現代アートの勝手口 修了展「ゴールデンタイム」

2025年4月18日(金)〜21日(月)



現代アートの勝手口」の修了展が美学校本校と美学校スタジオにて開催されます。ぜひご来場下さい。


キュレーション:オオイシ、玉田大和、松本アリヤ
出展者:赤塚イミ、榎木陽子、オオイシ、氷見こずえ、すよ、玉田大和、ナカヤマナミ、西﨑甚明、松本アリヤ、山田有佳
会 期:2025年4月18日(金)〜21日(月)
時 間:14:00〜20:00
会 場:
 美学校 本校3階・4階(東京都千代田区神田神保町2-20第2富士ビル3F、4F
 美学校スタジオ(東京都千代田区西神田2-4-6宮川ビル1階(袋小路奥)

イベント
公開講評会 4月19日 15:00-18:00(会場:美学校本校3階、4階、美学校スタジオ)
講師:齋藤恵汰、中島晴矢
ゲスト:大岩雄典

フライヤーデザイン
森川瑳久

ステートメント

毎週金曜日の19時から22時。この時間に開かれる「現代アートの勝手口」には、第6期となる今年度、例年以上に多様な背景を持つ受講生が集まりました。職業も年齢もライフスタイルも異なる12名が一つの教室に集い、現代美術を学ぶこの時間は、まさに”ゴールデンタイム”と呼ぶにふさわしい時間でした。
テレビの”ゴールデンタイム”は、家族を居間に集め共通の体験を生み出していました。年齢や性別、ライフスタイルが異なる家族が、同じ空間に集まり同じ映像を共有する、そうした光景がかつてのお茶の間の姿でした。

しかし、近年ではネット配信の普及により、リアルタイムでのテレビ視聴は減少し、テレビ番組自体を視聴しない人も増えています。私たちの体験や価値観は格段に多様化し、分散化が進んでいます。
このような状況だからこそ、毎週金曜日の19時から22時に美学校へ集い、お互いに顔を合わせて時間を共有することは、現代における”ゴールデンタイム”といえるのではないでしょうか。「勝手口」は、現代の私たちが新たな“お茶の間”へと続く入り口なのかもしれません。


現代アートの勝手口 齋藤恵汰+中島晴矢 現代アートの勝手口

▷授業日:毎週金曜日 19:00〜22:00
「現代アートの勝手口」は、この20世紀を総崩れにした30年の後に、改めて勝手に現代アートをやろうという集まりです。私たちは広く深く種々の形式を取り扱います。知的好奇心の赴くままに一緒に遊べる人と、これからの遊び方を再発明したいのです。この講座を通し、三河屋のようにひとの勝手口から勝手に出入りして、その勝手を盗み合えるひとたちと出会えれば幸いです。