【12/6】Vernacular Organizers Session 00 これからのオルタナティブ



VernacularOrganizers


美術館の閉館、展示作品の撤去、オリンピックをめぐる諸問題。私たちが抱える問題の多くは多義的であり、それらは誰かの一方的な教示を待って解決するものではないはずです。そこには安直な分り易さではなく、活発なコミュニケーションが必要ではないでしょうか。

Vernacular Organizersは固定のメンバーによる団体ではなく、表現の場を興す人々の討議の場となるものです。様々なSessionを重ねることで、共生のためのネットワークの構築を目指します。

初回は、カタ/コンベ、DESK/okumura、あをば荘、KYODO HOUSEの主催者を招き、それぞれのスペースの創設に至る経緯や活動についてお話を伺います。

これらの活動の基盤には「住居」や「アトリエ」という自らの生活に根ざしたリズムが流れています。それは例え小規模であっても今後の文化を担うサスティナブルな活動の萌芽ではないでしょうか。これらの事例を元にこれからのオルタナティブ・スペースの展望を照らし出していく一歩を踏み出します。

◎Vernacular Organizersについて
Vernacular Organizersは固定のメンバーによる団体ではなく、表現の場を興す人々の討議の場となるものです。今後も様々なSessionを重ねることで、共生のためのネットワークの構築を目指します。


登壇者:近藤ヒデノリ(KYODO HOUSE)
    TYM344(カタ/コンベ)
    新井五差路(カタ/コンベ)
    奥村直樹(DESK/okumura)
    佐藤史治(あをば荘)
日 程:2015年12月6日(日)
時 間:18:00~
参加費:500円
申込み:申込みは不要です。
会 場:美学校 本校(地図
    東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
主 催:Vernacular Organizers
協 力:美学校
企画・司会:青木彬

プロフィール


近藤ヒデノリ
クリエイティブディレクター/編集者。博報堂にてヤフー、コカコーラなど企業や自治体のブランディングを行う他、ウェブマガジン「TOKYO SOURCE」「湯道」など草の根の文化活動を行っている。2015年6月に「Art of Living」をテーマに地域に開いた自宅兼シェアスペース「KYODO HOUSE」を開始。共著/編著に『都会からはじまる新しい生き方のデザイン-Urban Permaculture Guide』『水と土の芸術祭カタログ』『混浴温泉世界—場所とアートの魔術性』『これからを面白くしそうな31人に会いに行った』等 http://hidekon.hatenablog.com/

TYM344(ティ―・ワイ・エム・スリー・フォー・フォー)
美術家、漫画家。 「​絵を描くこととは、決定された画像をつくること」として、道路標識から秩父連山まであらゆる不動物を手本にして、二値化された非・動画的な絵画を目指す。
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現代における絵画の絵画性とか、古くさいことを考えています。
http://www.tym344.com/

新井五差路
1986年生。早稲田大学第一文学部卒業。現在、東京都在住。
抽象概念を現実に表出させようとした時のぶれやゆがみへの興味、自然が造形するフォルムへの関心などを軸に写真作品を制作。
2012年より中野区新井のシェアスタジオ カタ/コンベを共同運営。
http://araigosaro.tumblr.com/profile

奥村直樹
1989年生。岐阜県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。 
2015年2月ぐらいから自宅にてアーティストランスペース「DESK/okumura」運営中。
現在あをば荘にてアーティストインレジデンス中。2016年2月個展予定。
http://ki4four.wix.com/deskokumura

佐藤史治
1989年奈良県生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科を修了後、都内の某文化施設に勤務。個人としても作家活動を行なう一方で、佐藤史治+原口寛子としても精力的に制作・発表している。2012年からオルタナティブスペース「あをば荘」を墨田区に設立し、住人として企画・運営に携わる。また、その裏にある物件で2014年からシェアスタジオ「ドマトトコ」も始める。みずがめ座。
http://satouharaguchi.tumblr.com/

司会 青木彬
1989年生。東京都出身。首都大学東京インダストリアルアートコース芸術学研究室卒業。在学中に様々なアートプロジェクトの企画・運営に携わる。メインストリーム/オルタナティブを問わず、横断的な表現活動の支援を目指す。これまでの企画に「うえむら個展 ここは阿佐ヶ谷」、「特別講座 美術館は静かにどこへ向かうのか」がある。現在はTAV GALLERYのキュレーターとしても活動中。
http://akiraoki.tumblr.com/