症状があるときや、体調が優れないときは、来校・出席をお控えください。

 

 


〈絵 画〉


造形基礎Ⅰ 鍋田庸男 NabetaTsuneo

▷授業日:毎週土曜日 13:00〜17:00
モノ(事柄)を観察し考察し描察します。モノに対する柔軟な発想と的確な肉体感覚を身につけます。それぞれの「かたち」を模索し、より自由な「表現」へと展開する最初の意志と肉体の確立を目指してもらいます。


細密画教場 田嶋徹 Tajima Toru

▷授業日:毎週水曜日 18:30〜21:30
細密画教場では目で見たものを出来るだけ正確に克明にあらわす技術の習得を目指します。この技術は博物画やボタニカルアート、イラストレーションなどの基礎になるものです。


生涯ドローイングセミナー 宮嶋葉一+OJUN+丸亀ひろや Miyajima Yoichi

▷授業日:毎週木曜日 18:30〜21:30
Drawing「線を引く。図面」などを意味します。美術の世界では、紙などに鉛筆やペン、水彩などで描かれた表現形式を言います。描ける材料ならどのような画材でも持参してください。毎回ドローイングの制作を行います。


超・日本画ゼミ(実践と探求) 間島秀徳+小金沢智+後藤秀聖 Majima Hidenori

▷授業日:毎週土曜日18:30〜21:30(毎月第三週は日曜日13:00〜17:00)
本講座では自立した作家として歩み出せるように、制作実践のための可能性を探究し続けます。内容は基礎素材論に始まり、絵画制作に必要な準備の方法を習得するために、古典から現代までの作品研究等をゼミ形式で随時開催します。


描く日々 佐藤直樹+中村寛 Sato Naoki

▷授業日:毎週木曜日19:00〜22:00
とにかく描きます。そういう講座です。でも「描く」ってどういうことでしょう。時代や場所によっても異なります。この講座ではそこのところをできるだけ広げて考え、実践し、各自の力にしてもらいたいと思います。